オール讀物新人賞 おーるよみものしんじんしょう
第54回(1979年)
小説新人賞歴史・時代小説(2021年以降)推理小説(2008年に一時統合)
受賞者
2名
船霊(ぶなだま)
「船霊」は、船を守る神への信仰を題名に置いた短編小説。海や船をめぐる土地の記憶、働く人びとの暮らし、目に見えないものへの畏れが交差する物語として読むことができる。
船を守る神への畏れが、海辺の暮らしの奥に潜む記憶を呼び起こす。
船霊信仰海民俗地方新人賞受賞作
岡田信子がアメリカでの生活経験を背景に、異国の街で生きる人間の孤独と心の揺れを描いた短編小説である。ニューオーリンズという土地の響きを帯びた題名のもと、移動、記憶、生活の不安がブルースの感触と重ねられる。
異国の街を背景に、暮らしの不安と記憶がブルースのように低く響く。
302ページ
アメリカ異郷孤独移動記憶