日本の文学賞

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トニイ・ヒラーマン

トニイ・ヒラーマン

Tonii Hiraaman

別名: Anthony Grove Hillerman / Tony Hillerman
ペンネーム: トニー・ヒラーマン処女作『祟り』では「トニー・ヒラーマン」と表記された筆名

プロフィール

性別
男性
生誕
1925-05-27 (オクラホマ州 セイクリッドハート)
死没
2008-10-26 (ニューメキシコ州 アルバカーキ) 83歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語

経歴

職業
作家, ジャーナリスト, 教育者
活動期間
1970年〜
影響を受けた人物
アーサー・アップフィールド

受賞歴

エドガー賞(長編賞)
1974
対象作品: 死者の舞踏場
主催: アメリカ探偵作家クラブ
結果: 受賞
エドガー賞(処女長編賞)
1971
対象作品: 祟り
主催: アメリカ探偵作家クラブ
結果: ノミネート
エドガー賞(長編賞)
1972
対象作品: (邦題なし)
主催: アメリカ探偵作家クラブ
結果: ノミネート
アンソニー賞(長編賞)
1988
対象作品: 魔力
主催: バウチャーコン(Bouchercon)
結果: 受賞
マカヴィティ賞(長編賞)
1989
対象作品: 時を盗む者
主催: Mystery Readers International
結果: 受賞
ネロ・ウルフ賞
1991
対象作品: コヨーテは待つ
主催: (訳出なし)
結果: 受賞
アメリカ探偵作家クラブ 巨匠賞
1991
主催: アメリカ探偵作家クラブ
結果: 受賞
マカヴィティ賞(評伝部門)
1992
対象作品: Talking Mysteries
部門: 評伝部門
主催: Mystery Readers International
結果: 受賞
スウェーデン推理作家アカデミー賞 グランドマスター賞
1993
主催: スウェーデン推理作家アカデミー
結果: 受賞
アンソニー賞(アンソロジー/短編集部門)
1995
対象作品: The Mysterious West
主催: バウチャーコン(Bouchercon)
結果: 受賞
アンソニー賞(評論/ノンフィクション賞)
2002
対象作品: Seldom Disappointed
主催: バウチャーコン(Bouchercon)
結果: 受賞
アガサ賞(生涯功労賞)
2002
部門: 生涯功労賞
主催: マステリー関係団体
結果: 受賞

受賞・候補エディション

アンソニー賞 1回登壇
  1. 受賞作: 魔力

    『魔力』はトニイ・ヒラーマンによる受賞作です。受賞時に評価された主題、語りの調子、人物や場面の立ち上げ方を通じて、作者の関心が凝縮された作品として読むことができます。

    『魔力』は、受賞時に注目された表現の核を手がかりに読み解きたい作品です。

    ミステリー人物心理謎解き
  1. 受賞作: 時を盗む者

    『時を盗む者』は、トニイ・ヒラーマンによる受賞作で、題名が示す人物・場所・出来事を手がかりに、人間の選択や時代の空気を描く作品である。物語性のある作品では登場人物の関係と転機を、評論・ノンフィクションでは対象への観察と論点の積み重ねを軸に読ませる。

    『時を盗む者』は、受賞時代の問題意識と著者の視線が交差する一作である。

    時代と個人記憶社会人間関係
  1. 『コヨーテは待つ』は、トニイ・ヒラーマンのナバホ警察小説。警官殺しの事件を起点に、ジム・チーとジョー・リープホーンが、土地の記憶、伝承、個人の罪をたどる。

    燃えるパトカーの事件から、ナバホの土地に眠る過去が静かに浮かび上がる。

    312ページ
    ミステリナバホ警察土地の記憶文化と犯罪

作品

代表作

祟り

1970年 推理小説(ナバホ・シリーズ)

ナバホ・ネイション警察のジョー・リープホーンが登場するシリーズの第1作。南西部の風景とナバホ文化を背景にしたミステリ。

南西部の風景ナバホ文化伝統と近代化の衝突
翻訳
  • 祟り(角川文庫 他)

死者の舞踏場

1973年 推理小説(ナバホ・シリーズ)

リープホーンが関わる事件を描いたシリーズ第2作。ナバホの儀礼や文化と警察捜査が絡む物語で、エドガー賞長編賞を受賞。

儀礼と殺人文化の理解捜査過程の描写
翻訳
  • 死者の舞踏場(早川書房 翻訳)

魔力

1986年 推理小説

ナバホの呪術伝承(スキンウォーカー)を巡る事件を描く人気作。

呪術伝統と犯罪文化的誤解の克服
映像化・舞台化
  • [映画] Skinwalkers (2002)

全著作

  • 祟り(The Blessing Way)
  • 死者の舞踏場(Dance Hall of the Dead)
  • 魔力(Skinwalkers)
  • 時を盗む者(A Thief of Time)
  • コヨーテは待つ(Coyote Waits)
  • Seldom Disappointed(回顧録)

翻案

  • ダーク・ウィンド(The Dark Wind) 1991年 映画化
  • Skinwalkers(2002年 映画)
  • Coyote Waits(2003年 映画)
  • A Thief of Time(2004年 テレビ映画)

作品の翻訳

  • 祟り(角川文庫等)
  • 死者の舞踏場(早川書房)
  • 魔力(ミステリアス・プレス文庫)

作風・主題

文体
南西部の風景描写が詳細民族文化(ナバホ)の礼儀や儀式を丁寧に描く冷静で緻密な推理描写
頻出モチーフ
ナバホの伝承と儀礼広大な砂漠や峡谷の描写伝統と現代社会の対比

健康

  • 呼吸不全
    2008
    2008年に呼吸不全によりアルバカーキで死去

評価・遺産

トニイ・ヒラーマンは、ナバホ文化とアメリカ南西部の風景を精緻に描いた推理作家として評価され、ミステリ界で多数の賞を受賞。アルバカーキには彼の名を冠した学校や図書館がある。

記念館・博物館

  • トニイ・ヒラーマン図書館 ニューメキシコ州 アルバカーキ
  • トニイ・ヒラーマン中学校 ニューメキシコ州 アルバカーキ

関連学会

  • アメリカ探偵作家クラブ(MWA)

資料所蔵先

  • ニューメキシコ大学 図書館(Tony Hillerman Papers 所蔵)

大衆文化への影響

  • 複数作品が映画化・テレビ映画化される

豆知識

  • 著作は約50冊に及び、ナバホ・シリーズは18冊。
  • 処女作『祟り』は「トニー・ヒラーマン」と表記された。
  • 著作は8か国語に翻訳されている。
  • アルバカーキには彼の名を冠した学校や図書館がある。