日本の文学賞

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江戸川乱歩賞

えどがわらんぽしょう

江戸川乱歩の寄付を基金として、日本推理作家協会により創設された探偵小説を奨励する文学賞。

文学賞推理小説
創設年
1954
主催
日本推理作家協会
カテゴリー
ジャンル小説
選考方式
公募
受賞対象
新人
開催頻度
年1回
締切時期
1月頃
発表時期
5月頃
賞のステータス
活動中

説明

第3回以降は長編小説を公募し、優秀作品に与えられる。現在では推理作家への登竜門として知られ、正賞として江戸川乱歩像が、副賞として500万円が贈呈される。受賞作は講談社から出版され、1992年の第38回からはフジテレビが後援し、ドラマ化や映画化の機会もある。第68回より豊島区とパートナーシップを結び贈呈式を一般公開し、賞金が500万円に減額された。

賞品

主賞品
江戸川乱歩像
賞金
5,000,000円
  • 講談社からの出版権
  • ドラマ化または映画化の機会

関連の賞

  • 推理小説の賞
  • メフィスト賞
  • エドガー・アラン・ポー賞
  • 横溝正史ミステリ&ホラー大賞
  • 鮎川哲也賞
  • 松本清張賞
  • 山田風太郎賞
  • 大藪春彦賞
  • 北区 内田康夫ミステリー文学賞
  • 島田荘司推理小説賞

公式情報

https://tree-novel.com/works/23053d1fc05fbb2d506c40021a695c12.html

過去の受賞者

野宮有 のみや ゆう 受賞

営業成績第1位の敏腕営業マン・鳥井が、殺人請負会社の営業担当として生き残りを賭けるジェットコースター・ミステリーです。殺しの現場に居合わせたことをきっかけに、2週間で2億円という無茶なノルマを課され、営業トークと機転だけを武器に殺し屋相手の商談へ飛び込んでいきます。

営業ノルマは二週間で二億円。稼げなければ、待っているのは地獄だけ。

296ページ
営業交渉術裏社会サバイバルハイテンポなミステリー
霜月流 しもつき りゅう 受賞

幕末の横浜・港崎遊廓を舞台に、父の死の真相を追う町娘・伊佐の視点で事件と恋が交錯する本格ミステリです。遊女屋や攘夷派の陰謀、英国海軍将校メイソンとの関係が重なり、歴史劇としての厚みと謎解きの推進力を両立させています。

父の無実を確かめるため、伊佐は遊廓島へ乗り込む。

272ページ
幕末横浜遊廓家族の死の真相本格ミステリ
日野瑛太郎 ひの えいたろう 受賞

人気アイドルの大峰颯太がわずか3か月のトレーニングでボディビル大会に上位入賞を果たし、SNS上でドーピング疑惑が浮上する。週刊誌の新人記者・松村健太郎は「会いに行けるパーソナルジム」への潜入取材を命じられ、筋肉とフェイクが交錯する世界へと踏み込んでいく。第70回江戸川乱歩賞受賞作。

フェイクが氾濫する時代の、「真実の物語」が始まった。

304ページ
ドーピング筋トレ潜入取材アイドルSNS炎上新聞記者成長
三上幸四郎 みかみ こうしろう 受賞
蒼天の鳥

プロ野球選手の肉体改造とドーピング疑惑を追う、潜入取材型のミステリ。

フェイクが氾濫する時代の真実を追う。

240ページ
ミステリ潜入取材ドーピングアイドル現代社会
荒木あかね あらき あかね 受賞

小惑星衝突で終末へ向かう世界で、教習を受ける小春がトランクから遺体を見つけ、元刑事の教官と最後の謎解きに挑む。地球最後の連続殺人事件を描く江戸川乱歩賞受賞作。

滅びゆく世界に残された、彼女の歪んだ正義と私の希望。

368ページ
終末ミステリーバディ正義
伏尾美紀 ふせお みき 受賞

博士号を持ちながら北海道警察に入った沢村依理子が、5年前の誘拐事件と、その後に浮上する捜査資料漏洩の疑惑に向き合う警察小説です。未解決事件の真相を追う推進力と、組織の内側にある軋轢や人物の葛藤を重ねた構成が特徴です。

