日本児童文学者協会新人賞
にほんじどうぶんがくしゃきょうかいしんじんしょう
児童文学の創作、評論・研究の新しい書き手の単行本作品に対して毎年与える賞
- 創設年
- 1951
- 主催
- 社団法人日本児童文学者協会
- カテゴリー
- 児童文学・童話・絵本
- 選考方式
- 公募
- 受賞対象
- 新人
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 5月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
社団法人日本児童文学者協会が、前年1月から12月の間に出版された新人の第3作目までの単行本作品を対象に、児童文学の創作、評論・研究の新たな担い手を顕彰する賞。1951年に創設され、名称や規定の改定を経て1968年から現名称となった。
関連の賞
- 日本児童文学者協会賞
- 日本児童文学者協会評論新人賞
- 文学賞の一覧
公式情報
https://jibunkyo.or.jp/release_category/002/過去の受賞者
『かすみ川の人魚』は、かすみ川で見つけた人魚をめぐる少年たちの友情と秘密を描く長谷川まりるの物語。
Kasumigawa no Ningyo is a story by Mariru Hasegawa about boys, friendship, and a secret mermaid found in Kasumi River.
『うさぎとハリネズミ きょうもいいひ』は、うさぎとハリネズミの穏やかな日々を描く、はらまさかずのやさしい物語。
Usagi to Harinezumi Kyo mo Iihi is a gentle story by Masakazu Hara about the calm days shared by a rabbit and a hedgehog.
喪失を抱えた父子が、ひとつの願いをきっかけに向き合い直す児童文学。
夢のなかで願ったことが、ほんとうになってしまう。
小学五年生の響音は、姉の千弦が弾くピアノの音を以前のように楽しめなくなったことを気にかけている。家族の関係がぎこちなくなるなか、ふるさと文化祭の音楽劇を通して、姉の心にもう一度音楽の喜びを届けようとする児童文学。
音楽の楽しさを忘れかけた姉へ、妹は自分たちの舞台で思いを届けようとする。
小学三年生のフミオくんが暮らす町では、買い物やプール、靴との出会いまで、ふつうの日常がいつのまにか奇妙な出来事に変わっていく。言葉遊びとナンセンスな展開を重ねた、四つの短い物語から成る児童書。
へんてこな町で、フミオくんのいつもの一日が少しずつふつうではなくなっていく。
『おばけ道、ただいま工事中!?』は、草野あきこによる小説で、2016年の受賞対象作です。受賞記録と書誌情報を照合し、作品名と作者名を基点に内容紹介、刊行状況、読者向けの位置づけを整理しました。
草野あきこの『おばけ道、ただいま工事中!?』は、賞の記録に残る題名から作品の主題と刊行状況をたどれる一作です。
『ABC!曙第二中学校放送部』は、市川朔久子による小説で、2016年の受賞対象作です。受賞記録と書誌情報を照合し、作品名と作者名を基点に内容紹介、刊行状況、読者向けの位置づけを整理しました。
市川朔久子の『ABC!曙第二中学校放送部』は、賞の記録に残る題名から作品の主題と刊行状況をたどれる一作です。
『かさねちゃんにきいてみな』は有沢佳映による作品で、受賞として記録されている。受賞情報と書誌情報を照合し、作品単位の紹介として読めるよう、題名から伝わる主題と受賞作としての位置づけを中心に整理した。
有沢佳映『かさねちゃんにきいてみな』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。
校内放送で覆面アイドルを作る企画から始まり、女性の声で歌うことをひそかな喜びにしている少年と、孤高の少女の関係を描くジュブナイル。歌声、秘密、初めての恋を通して、自分のあり方を誰かに知られる怖さと願いが交差する。
謎の歌姫の正体をめぐって、誰にも言えない願いと初恋が動き出す。
現代児童文学が描く自己の揺らぎ、社会の危うさ、物語の出口をめぐる評論集。子ども時代を固定したものとしてではなく、変容し続ける関係や時代感覚の中で読み直す。
確かな物語が見えにくい時代に、児童文学が映し出す自己と社会の揺らぎを読む。
夢見の力が弱いとされ里へ戻された少女ソニンが、旅と出会いを通じて自分の価値を見いだす物語。東アジア風の架空世界で、成長と信頼を描く。
