日本の文学賞

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アガサ・クリスティー賞 あがさくりすてぃーしょう

第7回(2017年)

推理小説新人賞

受賞者

2名
村木美涼 むらき みすず 大賞

村木美涼の『窓から見える最初のもの』は、街に暮らす複数の人物の物語が静かに重なっていく日常系ミステリ。心療内科、油絵、喫茶店の物件、失踪届といった別々の出来事が、精緻な構成の中で一つの像を結ぶ。

ばらばらに見える四つの人生が、ひとつの街で静かにつながる。

352ページ
日常の謎群像劇絵画街の記憶
日野真人 ひの まさと 優秀賞

日野真人の『殺生関白の蜘蛛』は、茶器「平蜘蛛」をめぐる密命を軸に、豊臣秀次事件の時代へ分け入る歴史ミステリ。武人・舞兵庫が複数の権力者の思惑に挟まれ、窮地の中で選択を迫られる。

平蜘蛛を探す密命が、武人を権力の渦中へ引き込む。

336ページ
歴史ミステリ豊臣秀次茶器密命