未解決事件の底にある真相へ、沢村依理子が踏み込む。

402ページ
北海道警察未解決誘拐事件捜査資料漏洩女性警察官組織の闇
佐野広実 さの ひろみ 受賞

認知症の兆候に直面した元刑事が、施設の身元不明老人の正体を追う社会派ミステリ。

370ページ
神護かずみ じんご かずみ 受賞

炎上鎮火を請け負う裏仕事人が、企業デモと個人的な関係の狭間で動く現代ミステリ。

317ページ
斉藤詠一 さいとう えいいち 受賞

南極に不時着した旅客機の生存劇と、戦時中の秘密基地の謎を重ねる冒険ロマン。

325ページ
該当なし
佐藤究 さとう きわむ 受賞

猟奇殺人一家に生まれた女子高生が、家族の秘密に向き合うサスペンス。

309ページ
呉勝浩 くれ かつひろ 受賞

連続イタズラ事件と過去の殺人事件が結びつく、映像ジャーナリストの調査劇。

366ページ
下村敦史 しもむら あつし 受賞

全盲の主人公が、兄の正体を疑い真相へ迫る社会派ミステリ。

334ページ
竹吉優輔 たけよし ゆうすけ 受賞

14年前の猟奇殺人事件と模倣犯の再来を描くサイコ・ミステリ。

448ページ
高野史緒 たかの しお 受賞

カラマーゾフ事件の真犯人をめぐって、十三年後の再捜査が始まる。

312ページ
川瀬七緒 かわせ ななお 受賞

呪術符を手がかりに、呪いと殺人の真相を追うミステリ。

347ページ
横関大 受賞

拳銃を埋めたタイムカプセルと再会した幼なじみ四人の秘密を追うサスペンス。

326ページ
遠藤武文 えんどう たけふみ 受賞

交通刑務所の密室殺人を巡る、刑務所ミステリ。

328ページ
翔田寛 しょうだ かん 受賞

誘拐された少年の事件が15年後に再び動き出す、戦後をまたぐサスペンス。

360ページ
曽根圭介 そね けいすけ 受賞

現職議員に潜むスパイ疑惑を追う公安ミステリ。

309ページ
鏑木蓮 かぶらぎ れん 受賞

シベリア抑留と現在の事件が交差し、歴史の闇を掘り起こすミステリ。

333ページ
薬丸岳 やくまる がく 受賞

少年に起きた惨劇の後始末を描き、加害と被害の連鎖を追う復讐サスペンス。

350ページ
神山裕右 かみやま ゆうすけ 受賞

洞窟に閉じ込められた調査隊の救出劇を、5時間の水没タイムリミットで描くサバイバル・ミステリ。

335ページ
不知火京介 しらぬい きょうすけ 受賞

プロレス界のスターの死を発端に、新人レスラーが真相に迫る格闘技ミステリ。

385ページ
三浦明博 みうら あきひろ 受賞

戦時中の映像と記憶を手がかりに、日本が隠した過去の犯罪を掘り起こす物語。

317ページ
高野和明 たかの かずあき 受賞

無実の死刑囚の冤罪を晴らすため、刑務官と青年が限られた時間で調査するサスペンス。

351ページ
首藤瓜於 しゅとう うりゅう 受賞

感情を欠いた男をめぐり、連続爆弾犯と精神鑑定医が真相を追うサイコ・ミステリ。

323ページ
新野剛志 にいの つよし 受賞

芸能界を舞台に、引退したお笑い芸人が失踪した相方と過去のスキャンダルに向き合うサスペンス。

325ページ
池井戸潤 いけいど じゅん 受賞

都市銀行の債権回収担当・坂本がアレルギーショックで急死する。「これは貸しだからな」という謎の言葉を残して。同僚の伊木は、かつての恋人だった坂本の妻・曜子のため、そして自分自身のため、銀行の暗部に単身で挑む。第44回江戸川乱歩賞受賞作にして、池井戸潤のデビュー作。

