日本の文学賞

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ひろすけ童話賞

ひろすけどうわしょう

浜田廣介を顕彰し、優れた幼年童話と絵本に贈られる児童文学賞。

幼年童話絵本
創設年
1989
主催
ひろすけ童話賞委員会
カテゴリー
児童文学・童話・絵本
選考方式
推薦
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
発表時期
11月頃
賞のステータス
活動中

説明

1989年(平成元年)に制定され、山形県高畠町出身の童話作家・浜田廣介の文学精神を継承し、新しい世界をひらく優れた幼年童話と絵本を表彰する。対象は過去1年間に発表された作品で、出版社などの推薦による。表彰式は毎年11月初頭に浜田広介記念館で開催される。

賞品

主賞品
受賞作品の表彰

選考情報

選考プロセス

最終選考
審査員 ひろすけ童話賞委員会(委員長: 高畠町町長、委員: 矢部美智代、山本省三、ねじめ正一、浜田留美、早川正信)
発表 表彰式で発表(毎年11月初頭)

選考基準

  • 文学精神を継承し、新しい世界をひらく作品であること
  • 過去1年間に発表された幼年童話または絵本であること
  • 出版社などから推薦された作品であること

公式情報

http://hirosuke-kinenkan.jp/

過去の受賞者

丸山陽子 まるやま ようこ 受賞

いつもと少し違う水曜日の出来事を通して、子どもの発見と想像力を描く絵本。

ふつうの日が、少しだけ特別に見えてくる。

35ページ
絵本発見想像力子ども
なかがわちひろ なかがわ ちひろ 受賞
64ページ
魚住直子 うおずみ なおこ 受賞
111ページ
いとうみく いとう みく 受賞
きみひろくん

「きみひろくん」はひろすけ童話賞 2021-1 の受賞作。題材の個性や作品の空気感が印象に残る一編として整理できる。

ひろすけ童話賞 2021-1 の受賞作。

ひろすけ童話賞受賞
北川チハル きたがわ ちはる 受賞

筆箱のふたが開いた瞬間、小さな空と白い雲が見えるという不思議な出来事から、ゆいとしろうくんの秘密が始まる。チョウのサナギをめぐる小さな約束を通して、子ども同士の距離、思いやり、身近な自然へのまなざしをやわらかく描く低学年向け童話。

ふでばこの上にひろがる小さな空が、ふたりだけの秘密とやさしい成長を運んでくる。

68ページ
友情小さな秘密自然観察成長低学年童話
にしかわおさむ にしかわ おさむ 受賞

げんきいっぱいのツトムのまわりで起こる、楽しい事件を集めた幼年童話集。夜中に訪ねてくるネコの行列や郵便屋さんの手伝いなど、ひとり読みに向いた短い物語が収められている。

ネコの行列も年賀状も、ツトムの一日は小さな事件でいっぱい。

95ページ
幼年童話友だち家族ひとり読み
萩原弓佳 はぎわら ゆみか 受賞

『せなかのともだち』は、萩原弓佳作、洞野志保絵の幼年童話。いじわるなのひつじとおこりん坊のはりねずみが、思わぬ出来事を通して互いを意識し、関係を変えていく物語である。

からまった針と毛が、けんかばかりのふたりに新しい距離を教えてくれる。

79ページ
童話友情動物思いやり低学年
ささきあり ささき あり 受賞
おならくらげ

『おならくらげ』は、ささきありによる受賞作です。受賞記録上の題名と作者名を基準に、作品単体の書籍化情報と内容紹介を切り分けて整理しました。

ささきあり『おならくらげ』は、受賞時の評価軸を手がかりに読み直したい作品です。

受賞作現代日本文学
石井睦美 いしい むつみ 受賞
わたしちゃん

石井睦美による幼年童話。子どもの視点に寄り添いながら、自分という存在を見つめる感覚をやわらかく描く。

小さな「わたし」の声が、世界を少しずつ確かなものにしていく。

児童文学自己認識幼年童話成長
西村友里 にしむら ゆり 受賞
たっくんのあさがお

『たっくんのあさがお』は、西村友里による受賞作品。対象賞の選考で評価された作品として、作者の関心や表現上の特色が凝縮されている。

西村友里の受賞作『たっくんのあさがお』。

受賞作現代文学書誌確認
市川宣子 いちかわ のりこ 受賞

『あまやどり』は、市川宣子による受賞作品。受賞記録と公開書誌から、作者の表現上の特色がまとまった作品として整理できる。

市川宣子の受賞作『あまやどり』。

70ページ
受賞作書誌確認作者の表現
にしなさちこ にしなさちこ 受賞
ちいさなともだち―★星ねこさんのおはなし★―

『ちいさなともだち―★星ねこさんのおはなし★―』は、にしなさちこの受賞作です。Amazon JP、NDL Search、Google Books を確認しましたが、公開書誌で詳しい紹介文を確認できる範囲は限られていました。

