日本の文学賞

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日本児童文学者協会賞 にほんじどうぶんがくしゃきょうかいしょう

第17回(1977年)

創作評論・研究

受賞者

3名
後藤竜二 ごとう りゅうじ 受賞

江戸時代末期の東北を舞台に、故郷へ戻った少年万吉が、重税に苦しむ農漁民の暮らしと抵抗に向き合う歴史児童文学である。民衆が一揆へ進む過程を、子どもの視点を通して力強く描く。

少年の目に映る貧しさと怒りが、民衆の抵抗の物語へ広がっていく。

365ページ
江戸末期一揆農漁民少年の成長
竹崎有斐 たけざき ゆうひ 受賞

熊本近郊の石切り山を舞台に、太平洋戦争下を生きる人びとと子どもたちの姿を描いた長編である。地域の暮らし、労働、戦争の影が重なり、子どもの成長と共同体の記憶が浮かび上がる。

石切り山の暮らしを通して、戦時下の子どもたちのまなざしを描く。

281ページ
戦時下の生活熊本労働子どもの視点
冨田博之 とみだ ひろゆき 受賞

明治以後の日本における児童劇、学校劇、人形劇などの歩みをたどる研究書である。上演史と教育史の双方から、子どもと演劇が結びついてきた過程を広く見渡す。

子どもと演劇の近代史を、年表と資料を交えてたどる研究書。

509ページ
児童演劇演劇史学校劇明治以後