416ページ
金融ミステリー銀行内幕企業腐敗債権回収経済犯罪
野沢尚 のざわ なお 受賞

テレビ報道の現場を背景に、映像と真実のずれを追うサスペンス。内部告発のビデオをきっかけに、主人公が自らの罠へ入り込んでいく。

映像が真実を映すとは限らない。

315ページ
報道真相サスペンス
渡辺容子 わたなべ ようこ 受賞

Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式の順で確認し、紙書籍として確認できた版の識別子を採用した。

紙書籍で確認できた版を基準に bookIdentifiers を補完した。

432ページ
紙書籍書誌確認
藤原伊織 ふじわら いおり 受賞

新宿中央公園の爆破事件をきっかけに、過去を隠して生きてきた男の時間が動き出す。ハードボイルドの緊張感と哀感が重なる。

爆破事件が、封じてきた過去を呼び戻す。

314ページ
爆弾事件過去ハードボイルド
中嶋博行 なかじま ひろゆき 受賞

検察の捜査と司法の現場を背景に、真相へ迫るリーガルサスペンス。

検察の現場から、真相に迫る。

416ページ
リーガルサスペンス検察社会派
霧島皐 きりしま さつき 候補
AV-BLUES

視線や欲望のずれを通して、映像的な都市の不穏さと身体の違和感を描く短編。

見えているのに、届かない。

欲望身体映像性
園田幸夫 そのだ ゆきお 候補

戦後の砂漠化した世界を舞台に、神格筐体と眠る少女をめぐる旅を描くSFファンタジー。

砂漠で眠る少女と神格筐体が、少年の旅を動かす。

315ページ
砂漠神話冒険SFファンタジー
三宅彰 みやけ あきら 候補
白き煉獄

白き煉獄は受賞記録に残る作品で、単行本化の確認は取れていない。

白き煉獄の詳細は受賞記録に残る。

受賞記録小説
釣巻礼公 つりまき れいこう 候補

川沿いの町 を通して、日常の奥にある違和感や心の揺れをたどる文学作品。

日常のささやかなずれを、丁寧にすくい上げる。

271ページ
文学日常心情
桐野夏生 きりの なつお 受賞

村野ミロシリーズの第1作。女性の視点から犯罪と暴力を描くハードボイルド作品。

村野ミロシリーズの幕開けを告げる、鋭いハードボイルド。

404ページ
犯罪暴力都市の孤独女性
桃河和行 ももかわ かずゆき 候補
リセット

リセットは受賞記録に残る作品で、単行本化の確認は取れていない。

リセットの詳細は受賞記録に残る。

受賞記録小説
有明游 ありあけ ゆう 候補
零れる闇

零れる闇 を軸に、事件や秘密が少しずつ姿を現すミステリー。

静かな違和感が、やがて事件の輪郭をかたちづくる。

ミステリー秘密緊張
村井さだゆき むらい さだゆき 候補
河童が人を殺した話

民話の気配をまとった語りのなかで、怪異と殺意が交錯する短編。

河童の話は、笑い話では終わらない。

怪異民俗殺意
森健次郎 もり けんじろう 候補

検証現場の闇に潜むものを追う、法廷と推理が交錯する長編。

夜の検証の先に、真実はあるのか。

293ページ
法廷推理真相司法
阿部智 あべ さとし 候補
慟哭の錨――関門海峡シージャック事件

慟哭の錨――関門海峡シージャック事件は受賞記録に残る作品で、単行本化の確認は取れていない。

慟哭の錨――関門海峡シージャック事件の詳細は受賞記録に残る。

受賞記録小説
川田弥一郎 かわだ やいちろう 受賞

医学的知見を背景にしたミステリー作品。1992年に第38回江戸川乱歩賞を受賞した作品で、医療現場を舞台にした緊張感ある展開が特徴。

