日本の文学賞

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現代詩花椿賞

げんだいしはなつばきしょう

資生堂が主催した、現代詩の詩集を対象とする非公募の文学賞。1983年から2017年まで全35回実施された。

文学賞詩集現代詩
創設年
1983
主催
資生堂
カテゴリー
詩・現代詩
選考方式
公募
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
賞のステータス
終了

説明

資生堂がメセナの一環として主催し、前年9月1日から当年8月31日までに発行された現代詩の詩集の中から最も優れた一冊に贈られた文学賞。全35回で終了。

賞品

主賞品
最優秀詩集1冊

選考情報

選考プロセス

選考
審査員
発表 資生堂発行月刊誌「花椿」

関連の賞

  • 文学賞の一覧

公式情報

https://corp.shiseido.com/jp/sustainability/inspire/

過去の受賞者

井坂洋子 いさか ようこ 受賞
七月のひと房

井坂洋子の詩集で、日常の時間や身体感覚の中にひそむ揺らぎを、抑制された言葉で掬い上げる。Amazon JP、NDL/CiNii、出版社系情報を確認したが ISBN を持つ単行本情報は見つからず、古書情報では栗売社刊、2017年、105ページの私家版・小部数流通とみられる資料として確認できる。

七月の時間の房から、記憶と感覚が静かにほどけていく詩集。

105ページ
現代詩季節身体感覚記憶
伊藤悠子 いとう ゆうこ 受賞

詩集『まだ空はじゅうぶん明るいのに』は、言葉になりにくい思いや時間を、平明な語りで静かにすくい上げる。

まだ空はじゅうぶん明るいのには、受賞歴にふさわしい密度で人と世界の関係を見つめる。

93ページ
記憶時間抒情
最果タヒ さいはて たひ 受賞

「死んでしまう系のぼくらに」は最果タヒによる受賞作です。賞の選考対象となった作品として、タイトルが示す主題や人物の動きに焦点を当てながら、読者が作品世界へ入りやすい構成で読ませます。

死んでしまう系のぼくらにを手がかりに、作者の視線と物語の核へ近づいていく一作です。

100ページ
受賞作現代文学人物描写記憶と時間
石牟礼道子 いしむれ みちこ 受賞
祖さまの草の邑

詩と絵をあわせた詩画集。地方の記憶や追悼のテーマを扱う。2014年に現代詩花椿賞を受賞。

『祖さまの草の邑』は、受賞歴を通じて読み継がれる石牟礼道子の作品である。

民俗追悼
藤原安紀子 ふじわら あきこ 受賞

藤原安紀子の第三詩集。声、耳、反復する言葉のかたちを通じて、身体の深い層に残る記憶と詩の発生を探る。

耳と声のあわいから、別の模倣としての詩が立ち上がる。

127ページ
現代詩身体
城戸朱理 きど あかり 受賞

鎌倉の海岸に漂着した名もなき欠片から、言葉と記憶を拾い上げる連作散文詩集。漂流物という非人称の存在を通じて、海辺、時間、生命、世界の始まりをめぐる思考が写真とともに展開する。

波打ち際の名もなき欠片から、非人称の声がこぼれ出す。

156ページ
散文詩海辺漂着物時間非人称
詩人
季村敏夫 きむら としお 受賞
ノミトビヒヨシマルの独言

『ノミトビヒヨシマルの独言』は、季村敏夫による受賞作です。Amazon JP 検索、NDL 検索、関連出版社情報を確認対象としましたが、受賞作そのものを収録した単行本・文庫の ISBN は確認できませんでした。掲載誌・記事レコードの識別子は流用していません。

