現代歌人協会賞
げんだいかじんきょうかいしょう
現代歌人協会が、前年度に刊行された新人の歌集を対象に優れた作品を顕彰する賞。
- 創設年
- 1957
- 主催
- 現代歌人協会
- カテゴリー
- 短歌
- 選考方式
- 非公募
- 受賞対象
- 新人
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 4月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
1957年に設立された、非公募の新人賞として最も伝統と権威がある短歌賞。前年に刊行された非会員かつ新人の歌集から現代歌人協会員の投票および選考委員の合議で受賞作を選定し、受賞者には賞状と賞金20万円ならびに現代歌人協会への入会資格が与えられる。
賞品
- 主賞品
- 賞状と賞金20万円ならびに現代歌人協会への入会資格
- 賞金
- 200,000円
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 会員投票 | 現代歌人協会員 | — | — |
| 選考委員合議 | 選考委員 | — | — |
関連の賞
- 日本歌人クラブ新人賞
- 現代歌人集会賞
- 現代短歌新人賞
公式情報
https://www.kajinkyokai.com/organizer01.html過去の受賞者
見えない存在や内面の揺れを、英題のもとで短歌の呼吸に乗せて展開する歌集。複数の感覚が静かに重なり、余韻を残す。
感情を強く言い切らず、気配と間合いで像を結ぶ。
内山晶太の第一歌集。都市の日常と労働、窓越しの視線、静かな内省を基底に、見過ごせない感情や風景をすくい上げる。
窓の向こうの日常に、静かな希望と祈りを見つける。
山田航の第一歌集。瑞々しい透明感をもつ言葉で、若い世代の孤独、違和感、都市感覚を軽やかに、しかし切実に刻む。
世界の不具合に触れる子どもたちへ、別れと始まりを告げる歌集。
短歌の定型に日常の感覚と現代的な孤独を映し、断片的な場面から生の輪郭を立ち上げる歌集。平易な言葉の奥に、身体感覚と時間の重なりが見える。
『くびすじの欠片』は、短歌の定型に日常の感覚と現代的な孤独を映し、断片的な場面から生の輪郭を立ち上げる歌集。
『銀河の水』は駒田晶子の歌集。受賞対象となった作品として、作者の関心が凝縮され、時代や生活の感覚をそれぞれの文体で掘り下げている。
銀河の水は、短い題名の奥に作者の主題を凝縮した作品である。
松木秀の第一歌集。身近な距離にあるはずのものが果てしなく遠く感じられる感覚を、軽みと不穏さを併せ持つ短歌で掬い上げる。
近さと遠さが反転する、日常の不思議な広がりを詠む歌集。
日置俊次の第一歌集。パリ留学の日々と教師としての自己を背景に、異国の風景と内面の孤独を緊密な短歌に結晶させる。
ノートル・ダムの木椅子から、異国と自己の闇を見つめる歌集。
『海量』は、大口 玲子による受賞対象として記録されている作品です。受賞時期の文学・評論・児童文学・ミステリなどの文脈の中で評価された作品として位置づけられます。
『海量』は、大口 玲子の創作や批評の特色が表れた受賞作です。
『銀河を産んだように』は、大滝和子による現代歌人協会賞受賞作。受賞時の評価対象となった作品で、題名やジャンルの特性を手がかりに、作者の関心が凝縮された一作として読める。
大滝和子の表現が、銀河を産んだようにという題名に凝縮された現代歌人協会賞受賞作。
『臨界』は谷岡亜紀による作品で、contemporary-tanka-poets-association-awardの1994年回で評価された。作品名と著者名で単行本・文庫・収録書籍の有無を確認したうえで、確認できた範囲の作品情報を示す。
臨界は、谷岡亜紀の創作や批評の特色が受賞時に注目された作品。
『種の起源』は早川志織による作品で、contemporary-tanka-poets-association-awardの1994年回で評価された。作品名と著者名で単行本・文庫・収録書籍の有無を確認したうえで、確認できた範囲の作品情報を示す。