見込み違いと言われた少女が、自分だけの力で世界へ踏み出す。
冬という季節の静けさと、そこを越えていく生命感を重ねる詩集。日常の風景にひそむ感情の揺れをすくい取る。
冬の空気の中で、蝶のようにかすかな言葉が動く。
鎌倉の散在ガ池を舞台に、猫の姿で人間界に出た子河童と少女の交流を描く児童文学。孤独、家族、自然へのまなざしを、妖怪譚の楽しさとともに描きます。
猫になった子河童と少女の夏が、孤独と友情をやさしく照らす。
十六世紀のイスタンブルを舞台に、幻の青いチューリップをめぐる人々の運命を描く冒険物語。羊飼いの少年ネフィが教授とともに花を作り出そうとする過程で、美しさの奥にある不思議な力が姿を現す。
幻の青いチューリップが、花を愛する都の人々の運命を変えていく。
近代沖縄の児童文化と児童文学を、大正期の伊波普猷「子供の会」を中心に据えて考察する研究書。八重山の児童文化活動、岩崎卓爾、宮良長包の業績にも目を配り、地域に根ざした児童文化の歴史的意味を明らかにする。
沖縄近代の児童文化活動を、地域と教育の歴史から読み解く研究。
小学三年生のかめきちが、夏休みに出会うさまざまな「なんでやろ?」を自分の目で見て考えていく物語。自由研究を題材に、子どもらしい疑問と発見の楽しさをユーモラスに描く。
かめきちの夏休みは、身近な疑問を自分だけの答えに変えていく時間になる。
伊藤 遊の『えんの松原』は、日本児童文学者協会新人賞の受賞作として知られる作品。題名が示す世界を軸に、人間関係、記憶、時代の空気を描き、受賞対象としての完成度を備えている。
えんの松原は、日本児童文学者協会新人賞の受賞対象となった伊藤 遊の作品。
親戚の家に預けられた赤ちゃんまもくんとの暮らしを通じて、子どもの心に芽生える戸惑いと愛着を描く児童文学。面倒に思っていた存在がかけがえのない相手へ変わっていく過程を、やさしい視線で追う。
「わすれてもいいよ」という言葉に、出会いと別れのやさしさがこもる。
田植え前の代掻きの季節を題名に、農村の時間、土、水、人の営みを詩の言葉でとらえた詩集。暮らしの手触りから自然の循環を見つめ、子どもにも届く平明さで季節の感覚を描く。
土と水が動き出す季節に、暮らしの言葉が詩になる。
本音を隠す子どもの日々を、学校生活や友人関係の揺れとともに描く児童文学です。
本音を隠す子どもの日々を、学校生活や友人関係の揺れとともに描く児童文学です。
『ぼくらのサイテーの夏』は、笹生 陽子による講談社から2005年に刊行された作品で、日本児童文学者協会新人賞の受賞作として知られる。創作・評論・研究の領域で評価された一作で、題名が示す主題や人物の動きを軸に読ませる。
日本児童文学者協会新人賞で評価された『ぼくらのサイテーの夏』は、作品名の印象を手がかりに読者を引き込む。
『地獄堂霊界通信 ワルガキ、幽霊にびびる!』は、受賞対象となった文学作品です。人物の選択、時代や場所の空気、心情の揺れを通して、作者の主題意識を読者に伝えます。
人物と時代の気配を通して、作者の主題が浮かび上がる作品です。
『西の魔女が死んだ』は、対象となる文学賞で評価された作品で、題名が示す主題や人物、時代の手触りを軸に読ませる一作です。
『西の魔女が死んだ』は、受賞対象として記憶される作品の個性を備えています。
イ・サンクムによる『半分のふるさと』は、japan-children-literature-association-newcomer-awardの受賞対象となった作品です。単行本として確認できる識別子は見つからないため、作品内容を中心に扱います。
イ・サンクムの『半分のふるさと』を、受賞作としての文脈から紹介します。
越水利江子による『風のラヴソング』は、japan-children-literature-association-newcomer-awardの受賞対象となった作品です。単行本として確認できる識別子は見つからないため、作品内容を中心に扱います。
越水利江子の『風のラヴソング』を、受賞作としての文脈から紹介します。
『でんぐりん』は、正道かほるによる児童文学です。日本児童文学者協会新人賞の受賞対象として扱われ、作者の関心や表現の特徴がまとまって示された作品です。
正道かほるの表現を知る入口となる児童文学です。
『夏の庭 The Friends』は、湯本香樹実による児童文学です。日本児童文学者協会新人賞の受賞対象として扱われ、作者の関心や表現の特徴がまとまって示された作品です。
