ハヤカワ・ミステリ・コンテスト はやかわ・みすてり・こんてすと
第3回(1992年)
推理小説短編
受賞者
2名
ブルースを葬れ
音楽の気配をまとった題名が示すように、喪失と事件の余韻を重ねるミステリ作品。短い形式のなかで、人物の過去と現在が暗い響きをもって交差する。
『ブルースを葬れ』は、作者の視線と文体が凝縮された一作である。
ミステリ音楽喪失
蚯蚓、赤ん坊、あるいは砂糖水の沼
異様な題名が示す不穏さを手がかりに、日常からずれた感覚と奇妙な事件性を結びつける作品。幻想とミステリの境界にある湿った読後感が特徴である。
『蚯蚓、赤ん坊、あるいは砂糖水の沼』は、作者の視線と文体が凝縮された一作である。
ミステリ幻想不穏
受賞作「蚯蚓、赤ん坊、あるいは砂糖水の沼」は2003年8月に『アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記』に収録。