日本児童文学者協会賞 にほんじどうぶんがくしゃきょうかいしょう
第20回(1980年)
創作評論・研究
受賞者
2名『私のアンネ=フランク』は、13歳のゆう子が『アンネの日記』を受け取ったことをきっかけに、アンネへ宛てた日記を書き始める児童文学。ゆう子の日常と、母が抱える戦争とアウシュビッツへの思いが交差し、自由と尊厳を奪うものへの問いを家族の言葉から浮かび上がらせる。
アンネへ宛てた日記が、少女の日常と母の記憶を結び、戦争と尊厳を問いかける。
253ページ
児童文学アンネ・フランク戦争家族自由と尊厳
十三歳のゆう子がアンネ・フランクにあてて日記を書き始め、母の蕗子もまたアウシュビッツへの旅と記憶を手紙のようにつづっていく。少女の日常と母の歴史へのまなざしを交差させながら、戦争、差別、人間の自由と尊厳を児童文学の形で問いかける物語。
アンネへ向けた日記が、少女と母を歴史の痛みへ導いていく。
253ページ
アンネ・フランク戦争と平和親子日記人間の尊厳