芸術選奨文部科学大臣賞 げいじゅつせんしょう もんぶかがくだいじんしょう
第56回(2006年)
演劇映画音楽舞踊文学美術放送大衆芸能芸術振興評論メディア芸術美術A美術B
受賞者
17名高島北海とナンシーをめぐる歴史的想像力を通して、明治日本と海外の出会い、芸術家の越境を描く長編。異文化の風景と個人の情熱が重なり合う。
北海の名を追う旅が、芸術と歴史を結び直す。
301ページ
北欧芸術越境歴史
宮内勝典が、焼身という極限の行為を通じて戦争、信仰、政治の影を掘り下げる長編。個人の肉体に刻まれる時代の暴力を、重い問いとして差し出す。
燃える身体が、時代の矛盾を照らし出す。
272ページ
戦争信仰政治身体
昭和という時代を短歌の流れから読み解く評論。歌人たちの表現と社会の変化を結び、短歌が時代精神をどう受け止めたかをたどる。
短歌は、昭和の精神を映すもう一つの歴史になる。
522ページ
短歌思想史戦後評論
ベアテの贈りもの
日本国憲法の男女平等条項に関わったベアテ・シロタ・ゴードンの歩みと、その理念を受け継ぐ女性たちを追うドキュメンタリー。戦後日本の女性史を映像で見つめ直す。
ベアテの願いは、戦後を生きる女性たちの声へつながる。
女性史憲法ドキュメンタリー戦後
メゾン・ド・ヒミコ
ゲイのための老人ホームを舞台に、父を拒んできた娘と父の恋人、死を前にした父の関係が変化していく映画。家族のかたちと受け入れの難しさを静かに描く。
父を拒んできた娘が、父の最後の居場所で家族を見直す。
家族の和解介護映画多様な家族