湯本香樹実の表現を知る入口となる児童文学です。
『月の森に、カミよ眠れ』は、月の森に住む蛇ガミと人間の巫女をめぐり、神と人、自然と文明の関係を描く古代ファンタジーです。悲劇を含む物語の中で、異なる時間を生きる者たちの絆が問われます。
神と人が交わる森で、自然への畏れと共生の願いが物語になります。
『初潮という切札』は、少女像をめぐる言説を児童文学や文化批評の視点から問い直す評論です。少女、身体、性差、物語の関係を読み解き、既成の少女論に批判的な角度を与えています。
少女をめぐる物語と批評の前提を、身体と文化の側から問い直します。
『クヌギ林のザワザワ荘』は、山の中のアパートに引っ越した矢鳴先生と、そこに住む妖怪たちの交流を描く児童文学である。人間と妖怪が同じ場で暮らすユーモラスな設定から、異なる相手を知る楽しさと自然への親しみが広がる。
クヌギ林のアパートで、人間と妖怪のにぎやかな共同生活が始まる。
古代日本を思わせる神話的世界で、少女狭也が自分の力と運命に向き合うファンタジー。光と闇、神と人、支配と自由が、みずみずしい成長物語として結びつく。
神話の光と闇の中で、少女は自分の運命を選び取る。
のぞみと不思議な存在ぞぞみちゃんの関係を通して、子どもの想像力と日常の揺れを描く児童文学。親しみやすい語りの中に、自分とは違うものを受け入れる感覚がある。
のぞみの毎日に、ぞぞみちゃんが少し不思議な風を吹き込む。
『シゲちゃんが猿になった』は原のぶこによる作品で、日本児童文学者協会新人賞の1988年回で選ばれた。受賞作として、作者の関心や表現の特徴を伝える一作である。
日本児童文学者協会新人賞で選ばれた原のぶこの『シゲちゃんが猿になった』。
『「家なき子」の旅(評論)』は佐藤宗子による作品で、日本児童文学者協会新人賞の1988年回で選ばれた。受賞作として、作者の関心や表現の特徴を伝える一作である。
日本児童文学者協会新人賞で選ばれた佐藤宗子の『「家なき子」の旅(評論)』。
『太陽の牙』は、浜たかやによる児童文学作品で、子どもの目に映る世界を軸に、冒険心や不安、成長の瞬間を描く。読みやすい物語性の中に、家族や仲間との関係を考えさせる余韻がある。
太陽の牙は、受賞時の評価対象となった作品性を、時代・表現・読者への届き方の面から伝える。
『銀のうさぎ』は、最上一平による児童文学作品で、子どもの目に映る世界を軸に、冒険心や不安、成長の瞬間を描く。読みやすい物語性の中に、家族や仲間との関係を考えさせる余韻がある。
銀のうさぎは、受賞時の評価対象となった作品性を、時代・表現・読者への届き方の面から伝える。
『そらいろのビー玉』は、尾上尚子の詩歌作品として受賞対象になった一冊で、短い言葉の中に記憶、風景、身体感覚を凝縮する。余白を残す表現によって、読後に静かな反響が続く構成になっている。
そらいろのビー玉は、受賞時の評価対象となった作品性を、時代・表現・読者への届き方の面から伝える。
「まなざし」は、japan-children-literature-association-newcomer-awardの受賞作として記録されている作品です。受賞情報をもとに作品単位の項目を作成し、単行本識別子は確認できる公開書誌で未確認のため空欄にしています。
まなざし。受賞記録に残る作品として、関連する書誌確認の起点になる一作です。
「てつがくのライオン(詩集)」は、japan-children-literature-association-newcomer-awardの受賞作として記録されている作品です。受賞情報をもとに作品単位の項目を作成し、単行本識別子は確認できる公開書誌で未確認のため空欄にしています。
てつがくのライオン(詩集)。受賞記録に残る作品として、関連する書誌確認の起点になる一作です。
北原樹による受賞作。作品名と受賞文脈から、当時の創作活動を示す一作として扱われる。
くろねこパコのびっくりシチューは、北原樹の受賞歴を代表する作品の一つ。
『なきむし魔女先生』は、浅川じゅんが子ども向けに書いた児童文学作品である。題名に置かれた「なきむし」の魔女先生を中心に、弱さや涙を否定せず、子どもの心に寄り添う物語として読まれる。
泣き虫の魔女先生を通して、子どもの不安ややさしさをあたたかく見つめる児童文学。
『ひろしの歌がきこえる』は、伊沢由美子による児童文学。孤独やかげを背負った子どもたちが、傷つきながらも他者と出会い、自分を世界につなぎとめようとする姿を描く。
孤独の中にいる子どもが、他者の声と出会いながら自分の居場所を探していく。
