日本の文学賞

← ホームに戻る

谷 俊彦

たに としひこ

Tani Toshihiko

ペンネーム: 清沢治イラスト発表時の別名義

プロフィール

性別
男性
生誕
1921-11-23 (東京都麹町)
死没
2011-10-07 89歳
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
画家, イラストレーター
活動期間
1945年〜2011年
所属
日本美術家連盟, 日本児童出版美術家連盟
所属団体
日本美術家連盟, 日本児童出版美術家連盟

学歴

川端画学校
国: 日本
川端画学校卒業

受賞歴

第14回小学館絵画賞
主催: 小学館
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: おおきなくまさん

    『おおきなくまさん』は、谷俊彦が小学館児童出版文化賞の特別賞対象として記録されている作品である。谷の児童書挿絵に見られる親しみやすい造形を背景に、大きなくまの存在感を通じて子ども向けの絵本表現を示した作品と位置づけられる。

    大きなくまの姿を軸に、子どもに向けた温かな絵本表現を伝える作品。

    くま児童絵本挿絵特別賞

作品

代表作

時をかける少女(書籍挿絵)

1967年 児童文学挿絵

筒井康隆の小説『時をかける少女』などの書籍に挿絵を提供。青年期の感情や不思議な出来事を繊細なタッチで表現した挿絵が知られる。

時間青春幻想

海底の魔術師(江戸川乱歩・少年誌挿絵)

1955年 挿絵(少年誌)

江戸川乱歩作品の少年誌向け挿絵。戦後まもない児童誌で活躍した代表的な仕事のひとつ。

探偵冒険

すみれの怪人(西條八十・少女誌挿絵)

1956年 挿絵(少女誌)

少女クラブなど向けの挿絵作品。柔らかな線と温かみのある色使いが特徴。

少女ロマンス

全著作

  • 時をかける少女(挿絵)
  • 海底の魔術師(挿絵)
  • すみれの怪人(挿絵)

作風・主題

文体
装飾的で整った線描油彩と挿絵のタッチを融合させた画風
頻出モチーフ
子どもと青春幻想的な要素温かみのある色彩

健康

  • 肋膜の疾患
    幼年期から30歳頃まで(伝記的記述による)
    体力が不安で徹夜を避け、長時間睡眠を確保するなど制作活動の節制を行ったが、締め切りは必ず守った。

評価・遺産

戦後の児童誌・児童書の挿絵において重要な役割を果たした画家・イラストレーター。特に『時をかける少女』の書籍挿絵で広く知られ、油彩と挿絵の共通する繊細な画風が評価される。

関連学会

  • 日本美術家連盟
  • 日本児童出版美術家連盟

大衆文化への影響

  • 『時をかける少女』の書籍版イラストで知られ、同作の知名度向上に寄与した。

豆知識

  • 肋膜の疾患のために若くして長く生きられないと言われた過去がある。
  • 常に日に9時間の睡眠時間を確保し、徹夜はしなかった。
  • どんなに良い仕事でも受けられないことがあり「駆け出しのくせに」と編集者に言われたことがあるが、締め切りは必ず守った。