白い廊下の先で、医療の現場に潜む謎がほどけていく。

319ページ
医学病院ミステリー
千葉良 ちば りょう 候補
ヘルン先生行状記

ヘルン先生行状記は受賞記録に残る作品で、単行本化の確認は取れていない。

ヘルン先生行状記の詳細は受賞記録に残る。

受賞記録小説
松本豊 まつもと ゆたか 候補
村正殺人事件

村正殺人事件 を軸に、事件や秘密が少しずつ姿を現すミステリー。

静かな違和感が、やがて事件の輪郭をかたちづくる。

ミステリー秘密緊張
若竹七海 わかたけ ななみ 候補
391ページ
森健次郎 もり けんじろう 候補
至福のとき
鳴海章 なるみ あきら 受賞
293ページ
真保裕一 しんぼ ゆういち 受賞

放射能汚染食品の流通の闇を追う元食品衛生監視員の闘いを描く、社会派ハードボイルド・ミステリー。

汚染食品の流通を追ううちに、真相は政治と企業の闇へとつながっていく。

407ページ
社会派ミステリー汚染食品企業犯罪追跡劇
竹本みやこ たけもと みやこ 候補
地獄のウェーブ
梅原克文 うめはら かつふみ 候補
ロボットは、ためらいなく殺す
瑞木晶子 みずき あきこ 候補
かぐや姫殺人事件
鳥羽亮 とば りょう 受賞

剣道の試合会場で起きた連続殺人を軸に、剣士たちの緊張と人間関係を追う本格推理。スポーツの熱気と古典的な謎解きが重なり合う。

剣道場の熱気の中で、見えない意図がひとつずつ事件へとつながっていく。

328ページ
剣道本格推理学生運動事件捜査人間関係
阿部陽一 あべ よういち 受賞

冷戦末期の世界情勢を背景に、巨大な陰謀へ挑む警察・捜査線を描いた長編推理。国際政治の緊張と事件のサスペンスが重なり、力強く読み進めさせる。

世界がデタントへ向かう時代、ひとつの事件が国際的な陰謀の輪郭を浮かび上がらせる。

325ページ
国際陰謀警察小説冷戦サスペンス受賞作
広瀬光朗 ひろせ みつお 候補
ツール・ド・みちのくが狙われる
梅原克文 うめはら かつふみ 候補
200メガバイトを追え!
真保裕一 しんぼ ゆういち 候補
代償
長坂秀佳 ながさか ひでよし 受賞

昭和初年の浅草を舞台に、エノケン一座と芝居の世界をめぐる密室ミステリ。歴史劇と本格推理がうまく噛み合った受賞作。

浅草の芝居小屋と密室の謎が、昭和初年の空気の中で動き出す。

368ページ
浅草密室演劇昭和初年ミステリ
阿部陽一 あべ よういち 候補
クレムリンの道化師

候補作として記録されているが、単独書籍化は確認できなかった。作品情報は受賞記録を中心にたどるのが確実。

書籍化は確認できないため、受賞記録を中心に追う作品。

江戸川乱歩賞候補作未単行本化雑誌掲載
吉岡道夫 よしおか みちお 候補
メービウスの魔魚

候補作として記録されているが、単独書籍化は確認できなかった。作品の具体像は候補一覧と受賞記録で追う。

書誌記録は残るが、単行本としては追えない。

江戸川乱歩賞候補作未単行本化雑誌掲載
花木深 はなき しん 候補
泣き顔のクピド

候補作として記録されているが、単独書籍化は確認できなかった。雑誌掲載中心の受賞記録として扱うのが妥当。

書籍化は確認できないため、受賞記録を中心に追う作品。

江戸川乱歩賞候補作未単行本化雑誌掲載
坂本光一 さかもと こういち 受賞
326ページ
折原一 おりはら はじめ 候補
299ページ
池上敏也 いけがみ としや 候補
衛星作戦の女
吉岡道夫 よしおか みちお 候補
313ページ
石井敏弘 いしい としひろ 受賞