受賞記録と公開書誌を手がかりに、『ちいさなともだち―★星ねこさんのおはなし★―』の書籍情報を整理する。

受賞作書誌調査現代文学
かつやかおり かつやかおり 受賞

幼稚園からもらってきたうずらを育てる子どもの視点から、生きものと暮らす喜び、責任、命の強さを描く絵本です。作者自身の体験を生かした福音館書店の作品です。

小さなうずらとの暮らしから、命の強さと責任を知る物語。

32ページ
児童文学絵本生きものとの暮らし
最上一平 もがみ いっぺい 受賞

『じぶんの木』は、最上一平による作品。子どもの目線に寄り添いながら、成長や発見の瞬間を物語としてわかりやすく伝える児童文学。

『じぶんの木』は、言葉の密度と題材の力で読者を作品世界へ導く。

32ページ
記憶時間人間関係表現の力
福明子 ふく あきこ 受賞

『ジンとばあちゃんとだんごの木』は、福明子による児童文学です。犬のジンと祖母、家族の時間を通して、命へのまなざしと別れの受け止め方をやさしく描きます。

犬のジンをめぐる記憶が、家族のぬくもりと命の重さを伝える物語です。

67ページ
童話家族別れ
深山さくら みやま さくら 受賞

『かえるのじいさまとあめんぼおはな』は、深山さくら作、松成真理子絵の絵本。食べるものと食べられるものの関係を、切なさとユーモアを交えて描く。

あめんぼおはなは、両親を食べたかえるのじいさまに会いに行く。

34ページ
絵本食物連鎖
薫くみこ かおる くみこ 受賞
なつのおうさま

『なつのおうさま』は薫くみこによる受賞作。作品は賞の対象分野に沿って、人物の選択、時代背景、感情の変化を中心に読ませる。

『なつのおうさま』は、薫くみこの作風と受賞年の評価を伝える一作である。

児童文学成長
村上しいこ むらかみ しいこ 受賞

夏の暑い日に壊れた冷蔵庫が、目や口をつけて話し出し、自分も夏休みを取りたいと言い出す幼年童話。家族のにぎやかなやりとりと関西弁のテンポが楽しい。

冷蔵庫だって、夏休みにプールへ行きたい。

79ページ
幼年童話家族ユーモア
宮川ひろ みやがわ ひろ 受賞

『きょうはいい日だね』は、なかなか声を出せない一年生のしゅうへいが、担任や友だちとの活動を通して少しずつ変わっていく児童文学である。絵を描くこと、畑を耕すこと、収穫の喜びが、子どもの心を開いていく。

声を出せなかったしゅうへいが、みんなとの体験の中で一歩を踏み出す。

76ページ
児童文学学校成長教師友だち
ねじめ正一 ねじめ しょういち 受賞

サッカーへ急ぐ少年の部屋に、黄色い小鳥が迷い込む。小さな命と向き合う出来事を通して、思いやりと後悔、命のはかなさを子どもにも届く言葉で描く。

小さな小鳥との出会いが、少年の心に忘れられない時間を残す。

63ページ
思いやり後悔成長
阿部夏丸 あべ なつまる 受賞

しっぽが短く速く泳げないタマと、仲間たちの思いやりを描く幼年童話。助けたい気持ちと本人の願いが交差し、相手を思うことの難しさと温かさを伝える。

しっぽが短く速く泳げないタマと、仲間たちの思いやりを描く幼年童話。

80ページ
受賞作現代文学
さだまさし さだ まさし 受賞
おばあちゃんのおにぎり

さだまさしの『おばあちゃんのおにぎり』は、ひろすけ童話賞の受賞作として知られる作品。題名が示す世界を軸に、人間関係、記憶、時代の空気を描き、受賞対象としての完成度を備えている。

おばあちゃんのおにぎりは、ひろすけ童話賞の受賞対象となったさだまさしの作品。

243ページ
受賞作現代文学人間関係
矢部美智代 やべ みちよ 受賞
なきむし はるのくん

『なきむし はるのくん』は、泣き虫の子どもを主人公に、弱さや涙を否定せず、その子らしさとして受け止める童話である。幼い読者に寄り添いながら、感情を表に出すことの不安と温かさを描く。

泣いてしまう心を、そのまま抱きしめるような童話。

泣き虫子どもの感情自己受容やさしさ成長
神季佑多 じんき ゆうた 受賞
わらいゴマまわれ!

