俳人協会新人賞 はいじんきょうかいしんじんしょう
藤井あかりの第一句集。身近な季節や身体感覚を端正にすくい取り、静かな緊張を保った句風で若い俳人の出発点を示す。
封じられた感情が、季語の手触りを通して静かにひらかれる。
村上鞆彦の第一句集。日常の光景にひそむ時間の厚みを、抑制された言葉で澄明に立ち上げる。
岸辺に立つような静けさの中で、時間と季節がゆっくりほどける。