日本の文学賞

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ハヤカワ・ミステリ・コンテスト

はやかわ・みすてり・こんてすと

早川書房が主催していた短編推理小説の公募新人賞

推理小説短編
創設年
1990
主催
早川書房
カテゴリー
ジャンル小説
選考方式
公募
受賞対象
新人
開催頻度
年1回
賞のステータス
終了

説明

『ミステリマガジン』で募集されていた短編推理小説の公募新人賞で、1990年から1992年まで全3回行われた。

賞品

主賞品
受賞作の『ミステリマガジン』掲載
  • 佳作掲載

選考情報

選考プロセス

最終選考
審査員 都筑道夫、小池真理子

関連の賞

  • アガサ・クリスティー賞
  • ハヤカワSFコンテスト

過去の受賞者

山田風見子 やまだ かざみこ 最優秀賞
ブルースを葬れ

音楽の気配をまとった題名が示すように、喪失と事件の余韻を重ねるミステリ作品。短い形式のなかで、人物の過去と現在が暗い響きをもって交差する。

『ブルースを葬れ』は、作者の視線と文体が凝縮された一作である。

ミステリ音楽喪失
深堀骨 ふかほり こつ 佳作
蚯蚓、赤ん坊、あるいは砂糖水の沼

異様な題名が示す不穏さを手がかりに、日常からずれた感覚と奇妙な事件性を結びつける作品。幻想とミステリの境界にある湿った読後感が特徴である。

『蚯蚓、赤ん坊、あるいは砂糖水の沼』は、作者の視線と文体が凝縮された一作である。

ミステリ幻想不穏

受賞作「蚯蚓、赤ん坊、あるいは砂糖水の沼」は2003年8月に『アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記』に収録。

山崎秀雄 やまざき ひでお 最優秀賞
隣に良心ありき

「隣に良心ありき」は山崎秀雄によるハヤカワ・ミステリ・コンテスト最優秀賞作。題名は隣人関係と倫理の揺れを示し、日常のすぐそばにある犯罪性を想起させる。

隣人と良心という近い言葉から、日常に潜むミステリの気配が立ち上がる。

ミステリ隣人良心日常の不穏

2005年出版の『森でいちばんのどんぐり』は天乃辺哲名義。

小熊文彦 おぐま ふみひこ 最優秀賞

通勤中のサラリーマンが山手線で死に、死後の世界で足止めされる奇想のミステリ。自分の死が現世で認識されるまで先へ進めないという設定から、都市の日常と孤独を皮肉に描く。

死んだことに誰も気づかない都市で、天国の門だけが待たされている。

222ページ
ミステリ死後の世界都市生活孤独
武宮閣之 たけみや かつし 佳作
月光見返り美人

月光をモチーフにした幻想味のある短編ミステリ。雑誌掲載作として確認でき、月の光が照らす美人図のイメージと謎解きの趣向を重ねた作品とされる。

月光の下、見返る女のイメージが謎の気配を帯びて立ち上がる。

短編ミステリ幻想月光雑誌掲載