季村敏夫の受賞作として記録される『ノミトビヒヨシマルの独言』。

受賞作文学著者の関心
詩人
有働薫 うどう かおる 受賞

受賞作として選ばれたこの作品は、作者固有の語り口で人物の感情や場面の緊張を描く。短い題名の奥に、時代や人間関係の変化に触れる読み味がある。

『幻影の足』は、受賞作として選ばれたこの作品は、作者固有の語り口で人物の感情や場面の緊張を描く。

93ページ
受賞作人間関係緊張余韻
詩人
岩成達也 いわなり たつや 受賞
みどり、その日々を過ぎて。

『みどり、その日々を過ぎて。』は岩成達也の詩集。受賞対象となった作品として、作者の関心が凝縮され、時代や生活の感覚をそれぞれの文体で掘り下げている。

みどり、その日々を過ぎて。は、短い題名の奥に作者の主題を凝縮した作品である。

記憶言葉人間関係
詩人
奥田春美 おくだ はるみ 受賞

奥田春美の第3詩集。日常、身体、記憶、生と死の気配を、静けさとユーモアを交えた言葉でたどる作品集として、第26回現代詩花椿賞を受賞した。

日々の奥から現れるものを、静かな感覚とユーモアで見つめる詩集。

94ページ
現代詩日常身体記憶
詩人
新川和江 にいかわ かずえ 受賞

「記憶する水」は、言葉の響きと余白を通して、身体感覚、記憶、時間の揺らぎを掘り下げる詩歌作品。日常の断片が、内面の深い動きへと結びつく。

「記憶する水」は、言葉の響きと余白を通して、身体感覚、記憶、時間の揺らぎを掘り下げる詩歌作品。

137ページ
詩歌記憶時間身体
詩人
辻井喬 つじい たかし 受賞

辻井喬の詩集。事業家としての現実感と詩人としての視線が交差し、都市、記憶、老い、孤独を大きな鳥の影のような緊張感で捉える。

鷲の存在が、個の記憶と時代の空を鋭く横切る詩集。

119ページ
現代詩記憶都市孤独
詩人
藤井貞和 ふじい さだかず 受賞
神の子犬

『神の子犬』は、fujii-sadakazuによる作品です。2005年のcontemporary poetry hanatsubaki awardで評価された作品で、題名が示す人物や場所、出来事を軸に物語性や言葉の力を伝えます。

『神の子犬』は、受賞時に注目された主題と語りを手がかりに読む作品です。

文学賞受賞作同時代の表現物語と記憶
詩人
八木忠栄 やぎ ただえ 受賞

八木忠栄の詩集。日常の小さな景色や声をすくい取りながら、現実の縁にある不思議な明るさと孤独を描き出す。

日常の縁側から、花や田や学校の廊下の声が立ち上がる詩集。

99ページ
現代詩日常自然記憶
詩人
野村喜和夫 のむら きわお 受賞
ニューインスピレーション

『ニューインスピレーション』は、野村喜和夫による作品で、2003年の受賞作として記録されている。現代詩の文脈で、作者の語り口や構成の特徴が前面に出る一作である。

野村喜和夫の『ニューインスピレーション』は、現代詩としての輪郭を持つ受賞作。

現代詩批評性詩的実験
詩人
清岡卓行 きよおか たかゆき 受賞
一瞬

『一瞬』は清岡卓行の作品です。2002年の受賞作として、題名が示す人物・場所・出来事を軸に、言葉の手触りと作品世界を読者に開いていきます。

『一瞬』は、受賞時に注目された主題と言葉の力を手がかりに読む作品です。

詩歌言葉の響き受賞作
詩人
高貝弘也 たかがい ひろや 受賞

高貝弘也の詩集。生と死、声と沈黙、可視と不可視のあいだにあるものを、祈りと光の感覚へと結晶させる。阪神・淡路大震災後の喪失の記憶も背景に、言葉が再び立ち上がる場所を探る。

失われたものをなぞるのではなく、やまない祈りとして光を感じる詩集。

祈り喪失と再生
詩人
山崎るり子 やまざき るりこ 受賞
だいどころ

山崎るり子の詩集。台所という身近な場所から、暮らし、身体、記憶の細部をすくい上げる。

だいどころ

暮らし台所
詩人
池井昌樹 いけい まさき 受賞

『月下の一群』は、池井 昌樹による刊行形態が確認できる作品です。受賞時期の文学・評論・児童文学・ミステリなどの文脈の中で評価された作品として位置づけられます。

『月下の一群』は、池井 昌樹の創作や批評の特色が表れた受賞作です。

139ページ
受賞作文学作家性
詩人
多田智満子 ただ ちまこ 受賞
川のほとりに
詩人
小池昌代 こいけ まさよ 受賞

『永遠に来ないバス』は、小池昌代による詩集で、現代詩花椿賞の対象となった。 <p>思潮社,1997,4-7837-0645-X<p><ul><li>タイトル:永遠に来ないバス</li><li>タイトル(読み):エイエン ニ コナイ バス</li><li>責任表示:小池昌代 著</li><li>NDC(9):911.