種の起源は、早川志織の創作や批評の特色が受賞時に注目された作品。
山田富士郎の第一歌集。都市的な感覚、音楽や映画を思わせる文化的記号、悪意や孤独を抱えた日常を、親しみやすさと知的な緊張の両方で詠む。
都市の軽やかさと不穏さが、歌の一首ごとに音楽のように響く。
夏空の櫂は、米川千嘉子による受賞作品。受賞時の評価対象として、人物・時代・表現の焦点を通じて読者や観客に余韻を残す作品である。
夏空の櫂は、米川千嘉子の表現が受賞という形で評価された作品である。
迷宮の名を帯びた日々の感覚を、知的で若々しい短歌の構成へ移した歌集。都市、身体、思考が交錯し、現代短歌の新しい表情を示す。
ラビュリントスの日々は、坂井修一の表現の核を伝える一作である。
真鍋正男の歌集です。雲のイメージに紛れない視線を保ちながら、日常、自然、自己への凝視を端正な短歌にまとめています。
雲に紛れない視線が、日々の輪郭を歌に残す。
『天の鴉片』は阿木津英による歌集。硬質な語感と幻想性を備えた歌集。空や薬物を思わせる題名の緊張感が、身体感覚と時代の不安を結びつける。
『天の鴉片』は、阿木津英の表現の特徴を示す受賞作である。
短歌の形式を通じて、衣服や身ぶりに宿る感覚を思索へつなげる歌集。日々の場面を抽象化しながら、個人の記憶と時代の気配を重ねていく。
衣裳哲学は、沖ななもの表現世界を知るうえで重要な歌集である。
築地正子の第1歌集。戦後に父祖の地へ戻った作者が、東京育ちの感覚と地方の自然との間にある違和や調和を、清新な短歌として結晶させる。
父祖の地に住む日々の自然へ、異和感を抱えた心が少しずつ開かれていく。
『バルサの翼』は、小池光が歌集の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。
『バルサの翼』は、歌集の枠組みの中で、短歌と現代性を印象的に浮かび上がらせる作品です。
『黄沙』は、池田純義が歌集の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。
『黄沙』は、歌集の枠組みの中で、短歌と現代性を印象的に浮かび上がらせる作品です。
『水の覇権』は、三枝昂之が歌集の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。
『水の覇権』は、歌集の枠組みの中で、短歌と現代性を印象的に浮かび上がらせる作品です。
『楡の下道』は細川謙三による歌集。現代歌人協会賞受賞作として、作者の表現を同時代の読者に示した作品である。
現代歌人協会賞受賞作に位置づけられる歌集。
『幻としてわが冬の旅』は竹内邦雄による歌集で、現代歌人協会賞の受賞作として位置づけられている。作品は当時の文学的関心や作家の表現上の特色を伝える一冊である。
現代歌人協会賞が評価した『幻としてわが冬の旅』は、竹内邦雄の表現をたどる入口となる作品である。
大家増三の歌集。アジアという広い地理感覚を背景に、砂の乾き、旅、歴史の層を短歌の定型へ凝縮し、戦後短歌の視野を生活圏の外へ広げる。
砂と旅の感触を通じて、アジアの時間を短歌に呼び込む。
家族と季節の移ろいを端正な言葉で捉えた歌集。冬の静けさのなかに、血縁、記憶、自然へのまなざしが重なっている。
冬の家族は、短歌を軸に岡野弘彦の視線が凝縮された受賞作である。
飛ぶことへの想像力を軸に、日常の風景と内面の自由を結びつける歌集。軽やかな題名の奥に、時代と個人の距離が刻まれる。
飛行絵本は、短歌を軸に足立公平の視線が凝縮された受賞作である。
倉地与年子の歌集。乾いた季節感を背景に、生活の手触り、時間の移ろい、内面の静かな揺れを短歌の凝縮した形式で描く。
乾いた季節のなかに、生活と心の陰影をすくい取る歌集。
『褐色の実』は、遠山光栄による歌集・短歌作品で、現代歌人協会賞の1957-1回で受賞対象となった作品です。公開資料で確認できる範囲では、刊行形態や後年の収録状況を中心にたどれる作品です。
遠山光栄の『褐色の実』は、受賞歴を通して現在も作品名をたどることができる一作です。