日本の文学賞

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現代詩人賞

げんだいしじんしょう

日本の現代詩集を対象とする文学賞。

創設年
1983
主催
日本現代詩人会
カテゴリー
詩・現代詩
選考方式
推薦
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
発表時期
3月頃
賞のステータス
活動中

説明

現代詩人賞は日本現代詩人会が1983年に創設し、中堅以上の現代詩人に対して現代詩集を対象に授与する文学賞である。

選考情報

選考プロセス

選考委員会
審査員 以倉絋平、藤富保男、一色真理、こたきこなみ、新川和江

関連の賞

  • H氏賞

過去の受賞者

秋山基夫 あきやま もとお 受賞

『花下一睡』は秋山基夫の詩集で、花の気配と静かな時間を重ねる詩集。

花の気配と静かな時間を重ねる詩集。

110ページ
詩集自然
粕谷栄市 かすや えいいち 受賞

自然や記憶、身体の感覚を見つめながら、現代の言葉で静かな緊張を保つ詩集。簡潔な詩行が、奥行きのある余白を作る。

抑えた語り口のなかで、世界の輪郭を微細に描き出していく。

168ページ
現代詩自然記憶身体
河津聖恵 かわづ さとえ 受賞

河津聖恵の詩集『綵歌』。ふらんす堂から刊行された単独書籍として確認でき、ISBN13 9784781414454 を得た。

若冲を想起させる詩集。

186ページ
詩集現代詩単行本
倉橋健一 受賞

倉橋健一の詩集。喪失と記憶を深く見つめながら、遠い過去と現在の層を往復する。静かな言葉の運びの中に、強い時間感覚が通う。

遠い過去と現在が、折り重なる地層のように響き合う。

128ページ
詩集記憶喪失時間内省

広島から始まり、戦争、平和、家族、社会、芸術へとひろがる思索を束ねた詩集。静かな語りの中に、世界を見つめ直す強い意志が通っている。

ヒロシマから、世界を見つめ直す詩が始まる。

136ページ
広島戦争と平和家族記憶

薄明の街をさまよいながら、懐かしさと寂しさが入り混じる感情を詩へと結ぶ詩集。都市の陰影や喪失感を、ゆるやかなリズムで掘り下げていく。

薄明の街を歩きながら、喪失の手触りを言葉にする。

178ページ
都市薄明郷愁喪失
齋藤貢 受賞

夕日の光を売るという題名の寓意を通じ、世界のはかなさと人の感情の静かな揺れを描く詩集。

夕焼けの光を手渡すように、言葉が静かに残る。

117ページ
清水茂 受賞

清水茂の詩集。題名のとおり、広がる静けさのなかに言葉の微細な揺れを置き、翻訳者・詩人としての長い経験から生まれる澄んだ思索を詩行に刻む。

静寂の面に、言葉のかすかな揺れが刻まれる。

139ページ
静寂老い思索言葉
中村稔 受賞

詩作を長く続けてきた中村稔が、言葉の本質と表情をソネット形式で省察する詩集。言葉に躓き、迷わされ、それでも言葉に近づこうとする人間の慎みと怖れを、静かな思索として結晶させている。

言葉の怖さを知るからこそ、言葉に謙虚に接するための詩集。

86ページ
言葉ソネット詩作老年の省察
尾花仙朔 受賞
晩鐘

詩集『晩鐘』は、夕暮れや鐘の響きを思わせる時間感覚の中で、生と記憶の奥行きを見つめる。

晩鐘は、受賞歴にふさわしい密度で人と世界の関係を見つめる。

晩鐘時間記憶現代詩
八木忠栄 受賞

「雪、おんおん」は八木忠栄による受賞作です。賞の選考対象となった作品として、タイトルが示す主題や人物の動きに焦点を当てながら、読者が作品世界へ入りやすい構成で読ませます。