永遠に来ないバスという題名から、作品の中心にある情景や問いが立ち上がる。

96ページ
詩集現代詩花椿賞同時代文学
詩人
辻征夫 つじ ゆきお 受賞

『俳諧辻詩集』は、辻征夫による作品。contemporary-poetry-hanatsubaki-awardの受賞作として知られ、作者の関心や表現の特徴を示す一作である。

辻征夫の表現世界を伝える『俳諧辻詩集』。

158ページ
受賞作文学表現作者の主題
詩人
八木幹夫 やぎ みきお 受賞

『野菜畑のソクラテス』は、八木幹夫による現代詩花椿賞受賞作。受賞時の評価対象となった作品で、題名やジャンルの特性を手がかりに、作者の関心が凝縮された一作として読める。

八木幹夫の表現が、野菜畑のソクラテスという題名に凝縮された現代詩花椿賞受賞作。

89ページ
受賞作現代詩花椿賞作者性
詩人
入沢康夫 いりさわ やすお 受賞
漂ふ舟・わが地獄くだり

『漂ふ舟・わが地獄くだり』は入沢康夫による作品で、contemporary-poetry-hanatsubaki-awardの1994年回で評価された。作品名と著者名で単行本・文庫・収録書籍の有無を確認したうえで、確認できた範囲の作品情報を示す。

漂ふ舟・わが地獄くだりは、入沢康夫の創作や批評の特色が受賞時に注目された作品。

受賞作1994年文学
詩人
高橋睦郎 たかはし むつろう 受賞
旅の絵

「旅の絵」は高橋睦郎による受賞作品。受賞分野の文脈で評価された作品として、作者の主題意識や表現上の特色を伝える。

旅の絵は、高橋睦郎の表現世界を示す受賞作品。

受賞作品作者性文学表現
詩人
財部鳥子 たからべ とりこ 受賞
中庭幻灯片

財部鳥子の詩集で、中庭という内と外のあわいに、記憶、喪失、光の像を重ねます。満州体験を背景にもつ詩人の感覚が、幻灯のように断片を照らします。

中庭幻灯片は、財部鳥子の表現世界を凝縮した受賞作です。

88ページ
記憶
稲川方人 いながわ かたひと 受賞

稲川方人の詩集。現代詩の形式への意識、映画的なイメージ、抒情への反抗と回帰が、遠い時間と距離を思わせる題名のもとで結びつく。

二千光年という距離の比喩が、言葉と世界のずれを鮮やかに照らす。

85ページ
現代詩距離映画的イメージ言語
高橋順子 たかはし じゅんこ 受賞
幸福な葉っぱ

『幸福な葉っぱ』は高橋順子による作品です。高橋順子の詩集。日常の感覚と自然の細部をすくい取り、幸福という言葉の奥にあるかすかな揺れを詩にする。

幸福な葉っぱは、現代詩の文脈で読まれる受賞作です。

現代詩日常自然
大岡信 おおおか まこと 受賞

故郷の水へのメッセージは、大岡信による受賞作品。受賞時の評価対象として、人物・時代・表現の焦点を通じて読者や観客に余韻を残す作品である。

故郷の水へのメッセージは、大岡信の表現が受賞という形で評価された作品である。

141ページ
受賞作文学人間ドラマ
安藤元雄 あんどう もとお 受賞
夜の音

夜の静けさのなかに潜む音を聴き取り、思考と感覚を重ねる詩集。抑えた語り口が、暗がりの奥行きと内省を深めている。

夜の音は、安藤元雄の表現の核を伝える一作である。

風景身体感覚言葉
木坂涼 きさか りょう 受賞
ツッツッと

跳ねるような音感と身体感覚で、日常の小さな発見を詩へ変える作品。軽やかな言葉の運びのなかに、世界を触り直すような新鮮さがある。

ツッツッとは、木坂涼の表現の核を伝える一作である。

風景身体感覚言葉
嵯峨信之 さが のぶゆき 受賞
土地の名-人間の名

嵯峨信之の詩集です。土地の名と人間の名を結びつけ、場所が記憶や存在をどのように支えるのかを、抑制された詩語で探ります。

名づけられた土地に、人の記憶が静かに宿る。

土地名前記憶
谷川俊太郎 たにかわ しゅんたろう 受賞
よしなしうた
吉増剛造 よしまず ごうぞう 受賞
オシリス、石ノ神

『オシリス、石ノ神』は吉増剛造による詩集。思潮社から刊行された詩集。石と神話的な像をめぐる濃密な言葉の連なりが、声、身体、記憶を交差させる。

『オシリス、石ノ神』は、吉増剛造の表現の特徴を示す受賞作である。

81ページ
現代詩神話的イメージ身体性
安西均 あんざい ひとし 受賞
暗喩の夏

夏の光と暗喩の働きを重ね、季節の感覚を思索的な言葉へ変換する詩集。抒情と知性の均衡が、日常の風景を別の相貌で立ち上げる。

『暗喩の夏』は、詩集として人の記憶と時代の手触りを静かに浮かび上がらせる。

記憶家族時代自己