中日詩賞 ちゅうにちししょう
第2回(1953年)
詩
受賞者
2名
地球脱出
長尾和男『地球脱出』は、戦後間もない時期に刊行された詩集です。題名の宇宙的な飛躍感と、現実の重さから逃れようとする感覚を重ね、時代の不安と未来への衝動を詩として表した作品と考えられます。
地上の重さを振りほどくような題名に、戦後詩の不安と未来への衝動が響きます。
152ページ
戦後詩未来派宇宙脱出不安
伽羅雲
平光善久の初期詩集。戦後間もない時期の感覚と中部詩壇での活動を背景に、身体感覚、記憶、自然や日常の像を凝縮した詩篇を収める。
戦後の不安と詩的な想像力を、濃密な比喩と硬質な感覚で結びつけた初期詩集。
155ページ
戦後詩中部詩壇記憶身体感覚