日本の文学賞

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上崎 美恵子

こうざき みえこ

Uezaki Mieko

プロフィール

性別
女性
生誕
1924-11-15 (福島県二本松市)
死没
1997-09-02 72歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
福島県二本松市(出生) → 東京都(幼少期以降)

経歴

職業
児童文学作家
活動期間
1972年〜1997年

学歴

青山学院高等女子部(現・青山学院中等部・高等部)
期間: 〜1940
卒業年: 1940
国: 日本
高等女子部を卒業
青山学院女子専門部(現・青山学院女子短期大学)
期間: 在籍後、1年次修了後休学・中退
国: 日本
1年次修了後、休学・中退

受賞歴

赤い鳥文学賞
1976
対象作品: 『まほうのベンチ』『ちゃぷちゃっぷんの話』
主催: 赤い鳥文学賞選考委員会
結果: winner
サンケイ児童出版文化賞
1976
対象作品: 『ちゃぷちゃっぷんの話』
主催: サンケイ児童出版文化賞選考委員会
結果: winner
日本児童文芸家協会賞
1984
対象作品: 『だぶだぶだいすき』
主催: 日本児童文芸家協会
結果: winner
ひろすけ童話賞
1994
対象作品: 『ルビー色のホテル』
主催: ひろすけ童話賞選考委員会
結果: winner

受賞・候補エディション

赤い鳥文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 魔法のベンチ、ちゃぷちゃっぷんの話

    子どもの身近な場所や水辺の感覚から、ふしぎな出来事と遊び心を立ち上げる童話作品。日常の小さな発見が、子どもにとっての冒険へ変わっていく。

    いつもの場所が、子どもの想像力で少しだけ魔法を帯びる。

    童話想像力遊び水辺日常のふしぎ
  1. 受賞作: だぶだぶだいすき

    『だぶだぶだいすき』は、上崎美恵子による児童文学作品で、子どもの目に映る世界を軸に、冒険心や不安、成長の瞬間を描く。読みやすい物語性の中に、家族や仲間との関係を考えさせる余韻がある。

    だぶだぶだいすきは、受賞時の評価対象となった作品性を、時代・表現・読者への届き方の面から伝える。

    幼年童話家族日常のユーモア
  1. 受賞作: ルビー色のホテル

    『ルビー色のホテル』は、受賞対象となった文学作品です。人物の選択、時代や場所の空気、心情の揺れを通して、作者の主題意識を読者に伝えます。

    人物と時代の気配を通して、作者の主題が浮かび上がる作品です。

    文学人間関係時代心情

作品

代表作

星からきた犬

1972年 児童文学(童話)

子ども向けの心温まる短編。星から来た犬と出会う子どもの物語。

友情想像力優しさ

まほうのベンチ

1975年 児童童話

魔法の力が宿るベンチをめぐる、子どもたちの小さな冒険と成長の物語。

魔法成長共同体

ちゃぷちゃっぷんの話

1975年 児童童話

擬音語を活かした軽やかな語りで展開する子ども向けの物語。

遊び言葉遊び好奇心

だぶだぶだいすき

1984年 児童文学

子どもの感情や日常をユーモラスに描いた作品。

日常友情ユーモア

ルビー色のホテル

1994年 児童文学(童話)

不思議なホテルを舞台にしたファンタジックな童話作品。

不思議冒険優しさ

全著作

  • 星からきた犬(1972)
  • まほうのあかちゃん(1972)
  • とらとらねこちゃん(1973)
  • おばけやあい!(1974)
  • 海がうたう歌(1974)
  • ちゃぷちゃっぷんの話(1975)
  • まほうのベンチ(1975)
  • おさるでんしゃ(1976)
  • ゆめみるカネじいさん(1976)
  • およげちびっこ(1977)
  • 月夜のめちゃらくちゃら(1977)
  • なみだがぽっとん(1977)
  • まぼろしのバス(1978)
  • おしゃべりコアラ(1978)
  • そよそよ山(1978)
  • おしゃれねこ,ちろ(1978)
  • いたずらごんとみほちゃん(1978)
  • サキちゃんとおおきなさかな(1979)
  • うたうせんめんき(1979)
  • うさぎパンタロン(1980)
  • 歌いたがりの花(1980)
  • おおばかめ先生(1980)
  • ぼろきれねこちゃん(1981)
  • リラちゃんはまほうのきんぎょ(1981)
  • デカおじさんと小さなともだち(1982)
  • ケーキのすきなおばけ(1984)
  • だぶだぶだいすき(1984)
  • いじめっことんでけ!(1984)
  • 長いしっぽのポテトおじさん(1984)
  • おしゃれおばけの小さなデート(1985)
  • まじょがつくったアイスクリーム(1985)
  • くいしんぼうなおきゃくさま(1985)
  • まぬけなとらねこにゃん(1986)
  • そよ風のせんぷうき(1986)
  • ユカにとどいたふしぎな手紙(1987)
  • 大きな大きなおんなの子(1987)
  • 海からとどいたプレゼント(1988)
  • とらねこにゃんのラブレター(1989)
  • つるのおんがえし(1990)
  • なみだポロリンきつねの子(1991)
  • こちらおばけサービス社(1992)
  • とおいあの日にたべたパン(1992)
  • ルビー色のホテル(1994)
  • 月夜のふしぎ道(1996)
  • 愛蔵版県別ふるさと童話館・福島の童話(収録『赤のまんま』)(1998)

作風・主題

文体
やさしい語り口児童向けのユーモア擬音語や童話的表現を多用
頻出モチーフ
魔法動物友情家庭的な温かさ

健康

  • 結核
    戦後まもなく〜約6年間(国立中野療養所に入所)
    療養生活が長く続いたが、その間に児童文学を読み耽り、後の執筆活動に繋がった。

評価・遺産

上崎美恵子は戦後の療養期間を経て1970年代以降に児童文学作家として活躍し、温かな語り口と子どもの視点を重視した作品群で評価された。複数の児童文学賞を受賞し、福島県ゆかりの作家として地域資料や図書館で紹介されている。

資料所蔵先

  • 福島県立図書館(資料・紹介あり)

豆知識

  • 本名は美枝子(上崎美恵子は表記の一例)。
  • 6歳のときに一家で上京した。
  • 戦後まもなく結核に罹り、国立中野療養所に6年間入所した経験がある。
  • 1972年ごろから童話の自作を始め、1976年に赤い鳥文学賞を受賞した。