日本の文学賞

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山根 貞男

やまね さだお

Yamane Sadao

ペンネーム: 菊池浅次郎漫画評論など初期の評論で使用したペンネーム

プロフィール

性別
男性
生誕
1939-10-15 (大阪府)
死没
2023-02-20 (横浜市) 83歳
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
映画評論家, 漫画評論家, 翻訳家, 編集者, 大学教員
活動期間
1964年〜2023年
所属
日本読書新聞, シネマ69(編集/発行), キネマ旬報(寄稿), 東海大学(特任教授)
影響を与えた人物
蓮實重彦, 上野昂志

学歴

大阪外国語大学
フランス語科
国: 日本

受賞歴

毎日出版文化賞(企画部門)
2024
対象作品: 日本映画時評集成
部門: 企画部門
主催: 毎日新聞社
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

日本映画作品大事典

2021年 事典・研究

1999年から22年をかけて編集した、日本映画の監督約1300人、作品約19500本を収録した大規模な事典。

日本映画映画史アーカイブ

映画を追え フィルムコレクター歴訪の旅

2023年 ノンフィクション・調査

全国のフィルムコレクターを訪ね、フィルムの発見と保存に関する取材をまとめた記録。

フィルム発掘保存インタビュー

東映任侠映画120本斬り

2021年 評論・映画ガイド

東映の任侠映画を中心に、約120作品を論じた評論集。

任侠映画ジャンル研究娯楽映画

活劇の行方

1984年 映画評論

「活劇(アクション)」という視点から映画を読み解き、娯楽映画の価値を再評価する評論書。

活劇娯楽映画ジャンル批評

映画 - 快楽装置の仕掛け

1988年 映画論

映画の仕組みと観客の快楽の関係を分析した評論。

映画論観客性メディア論

映画が裸になるとき

1988年 評論

映画作品を多角的に批評し、映画表現の本質を問うエッセイ集。

批評表現論日本映画

マキノ雅弘 映画という祭り

2008年 聞き書き・編著

マキノ雅弘への聞き書き・対談を中心とした作品で、監督の活動と日本映画史に関する記録。

聞き書き映画史監督論

全著作

  • 映像の沖田総司
  • 映画狩リ
  • 手塚治虫とつげ義春 現代漫画の出発点
  • 活劇の行方
  • 映画が裸になるとき
  • 映画 - 快楽装置の仕掛け
  • 日本映画の現場へ
  • 日本映画時評 1986-1989
  • 増村保造 意志としてのエロス
  • 世界のなかの日本映画
  • 映画の貌
  • 現代映画への旅 1994-2000
  • マキノ雅弘 映画という祭り
  • 日本映画時評集成 2000-2010
  • 日本映画時評集成 1976-1989
  • 日本映画時評集成 1990-1999
  • 東映任侠映画 120本斬り
  • 映画を追え フィルムコレクター歴訪の旅
  • 日本映画時評集成 2011-2022

作家による翻訳

  • 安楽死 死についてどう考えるか
  • 薔薇のスタビスキー
  • ドクター・フリゴの決断

作風・主題

文体
娯楽映画を再評価する論旨活劇性を重視する批評視点アーカイブ調査と聞き書きを組み合わせる実証的手法
頻出モチーフ
活劇娯楽性の再評価フィルム発掘・保存監督論的考察

健康

  • 胃癌
    治療中 - 2023-02-20
    胃癌のため2023年2月に死去し、長年の執筆・編集活動が終了した。

評価・遺産

娯楽映画や活劇という観点から日本映画を再評価し、多くの監督や作品の再発見・保存に貢献。長年の批評活動とフィルムコレクター取材、22年をかけた大規模事典の編纂などにより、日本映画研究とアーカイブ活動に重要な足跡を残した。

豆知識

  • 菊池浅次郎というペンネームは映画『明治侠客伝 三代目襲名』の鶴田浩二の役名に由来する。
  • 1999年から22年を費やして編纂した『日本映画作品大事典』を刊行した。
  • 1986年以降、キネマ旬報での日本映画時評を亡くなるまで継続執筆した。
  • 2023年2月20日に胃癌で横浜市の自宅で死去、83歳没。
  • 2024年に『日本映画時評集成』が第78回毎日出版文化賞(企画部門)を受賞(追贈)。