芥川龍之介賞 あくたがわりゅうのすけしょう
身体と信仰を思わせる題名のもと、浄化と汚れの感覚をめぐって人間の内面を描く純文学作品。静かな言葉のなかに、日常の裂け目が差し込む。
『聖水』は、青木亜里一の作風が凝縮された受賞作。
フランス滞在の記憶と友人との再会を通して、移動、翻訳、過去の重なりを静かにたどる小説。柔らかな文体のなかに、異国で生きる感覚と喪失が沈んでいる。
『熊の敷石』は、堀江敏幸の作風が凝縮された受賞作。