日本の文学賞

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吉田 喜重

よしだ よししげ

Yoshida Kiju

ペンネーム: きじゅう名の音読みとしてしばしば用いられる読み方

プロフィール

性別
男性
生誕
1933-02-16 (福井県福井市佐佳枝下町)
死没
2022-12-08 (東京都渋谷区) 89歳
国籍
日本
言語
日本語, フランス語
居住地歴
福井県福井市(出生) → 東京都(1947年以降転居) → メキシコ(1979年 - 1982年滞在) → 東京都渋谷区(最終居住地)

経歴

職業
映画監督, 演出家, 脚本家, 小説家
活動期間
1955年〜2022年
影響を受けた人物
小津安二郎, フランス映画
影響を与えた人物
日本の若手作家・監督(日本ヌーヴェルヴァーグ以降の世代)

学歴

東京大学文学部仏文科
文学部 / 仏文科
期間: 1951-1955
卒業年: 1955
国: 日本
哲学志望であったが仏文科に進学。フランス語とフランス映画を学ぶ。

受賞歴

芸術選奨文部科学大臣賞
1998
対象作品: 小津安二郎の反映画
主催: 文化庁
結果: 受賞
銀の貝殻賞(サン・セバスティアン国際映画祭)
1986
対象作品: 人間の約束
主催: サン・セバスティアン国際映画祭
結果: 受賞
サンパウロ国際映画祭 特別賞
2003
主催: サンパウロ国際映画祭
結果: 受賞(特別賞)
芸術文化勲章(オフィシエ)
2003
主催: フランス政府
結果: 授与
カンヌ国際映画祭(特別招待)
2002
対象作品: 鏡の女たち
主催: カンヌ国際映画祭
結果: 特別招待上映

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 人間の約束

    高齢者介護と家族の限界を題材に、人間の尊厳と社会の現実を問う映画。吉田喜重の演出は、静かな画面のなかに重い倫理的問いを置く。

    人間の約束は、吉田喜重の表現の核を伝える一作である。

    舞台芸術身体表現家族時代性
  2. 受賞作: 小津安二郎の反映画

    『小津安二郎の反映画』は、1999年の受賞対象となった芸術分野の作品です。題名が示すイメージを軸に、作者の関心や同時代の表現感覚がうかがえる作品として位置づけられます。

    『小津安二郎の反映画』は、題名の余韻から作品世界へ読者を引き込む芸術分野の作品です。

    芸術表現創作

作品

代表作

エロス+虐殺

1969年 劇映画

1960年代の前衛的な実験作。歴史と個人の絡みを描くことで国内外で注目を集めた作品。

歴史エロス政治

人間の約束

1986年 劇映画

13年ぶりの劇場作として発表された作品。国際映画祭で評価を受けた。

人間関係倫理

鏡の女たち

2002年 劇映画

14年ぶりの監督作として発表。カンヌ国際映画祭で特別招待上映された。

記憶女性反核

小津安二郎の反映画

1998年 評論・書籍

小津安二郎の映画論に対する批評的な読みを示した著作。芸術選奨受賞作。

映画理論批評

全著作

  • 自己否定の論理・想像力による変身
  • 見ることのアナーキズム 吉田喜重映像論集
  • メヒコ 歓ばしき隠喩
  • 小津安二郎の反映画
  • 贖罪 ナチス副総統ルドルフ・ヘスの戦争
  • まだ見ぬ映画言語に向けて(共著)

翻案

  • ウェルカム・トゥ・サンパウロ(オムニバス参加:ウェイトレス)

作風・主題

文体
哲学的・実験的な映像表現断片的で象徴的な語り口
頻出モチーフ
女性像エロス歴史と記憶権力批判

健康

  • 肺炎
    2022
    肺炎により入院し、死去

評価・遺産

日本ヌーヴェルヴァーグの旗手の一人として評価され、実験的かつ批評的な映画表現と映画理論の著述で国内外に影響を与えた。映画祭での受賞やフランス政府勲章の受章など国際的評価も得ている。

大衆文化への影響

  • 日本ヌーヴェルヴァーグの代表的監督として語られることが多い

豆知識

  • 名は「きじゅう」と音読みされることが多い。
  • 妻は女優の岡田茉莉子(1964年に結婚)。
  • 1947年に一家で東京へ転居した。
  • 1979年から1982年までメキシコに滞在した。
  • 1960年に『ろくでなし』で監督デビュー。
  • 2022年に肺炎のため東京都内で死去、89歳没。