日本の文学賞

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電撃hp短編小説賞

でんげきエイチピーたんぺんしょうせつしょう

ライトノベル誌「電撃hp」を母体とした短編小説賞。第1回から第7回まで実施され、電撃hp終了に伴い終了した。

小説短編
創設年
2000
主催
メディアワークス
カテゴリー
ライトノベル・Web文芸
選考方式
公募
受賞対象
新人
開催頻度
年1回
締切時期
8〜9月頃
発表時期
1〜2月頃
賞のステータス
終了

説明

電撃hp短編小説賞は、メディアワークス(現KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)が主催していた短編小説の新人文学賞である。同社刊の雑誌『電撃hp』を母体としており、2000年に創設され2006年まで年1回開催された。第1回から第4回までは編集部選考と読者投票、第5回以降はプロ作家による選考を行い、2007年以降は実施されず公式には終了が告知されていないが、今後は電撃小説大賞に統合される可能性が高い。

賞品

主賞品
受賞作の掲載・刊行

選考情報

選考プロセス

編集部内予備選考
審査員 編集部
発表 候補作を雑誌『電撃hp』で発表
読者投票選考 (第1回〜第4回)
審査員 雑誌『電撃hp』読者
発表 投票結果により受賞作を決定し誌面で発表
プロ作家最終選考 (第5回〜第7回)
審査員 プロ作家選考委員
発表 最終選考結果を雑誌『電撃hp』で発表

関連の賞

  • 電撃小説大賞

過去の受賞者

小河彰護 おがわ しょうご 大賞
Dramatic Ivory

小河彰護の短編。電撃hp短編小説賞の大賞作として発表され、単独書籍ではなく雑誌掲載作品として確認できる。

短編賞の最終期を飾る、雑誌掲載の受賞短編。

ライトノベル短編新人賞青春
佐野しなの さの しなの 銀賞

佐野しなのの電撃文庫作品。目覚めると美少女になっていた語り手を起点に、性別、身体、関係性の反転をライトノベルの速度で描く。

突然の身体の変化から始まる、反転のラブコメディ。

317ページ
ライトノベル性別変化学園恋愛
有澤翔 ありさわ しょう 金賞
ネズミのかぞく

『ネズミのかぞく』は、有澤翔名義で第6回電撃hp短編小説賞金賞を受けた短編で、作者ののちの活動名義である藍澤李色のプロフィールにも受賞歴として記載されている。短編としての受賞は確認できるが、単行本または文庫への収録は確認できなかった。

電撃hp短編小説賞で金賞を得た、単行本化未確認の短編。

短編小説ライトノベル新人賞家族電撃hp
水沢あきと みずさわ あきと 銀賞
風の砂漠、風の塔

『風の砂漠、風の塔』は、風が失われた砂漠と風車の塔を舞台に、風守の少女と少年兵をめぐる物語として紹介されている。第6回電撃hp短編小説賞銀賞受賞作で、作者公式プロフィールでは『電撃hp Vol.40』所収とされている。

風が死んだ砂漠で、少女と少年兵が生きる意味を探す。

砂漠少年兵ファンタジー電撃hp
三木遊泳 みき ゆうえい 銀賞

『チョコと花びら』は、第6回電撃hp短編小説賞銀賞受賞作で、のちに三木遊泳の電撃文庫『カレイドスコープのむこうがわ』に収録された。日常の入口から非日常へ踏み込む少年を軸に、同調能力者をめぐる連作の起点となる短編である。

バレンタインの小さな戸惑いが、幽霊や残留思念の見える世界へつながっていく。

277ページ
学園怪異同調能力短編集電撃文庫
周防ツカサ すおう つかさ 大賞
インサイド・ワールド ~冬のロケット~

周防ツカサの短編。電撃hp短編小説賞の受賞作で、タイトルから内面世界と冬のロケットをめぐるライトノベル的な想像力がうかがえる。

内側の世界から冬の空へ向かう、受賞記録に残る短編小説。

ライトノベル短編内面世界ロケット
永月らくだ ながつき らくだ 金賞
運命の糸

長月ラクダの短編。電撃hp短編小説賞の受賞作として記録され、題名は偶然や宿命に結ばれる関係を想起させる。

運命に結ばれる関係を題名に掲げた、受賞短編。

ライトノベル短編運命関係性
西村悠 にしむら ゆう 銀賞

西村悠の連作短編集。無数の階層からなる塔の世界で、神の代行機械がそれぞれの階層を管理する。少年サドリは相棒のカエルとともに海を目指して降りていく。

幸せを定義する機械たちが狂いはじめた塔を、少年とカエルが海へ向かって降りていく。

328ページ
ライトノベル階層世界幸福神の代行機械
五十嵐雄策 いがらし ゆうさく 大賞
幸せ二世帯同居計画 ~妖精さんのお話~

『幸せ二世帯同居計画 ~妖精さんのお話~』は、五十嵐雄策による作品で、2003年の受賞作として記録されている。ライトノベルの文脈で、作者の語り口や構成の特徴が前面に出る一作である。

五十嵐雄策の『幸せ二世帯同居計画 ~妖精さんのお話~』は、ライトノベルとしての輪郭を持つ受賞作。

ライトノベルファンタジー成長
日比生典成 ひびお てんせい 大賞
真実の鏡 ~お札と猫と彼女~

『真実の鏡 ~お札と猫と彼女~』は日比生典成の作品です。2002年の受賞作として、題名が示す人物・場所・出来事を軸に、言葉の手触りと作品世界を読者に開いていきます。

『真実の鏡 ~お札と猫と彼女~』は、受賞時に注目された主題と言葉の力を手がかりに読む作品です。

文学記憶受賞作
名瀬樹 なせ いつき 大賞

名瀬樹の連作短編集『アンダー・ラグ・ロッキング』に収められた受賞作。終わりの見えない戦争の中、幼くして兵士となった春と雪生が、狙撃室で互いを支えながら生きる姿を描く。幻想的な戦場の静けさと喪失感が重なる。

月明かりの戦場で、少年たちは戻れない故郷を思いながら寄り添う。

275ページ
ライトノベル戦争少年兵喪失
増子二郎 ますこ じろう 大賞
ポストガール

増子二郎のライトノベル作品。手紙を届ける少女を中心に、人と人の思いをつなぐ旅と出会いを描く。

ポストガール

ライトノベル手紙