横浜の夜を疾走する青年の視点で、母の死や事件の真相を追う物語。乱歩賞らしいサスペンスの推進力に、スピード感のある青春小説の手触りが重なり、疾走する構図が印象に残る。

Z2を駆り、青年は真相を追う。

288ページ
横浜サスペンス青春真相追跡事件
三谷海幸 みたに うみゆき 候補

上海を舞台に、刑事たちの捜査と暗号の謎が交錯する本格警察小説。街の空気や社会の手触りを背景に、事件の破局へと収束していく緊張感が前面に出る。

上海市公安局の捜査線上で、暗号が破局を呼び込む。

291ページ
上海警察小説暗号捜査社会の空気
樽谷新 たるたに あらた 候補
再生バレンブルク

1987年江戸川乱歩賞の候補作の一つ。Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式ページを確認したが、受賞作の単独書籍化は確認できなかった。

単独書籍化は確認できなかった1987年の候補作。

江戸川乱歩賞候補作未単行本化
桂浩薫 かつら ひろかおる 候補
上海カタストロフ

1987年江戸川乱歩賞の候補作『上海カタストロフ』。Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式ページを確認したが、候補作の著者名と一致する単独書籍は確認できず、同名の別著者本だけが見つかった。

単独書籍化は確認できなかった1987年の候補作。

江戸川乱歩賞候補作未単行本化
余志宏 よし ひろ 候補
象が食った完全犯罪

1987年江戸川乱歩賞の候補作の一つ。Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式ページを確認したが、単独書籍化は確認できなかった。

単独書籍化は確認できなかった1987年の候補作。

江戸川乱歩賞候補作未単行本化
山崎洋子 やまざき ようこ 受賞

横浜の遊郭に売られてきた二人の少女を起点に、昭和初期の歓楽街で起こる連続殺人と秘密を描く長編。第32回江戸川乱歩賞受賞作として発表された。

歓楽の町に投げこまれた少女たちの前で、欲望と死が静かに牙をむく。

354ページ
横浜遊郭連続殺人昭和初期受賞作
玉塚久純 たまつか きすみ 候補
軍艦旗北へ

第32回江戸川乱歩賞の候補作として記録されているが、Amazon JP、NDL、出版社公式の順で確認しても単独書籍化は見つからなかった。

書籍版は確認できない。

候補作未単行本化ミステリー
池上敏也 いけがみ としや 候補
鳩は死んだ

第32回江戸川乱歩賞の候補作として記録されているが、Amazon JP、NDL、出版社公式の順で確認しても単独書籍化は見つからなかった。

書籍版は確認できない。

候補作未単行本化ミステリー
高橋幸春 たかはし ゆきはる 候補

江戸川乱歩賞候補作「大河の殺意」は、のちに『天皇の船』へ改題して刊行された。日本とブラジルで起きた事件をつなぎ、日系移民史の影を追うミステリー。

改題後の一冊では、移民の記憶と事件の謎が一本の線でつながっていく。

381ページ
日系移民日本とブラジル事件改題作品ミステリー
石井敏弘 いしい としひろ 候補
ブラック・バード

第32回江戸川乱歩賞の候補作として記録されているが、Amazon JP、NDL、出版社公式の順で確認しても単独書籍化は見つからなかった。

書籍版は確認できない。

候補作未単行本化ミステリー
東野圭吾 ひがしの けいご 受賞

女子校を舞台に、生徒指導の教師の死を起点に疑いが広がり、仮装行列の第二の殺人へと進む学園ミステリー。犯人候補たちの視線と関係性のずれが、青春の気配とともに緊張感を生む。

