日本の文学賞

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吉田 加南子

よしだ かなこ

Yoshida Kanako

プロフィール

性別
女性
生誕
1948-11-02 (東京都)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都 → パリ(留学)

経歴

職業
詩人, フランス文学者, 翻訳家, 大学教員
活動期間
1970年〜
所属
学習院大学(名誉教授)
影響を受けた人物
吉田 嘉七

学歴

学習院大学
文学部 仏文科 / 仏文科
国: 日本
東京大学大学院
国: 日本
大学院にて研究
パリ第三大学(留学)
国: フランス
留学・研究

受賞歴

高見順賞
1994
対象作品: 定本 闇ー見ること闇が光となるまで
結果: 受賞

受賞・候補エディション

高見順賞 1回登壇
  1. 受賞作: 定本-闇

    『定本-闇』は、吉田加南子による作品で、高見順賞の受賞作です。思潮社、1993.10の刊行情報が確認でき、作品の中心には登場人物の切実な経験や時代の空気が置かれています。

    高見順賞で評価された、吉田加南子の作品です。

    229ページ
    文学賞受賞作人物描写時代と記憶

作品

代表作

1992年 詩集

抑制的で端的な言葉による詩篇を収めた詩集。暗闇や言葉の限界を主題とする作品群。

言語沈黙

定本 闇ー見ること闇が光となるまで

1993年 詩集(定本)

初期詩作をまとめ再編した定本。言葉を削ぎ落とす緻密な詩作で知られる。

見ること変容
翻訳
  • 対訳版(仏日対訳 共同訳)

さかな

2008年 詩集

象徴的で一語一語を削ぎ落とした短詩中心の作品集。海や波のイメージが繰り返し現れる。

生と死言葉

全著作

  • 闇(思潮社) 1992
  • 定本 闇 見ること闇が光となるまで(思潮社) 1993
  • 詩のトポス 不透明から愛へ(思潮社) 1993
  • 波(思潮社) 1995
  • 波波波(思潮社) 1996
  • 吉田加南子詩集(思潮社、現代詩文庫) 1997
  • 言葉の向こうから(みすず書房) 2000
  • 幸福論(思潮社) 2005
  • 定本闇 対訳版(思潮社) 2000
  • フランス詩のひととき 読んで聞く詞華集(白水社) 2008

作家による翻訳

  • 『死の病い・アガタ』(マルグリット・デュラス、共訳、朝日出版社) 1984
  • 『三銃士』(アレクサンドル・デュマ、ポプラ社文庫) 1985
  • 『デュブーシェ詩集 1950 - 1979』(アンドレ・デュブーシェ、思潮社) 1988
  • 『青の物語』(マルグリット・ユルスナール、白水社) 1994

作品の翻訳

  • 定本闇 対訳版(仏日対訳) 2000

作風・主題

文体
無駄な言葉を削ぎ落とす簡潔で抑制の効いた詩風象徴的かつ静謐なイメージの追求
頻出モチーフ
海・波言葉の限界沈黙

評価・遺産

吉田加南子は詩人・翻訳家・フランス文学研究者として、日本の現代詩において抑制の効いた言語表現を示した。学習院大学名誉教授として教育・翻訳を通じてフランス文学の紹介に寄与し、詩集や翻訳の業績が評価されている。

豆知識

  • 父は吉田嘉七(1918-1997)、詩人・作家である。
  • 学習院大学名誉教授。
  • 詩集『定本 闇』で高見順賞を受賞した。
  • 多数のフランス語作品を日本語へ翻訳している。