雪、おんおんを手がかりに、作者の視線と物語の核へ近づいていく一作です。

133ページ
受賞作現代文学人物描写記憶と時間
甲田四郎 受賞
送信

『送信』は、甲田四郎による現代詩人賞の対象作品。受賞作として注目された背景を踏まえ、人物の選択や時代・社会との関係を軸に読ませる作品である。

『送信』は、受賞歴を通じて読み継がれる甲田四郎の作品である。

83ページ
受賞作文学物語
池井昌樹 受賞

父母との日々、上京、挫折、結婚、引越、老いなど、人生の節目に立ち会う詩篇を収めた詩集。静かな時間のなかに、過ぎ去る一瞬のまぶしさを刻む。

過ぎていく生の一刻を、星のような言葉として残す。

125ページ
現代詩家族時間
杉山平一 すぎやま へいいち 受賞

杉山平一の晩年の詩集。長い詩業の蓄積を背景に、日常の静けさ、老い、記憶、なお残る希望を抑制された言葉で見つめる。人生の終盤に差す穏やかな光を感じさせる作品集。

老いと記憶のなかに、なお消えない希望の明かりを見つめる。

149ページ
現代詩老い記憶希望静けさ
詩人
高垣憲正 たかがき のりまさ 受賞
春の謎

春の明るさの奥にある不可解さを見つめる詩集。季節の移ろいと存在への問いを、抑制された言葉で結びつける。

春の謎は、高垣憲正の受賞作として、題名のモチーフから作品世界へ読者を導く。

文学賞受賞作人物の選択記憶と関係性
詩人
高橋睦郎 たかはし むつお 受賞

受賞作として選ばれたこの作品は、作者固有の語り口で人物の感情や場面の緊張を描く。短い題名の奥に、時代や人間関係の変化に触れる読み味がある。

『永遠まで』は、受賞作として選ばれたこの作品は、作者固有の語り口で人物の感情や場面の緊張を描く。

130ページ
受賞作人間関係緊張余韻
詩人
辻井喬 つじい たかし 受賞

『自伝詩のためのエスキース』は辻井喬の詩集。受賞対象となった作品として、作者の関心が凝縮され、時代や生活の感覚をそれぞれの文体で掘り下げている。

自伝詩のためのエスキースは、短い題名の奥に作者の主題を凝縮した作品である。

117ページ
記憶言葉人間関係
詩人
小柳玲子 こやなぎ れいこ 受賞

日常の闇や沈黙の中に、小さく灯る標を探す詩集。抑制された言葉で、夜、記憶、孤独、祈りの感覚を静かに結び合わせる。

夜の奥に置かれた小さな標を、詩の言葉が静かに照らす。

90ページ
現代詩孤独記憶
詩人
小長谷清実 こながや きよみ 受賞

「わが友、泥ん人」は、言葉の響きと余白を通して、身体感覚、記憶、時間の揺らぎを掘り下げる詩歌作品。日常の断片が、内面の深い動きへと結びつく。

「わが友、泥ん人」は、言葉の響きと余白を通して、身体感覚、記憶、時間の揺らぎを掘り下げる詩歌作品。

110ページ
詩歌記憶時間身体
詩人
藤井貞和 ふじい さだかず 受賞

『神の子犬』は、藤井貞和の詩集である。子ども、妖怪、神、家屋、身体の不安が混じり合い、言葉が危うい場所へ入り込んでいく。日常の端にある不穏さを、強い声と断片的なイメージで立ち上げる。

不安なことばが、神と妖怪と子どもの境目を越えて入り込む。

197ページ
現代詩子ども妖怪不安
詩人
平林敏彦 ひらばやし としひこ 受賞
舟歌

『舟歌』は、hirabayashi-toshihikoによる作品です。2005年のcontemporary poet awardで評価された作品で、題名が示す人物や場所、出来事を軸に物語性や言葉の力を伝えます。

『舟歌』は、受賞時に注目された主題と語りを手がかりに読む作品です。

文学賞受賞作同時代の表現物語と記憶
詩人
時里二郎 ときさと じろう 受賞

時里二郎の詩集。翅を持つもの、島、森、穴浦、天文台などのイメージが連なり、物語と地誌の境界を詩の内部で揺らしていく。

翅によって漂白するものたちを追い、未知の場所へ踏み入る詩集。

142ページ
現代詩地誌未知
詩人
木村迪夫 きむら みちお 受賞
いろはにほへとちりぬるを

『いろはにほへとちりぬるを』は、木村迪夫による作品で、2003年の受賞作として記録されている。現代詩の文脈で、作者の語り口や構成の特徴が前面に出る一作である。

木村迪夫の『いろはにほへとちりぬるを』は、現代詩としての輪郭を持つ受賞作。

現代詩詩集言葉の響き
詩人
粒来哲蔵 つぶらい てつぞう 受賞
島幻記

『島幻記』は粒来哲蔵の作品です。2002年の受賞作として、題名が示す人物・場所・出来事を軸に、言葉の手触りと作品世界を読者に開いていきます。

『島幻記』は、受賞時に注目された主題と言葉の力を手がかりに読む作品です。

文学記憶受賞作
以倉紘平 いくら こうへい 受賞
プシュパ・ブリシュティ

以倉紘平の詩集。題名は花の雨を思わせ、異国的な響きと日本語の抒情が交差する。短い詩篇の中に、祈り、移動、自然への感応が織り込まれている。

花の雨のような言葉が、旅と祈りの感覚をひらく。

73ページ
祈り自然異文化の響き
岩瀬正雄 いわせ まさお 受賞

岩瀬正雄の詩集。空の広がりを通じて、存在、孤独、時間の流れを静かに見つめる抒情詩集。

孤独
山本十四尾 やまもと としお 受賞
雷道

『雷道』は、山本 十四尾による受賞対象として記録されている作品です。受賞時期の文学・評論・児童文学・ミステリなどの文脈の中で評価された作品として位置づけられます。

『雷道』は、山本 十四尾の創作や批評の特色が表れた受賞作です。

受賞作文学作家性
片岡文雄 かたおか ふみお 受賞
流れる家
水橋晋 みずはし すすむ 受賞
大梟を夫にもった曽祖母

『大梟を夫にもった曽祖母』は、水橋晋による詩集で、現代詩人賞の対象となった。 <p>成巧社,1996,<p><ul><li>タイトル:大梟を夫にもった曽祖母 : 詩集</li><li>タイトル(読み):オオフクロウ オ オット ニ モッタ ソウソボ</li><li>責任表示:水橋晋 著</li><li>NDC(9):