閉ざされた校内で起こる二つの殺人が、日常の顔を少しずつ崩していく。

353ページ
学園ミステリー青春密室犯人捜し女子校
森雅裕 もり まさひろ 受賞

モーツァルトの子守唄の楽譜に隠された暗号を手がかりに、ベートーヴェンがモーツァルトの死の謎に挑む音楽史ミステリー。弟子やシューベルトも動員され、作曲家たちの才気と人間臭さが軽やかに交差する。

楽譜に残された暗号を、ベートーヴェンが追う。

288ページ
音楽歴史ミステリーベートーヴェンモーツァルト推理
玉塚久純 たまつか きすみ 候補
風燈
池上敏也 いけがみ としや 候補
極秘新薬殺人事件
大須賀祥浩 おおすが よしひろ 候補
阿片戦争殺人事件
鳥井加南子 とりい かなこ 受賞

山村の禁忌と殺人事件を軸に、宿命の娘の視点から謎を追う江戸川乱歩賞受賞作。

禁忌の村で起きた殺人事件の謎に迫る。

285ページ
村の因習殺人事件乱歩賞
高橋克彦 たかはし かつひこ 受賞

写楽の正体を追うミステリーと浮世絵研究を重ね合わせ、やがて殺人事件の謎へとつなげる本格長編。

写楽の正体を追う謎解きが、やがて殺人事件へつながっていく。

332ページ
浮世絵謎解き歴史ミステリー江戸川乱歩賞
岡嶋二人 おかじま ふたり 受賞

東北の牧場で牧場長と競馬評論家が殺され、サラブレッドの母子が銃撃された。一連の事件の裏には、競馬界を揺るがす恐るべき秘密が! (提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

東北の牧場で牧場長と競馬評論家が殺され、サラブレッドの母子が銃撃された。一連の事件の裏には、競馬界を揺るがす恐るべき秘密

448ページ
ミステリー競馬秘密
長井彬 ながい あきら 受賞

原子力発電所建設に伴う疑惑や陰謀を扱った社会派ミステリ。作者が受賞作として発表した代表作の一つ。

原子力発電所建設に伴う疑惑や陰謀を扱った社会派ミステリ。作者が受賞作として発表した代表作の一つ。

457ページ
原子力社会派告発
井沢元彦 いざわ もとひこ 受賞

猿丸大夫という伝説の歌人の正体をめぐり、友人の死の謎を追う若き日の折口信夫の前に、意外な事実が浮かび上がる。古代歌謡と民俗学の視点を重ねた、知的なミステリー。

伝説の歌人の影が、友人の死の謎を呼び起こす。

448ページ
ミステリー民俗学古代歌謡伝説謎解き
高柳芳夫 たかやなぎ よしお 受賞

1970年夏の海辺の町を舞台に、帰省した「僕」と友人の鼠、そして偶然知り合った女の子との気ままな時間を通して、青春の戸惑いと喪失感を乾いた筆致で描く。村上春樹の出発点となったデビュー作。

あの夏の風は、ものうく、ほろ苦く通りすぎていった。

168ページ
青春喪失海辺の町孤独デビュー作
栗本薫 くりもと かおる 受賞

1970年代の大学生グループが、テレビ局内で起きた女子高生連続殺人事件に挑む。若者たちの感覚や思考を背景に、青春の空気とミステリーが重なる。

バンド仲間とテレビ局の事件を追う、等身大の青春ミステリ。

448ページ
青春大学生テレビ局連続殺人1970年代
藤本泉 ふじもと いずみ 受賞
349ページ
伴野朗 ばんの あきら 受賞
288ページ
日下圭介 くさか けいすけ 受賞
378ページ
小林久三 こばやし きゅうぞう 受賞

暗黒告知 は、受賞作として発表された作品。

暗黒告知 を手がかりに、作品の来歴をたどる。

361ページ
受賞作書誌確認作品確認
小説家
小峰元 こみね げん 受賞

アルキメデスは手を汚さない は、受賞作として発表された作品。

アルキメデスは手を汚さない を手がかりに、作品の来歴をたどる。

392ページ
受賞作書誌確認作品確認
小説家
和久峻三 わく しゅんぞう 受賞
384ページ
小説家
該当なし
大谷羊太郎 おおたに ようたろう 受賞
299ページ
小説家
森村誠一 もりむら せいいち 受賞
302ページ
小説家
該当なし
海渡英祐 かいと えいすけ 受賞