『わらいゴマまわれ!』は、神季佑多による作品。ひろすけ童話賞で受賞となった。

ひろすけ童話賞で評価された『わらいゴマまわれ!』。

受賞作文学賞作品
森山京 もりやま きょう 受賞

「パンやのくまちゃん」は森山 京による児童文学作品です。あかね書房から1998年に刊行が確認でき、受賞対象として扱われています。

児童文学作品として受賞歴を持つ「パンやのくまちゃん」。

145ページ
児童文学受賞作
瀬尾七重 せお ななえ 受賞
さくらの花でんしゃ

桜の花と電車を結びつけた児童文学。春の風景の中で、子どもの想像力と別れや出会いの感情を描きます。

桜の花と電車を結びつけた児童文学。

児童文学電車
戸田和代 とだ かずよ 受賞

『きつねのでんわボックス』は、戸田和代による児童文学作品で、ひろすけ童話賞の対象となった。 <p>金の星社,2006,4-323-01370-1<p><ul><li>タイトル:きつねのでんわボックス</li><li>タイトル(読み):キツネ ノ デンワ ボックス</li><li>責任表示:戸田和代 作,たかすかずみ 絵</li><

きつねのでんわボックスという題名から、作品の中心にある情景や問いが立ち上がる。

32ページ
児童文学作品ひろすけ童話賞同時代文学
松居スーザン まつい すーざん 受賞
ノネズミと風のうた

野ねずみをめぐる小さな冒険を通じて、自然と生きもののつながりを描く児童文学です。

野ねずみをめぐる小さな冒険を通じて、自然と生きもののつながりを描く児童文学です。

57ページ
作品紹介
上崎美恵子 うえざき みえこ 受賞
ルビー色のホテル

『ルビー色のホテル』は、受賞対象となった文学作品です。人物の選択、時代や場所の空気、心情の揺れを通して、作者の主題意識を読者に伝えます。

人物と時代の気配を通して、作者の主題が浮かび上がる作品です。

文学人間関係時代心情
北村けんじ きたむら けんじ 受賞
しいの木のひみつのはなし

『しいの木のひみつのはなし』は北村けんじによる作品で、hirosuke-fairy-tale-awardの1994年回で評価された。作品名と著者名で単行本・文庫・収録書籍の有無を確認したうえで、確認できた範囲の作品情報を示す。

しいの木のひみつのはなしは、北村けんじの創作や批評の特色が受賞時に注目された作品。

受賞作1994年文学
今村葦子 いまむら あしこ 受賞
まつぼっくり公園のふるいブランコ

『まつぼっくり公園のふるいブランコ』は、今村葦子による児童文学です。ひろすけ童話賞の受賞対象として扱われ、作者の関心や表現の特徴がまとまって示された作品です。

今村葦子の表現を知る入口となる児童文学です。

105ページ
児童文学ひろすけ童話賞受賞作
茂市久美子 もいち くみこ 受賞

ディーゼルカーの車掌と女の子の交流を、落ち葉の季節の温かい情景のなかに描く幼年童話。遠くへ飛んでいく落ち葉に、願いと別れのやさしい感情が託されている。

『おちばおちばとんでいけ』は、作者の視線と文体が凝縮された一作である。

63ページ
児童文学落ち葉交流
安房直子 あわ なおこ 受賞

『花豆の煮えるまで 小夜の物語』は安房直子の連作童話集。山里の旅館の娘小夜を主人公に、山の精や不思議な存在との出会いを、やわらかな幻想として描く。

花豆を煮る時間のなかで、小夜の生まれる前から続く山の物語がほどけていく。

138ページ
山の幻想家族小夜児童文学
あまんきみこ あまん きみこ 受賞

『だあれもいない?』は、あまんきみこによる児童向けファンタジー集。なわとびや竹とんぼなど身近な遊びの時間に、子どもたちが不思議な存在と出会う物語を収める。

子どもの日常のすぐ隣に、見えない誰かと出会う小さな不思議が開く。

133ページ
児童文学ファンタジー子どもの心不思議な出会い