日本ファンタジーノベル大賞
1回登壇
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第10回(1998年) 大賞受賞作: オルガニスト
音楽大学の助教授テオドール・ヴェルナーは、南米ブエノスアイレスの教会に彗星のごとく現れた謎の天才オルガニスト「ハンス・ライニヒ」の演奏記録を入手する。その演奏は、9年前に自動車事故で右半身の自由を奪われたまま病院から姿を消した親友ヨーゼフ・リヒターを彷彿とさせた。ライニヒはヨーゼフなのか——。バッハのオルガン音楽を軸に、ミステリーからSF、ファンタジーへと鮮やかに変容するデビュー長編。音楽への純粋な狂熱と、人間の限界を超えようとする意志を描く。
「ぼくは音楽になりたい」——その言葉が導いた、奇跡か悲劇か。
279ページ音楽への狂熱バッハとオルガン音楽アイデンティティの喪失と再生科学とファンタジーの境界友情と執着