日本の文学賞

← ホラーサスペンス大賞に戻る

ホラーサスペンス大賞 ホラーサスペンスたいしょう

第2回(2001年)

ホラー小説サスペンス小説長編小説

受賞者

2名
五十嵐貴久 いがらし たかひさ 大賞

『リカ』は、平凡な会社員が出会い系で知り合った女性に執着され、常軌を逸したストーキングへ追い詰められていくホラーサスペンスである。身近な通信手段から侵入してくる恐怖を、怪物的な人物造形で増幅させる。

日常の軽い出来心が、逃げ場のない執着の恐怖へ変わる。

321ページ
ストーカーホラーサスペンス出会い系執着都市の恐怖
春口裕子 はるぐち ゆうこ 特別賞

『火群の館』は、新築マンションで起こる怪現象を通して、無自覚な加害や小さな悪意が人を追い詰める過程を描くホラーサスペンスである。幻想味と生理的な恐怖を重ね、建物そのものが裁きの場へ変わっていく。

新しい住まいの奥で、見過ごされた悪意が炎のように立ち上がる。

311ページ
マンション怪現象復讐小さな悪意生理的恐怖