大梟を夫にもった曽祖母という題名から、作品の中心にある情景や問いが立ち上がる。

詩集現代詩人賞同時代文学
阿部弘一 あべ こういち 受賞

『風景論』は、阿部弘一による作品。contemporary-poet-awardの受賞作として知られ、作者の関心や表現の特徴を示す一作である。

阿部弘一の表現世界を伝える『風景論』。

101ページ
受賞作文学表現作者の主題
嵯峨信之 さが のぶゆき 受賞
小詩無辺

『小詩無辺』は、嵯峨信之による現代詩人賞受賞作。受賞時の評価対象となった作品で、題名やジャンルの特性を手がかりに、作者の関心が凝縮された一作として読める。

嵯峨信之の表現が、小詩無辺という題名に凝縮された現代詩人賞受賞作。

受賞作現代詩人賞作者性
該当なし
堀場清子 ほりば きよこ 受賞
首里

「首里」は堀場清子による受賞作品。受賞分野の文脈で評価された作品として、作者の主題意識や表現上の特色を伝える。

首里は、堀場清子の表現世界を示す受賞作品。

受賞作品作者性文学表現
田村隆一 たむら りゅういち 受賞
ハミングバード

「ハミングバード」は田村隆一による受賞作品。受賞分野の文脈で評価された作品として、作者の主題意識や表現上の特色を伝える。

ハミングバードは、田村隆一の表現世界を示す受賞作品。

受賞作品作者性文学表現
大木実 おおき みのる 受賞

大木実晩年の詩集で、古典的な言葉遣いと静かな眼差しを通じて、生死や記憶を深く見つめます。簡素な詩形の中に、長い時間を生きた詩人の澄んだ感覚が宿ります。

柴の折戸は、大木実の表現世界を凝縮した受賞作です。

92ページ
記憶生死
那珂太郎 なか たろう 受賞

那珂太郎の詩集。幽明の境を行き来するような視線で、出会いと別れ、死者と生者、偶然に与えられる時間を見つめる。

出会いも別れも、幽明のあわいを通る客のように詩へ招かれる。

97ページ
現代詩幽明出会い死生観
藤原定 ふじわら さだ 受賞
言葉

藤原定の詩集。題名どおり言葉そのものを見つめ、詩がどのように世界や記憶を立ち上げるのかを探る作品として読める。

言葉を見つめることが、そのまま世界を見つめ直すことになる。

言語記憶
安西均 あんざい ひとし 受賞
チェーホフの猟銃

チェーホフの猟銃は、安西均による受賞作品。受賞時の評価対象として、人物・時代・表現の焦点を通じて読者や観客に余韻を残す作品である。

チェーホフの猟銃は、安西均の表現が受賞という形で評価された作品である。

受賞作文学人間ドラマ
高良留美子 たから るみこ 受賞

仮面という像を通して、社会的な顔と内なる声のずれを探る詩集。個人史と時代への意識が、鋭い抒情として結晶している。

仮面の声は、高良留美子の表現の核を伝える一作である。

141ページ
風景身体感覚言葉
新川和江 しんかわ かずえ 受賞
ひきわり麦抄

暮らしの手触りと女性の内面を、穏やかで芯のある言葉で描く詩集。身近な素材から、記憶と時間の深まりが立ち上がる。

ひきわり麦抄は、新川和江の表現の核を伝える一作である。

風景身体感覚言葉
原子朗 はら しろう 受賞
長編詩・石の賦

原子朗の長編詩です。石をめぐる硬質なイメージを軸に、時間、存在、沈黙を大きな詩の流れとして組み立てます。

石の沈黙が、長い詩の時間を支える。

長編詩時間存在
清岡卓行 きよおか たくゆき 受賞
初冬の中国で

清岡卓行『初冬の中国で』は、旅先の中国の風景と歴史の気配を、詩人の記憶と感受性に重ねる詩集である。初冬の澄んだ空気の中で、異国の都市や人々の姿が静かに言葉へ移されていく。

初冬の中国を歩く経験から、風景、歴史、記憶を結び直す詩集である。

中国記憶初冬
犬塚堯 いぬづか たかし 受賞
河畔の書

『河畔の書』は、犬塚堯の第三詩集であり、河や街、家、動物などの像を通じて、戦後を生きる人間の不穏さと記憶を掘り下げる。自然の風景は安らぎだけでなく、歴史や生活の裂け目を映す場として現れる。

河畔の風景から、戦後の記憶と生活の裂け目を見つめる詩集。

117ページ
現代詩戦後記憶
飯島耕一 いいじま こういち 受賞
夜を夢想する小太陽の独言

夜と太陽という相反するイメージを重ね、夢想と独白のあいだで言葉を展開する詩集。現代詩の知的な遊戯性と内省が同居している。

『夜を夢想する小太陽の独言』は、詩集として人の記憶と時代の手触りを静かに浮かび上がらせる。

記憶家族時代自己