留学中の若き医学徒・森鴎外が、ベルリンで起きた伯爵殺害事件に巻き込まれる。二重密室の謎とビスマルクの影を背景に、歴史の空気と推理を結びつける。

19世紀ベルリンの霧の中で、医学生が事件の輪郭を追う。

573ページ
明治ベルリン歴史ミステリー医学生二重密室
小説家
斎藤栄 さいとう えい 受賞

将棋界の俊鋭・河辺真吾八段の愛娘が誘拐され、対局と犯人追及が同時進行する。勝負の緊張感と事件の行方を噛み合わせた、スリルのある受賞作。

一手先の勝負が、娘の命を左右する。

260ページ
将棋誘拐心理サスペンス対局緊迫感
小説家
西村京太郎 にしむら きょうたろう 受賞

デート中の男女が殺人事件に遭遇し、被害者が残した「テン」という言葉の意味を新聞記者が追う。事件の背後にある暗闇を、疾走感のある構成でたどる受賞作。

「テン」という一語が、事件を別の相貌へ導く。

368ページ
新聞記者殺人事件言葉の謎都市の闇本格ミステリー
小説家
西東登 さいとう のぼる 受賞

井之頭公園の熊檻の前で死体が見つかり、戦争犯罪の影と新興宗教のバッジが事件を結びつける。意外な真犯人と重い主題が同居する、異色の本格ミステリー。

熊の爪痕と宗教バッジが、戦後の闇を浮かび上がらせる。

300ページ
戦後戦争犯罪新興宗教動物園意外な真犯人
藤村正太 ふじむら しょうた 受賞

断熱材メーカーの常務が殺され、職場で孤立していた東北出身の青年に疑いが向けられる。都会の疎外感と捜査の行き違いを重ねながら、社会派ミステリーとしての輪郭を強く打ち出す。

ひとりの青年の孤独が、事件の見え方を変えていく。

301ページ
社会派推理都会の孤独工場労働者冤罪の疑い殺人事件
戸川昌子 とがわ まさこ 受賞

同潤会大塚女子アパートを思わせる建物を舞台に、老嬢たちの暮らしに奇怪な事件が続く。工事の始まりをきっかけに、閉ざされていた過去が次第にむき出しになっていくサスペンス。

アパートのマスターキーが、閉ざされた過去を開いていく。

195ページ
女子アパート秘密怪事件サスペンスどんでん返し
陳舜臣 ちん しゅんしん 受賞

華僑の大富豪が神戸を訪れた直後に中国人高利貸しが殺され、名探偵・陶展文が静かな推理で事件の核心に迫る。処女長編ながら、乾いた文体とユーモア、大人びた人間観察が際立つ。

神戸の華僑社会で、静かな推理が事件の核心を照らす。

304ページ
華僑社会名探偵陶展文殺人事件推理長編神戸
該当なし
新章文子 しんしょう ふみこ 受賞

大学生・世良高行の身のまわりで、毒薬、出生の秘密、父の死と遺言状が重なり、不可解な出来事が連続する。偽装自殺を含む犯人捜しへ進むなかで、青春の危うさと殺人者の心理が細やかに描かれる。

毒薬の袋の向こうで、若い男の日常が静かに崩れていく。

301ページ
青春ミステリ毒薬家族の秘密偽装自殺心理描写
多岐川恭 たきがわ やすし 受賞
濡れた心
仁木悦子 にき えつこ 受賞
299ページ
早川書房 はやかわ しょぼう 受賞
ハヤカワ・ポケット・ミステリの出版
中島河太郎 なかじま かわたろう 受賞
探偵小説辞典