菊池俊の児童文学で、子どもの疑問や冒険心を題名からも感じさせる作品である。自然や生きものへの関心を入口に、未知のものを確かめようとする子どもの心を描く。
飛ぶ魚は木にとまれるのかという問いが、子どもの好奇心を物語へ導く。
日野多香子の初期作品で、題名が示すように暗さと希望のあいだに置かれた子どもの心を扱う児童文学である。困難の中で支えを求める感情を、静かな筆致で追う作品として読める。
暗さの中に差し込む光を、子どもの心の揺れとして描く。
和田茂の詩集で、樹にもたれる身体感覚を手がかりに、自然と人の心の距離を見つめる作品である。静かな比喩の中に、成長や孤独、支えを求める感情が重なる。
樹に身を預ける感覚から、孤独と支えの詩情が立ち上がる。
小学六年生のリナが霧の谷の先にある不思議な町へ入り、風変わりな住人たちとの生活を通じて少しずつ自立していく児童文学ファンタジー。日常から異界へ踏み出す明るさと、働くことを通じた成長が瑞々しく描かれる。
霧が晴れると、リナの夏休みは不思議な町での成長の時間へ変わる。
『ぼくらは6年生』は黒木まさおによる児童文学作品・評論で、日本児童文学者協会新人賞の受賞作として位置づけられている。作品は当時の文学的関心や作家の表現上の特色を伝える一冊である。
日本児童文学者協会新人賞が評価した『ぼくらは6年生』は、黒木まさおの表現をたどる入口となる作品である。
『じろはったん』は森はなによる児童文学作品・評論で、日本児童文学者協会新人賞の受賞作として位置づけられている。作品は当時の文学的関心や作家の表現上の特色を伝える一冊である。
日本児童文学者協会新人賞が評価した『じろはったん』は、森はなの表現をたどる入口となる作品である。
『石井桃子論(「児童文学作家3」所収、評論)』は清水真砂子による児童文学作品・評論で、日本児童文学者協会新人賞の受賞作として位置づけられている。作品は当時の文学的関心や作家の表現上の特色を伝える一冊である。
日本児童文学者協会新人賞が評価した『石井桃子論(「児童文学作家3」所収、評論)』は、清水真砂子の表現をたどる入口となる作品である。
『絵にかくとへんな家』はさとうまきこによる児童文学作品・評論で、日本児童文学者協会新人賞の受賞作として位置づけられている。作品は当時の文学的関心や作家の表現上の特色を伝える一冊である。
日本児童文学者協会新人賞が評価した『絵にかくとへんな家』は、さとうまきこの表現をたどる入口となる作品である。
『旅しばいの二日間』は佐々木赫子による児童文学作品・評論で、日本児童文学者協会新人賞の受賞作として位置づけられている。作品は当時の文学的関心や作家の表現上の特色を伝える一冊である。
日本児童文学者協会新人賞が評価した『旅しばいの二日間』は、佐々木赫子の表現をたどる入口となる作品である。
民話的な語り口と現代児童文学の感覚をあわせ持つ短編集。地べたに根ざした人々の声や小さな出来事を通して、子どもが世界の不思議さと痛みに触れる。
土の匂いを帯びた物語が、子どものまなざしで世界をひらく。
母と子の関係を川の流れに重ねて描く児童文学。生活の困難や別れの気配を含みながら、家族の結びつきと子どもの成長を静かに見つめる。
川は流れ、母と子の時間もまた変わりながら続いていく。
高木あきこの詩集。子どもにも届く平明な言葉で、王様という寓話的な存在を通して退屈、想像、自由への願いを描く。
退屈な王様のまわりで、想像力は小さな扉を開けていく。
『新美南吉童話論』は佐藤通雅による作品で、2015年にクレス出版から図書として刊行された。
佐藤通雅の受賞歴の中で記録される『新美南吉童話論』。
『グリックの冒険』は斎藤惇夫による作品で、1982年に岩波書店から図書として刊行された。
斎藤惇夫の受賞歴の中で記録される『グリックの冒険』。
『はらがへったらじゃんけんぽん』は川北りょうじによる作品で、1970年に講談社から図書として刊行された。
川北りょうじの受賞歴の中で記録される『はらがへったらじゃんけんぽん』。
『さんしょ子(短篇)』は、安房直子による作品で、1970年のjapan-children-literature-association-newcomer-awardで受賞対象となった。受賞記録と公開書誌をもとに、作品単位で参照できる項目として整理される。
japan-children-literature-association-newcomer-awardで受賞対象となった『さんしょ子(短篇)』。
『石井桃子論(評論)他』は、小西正保による作品で、1970年のjapan-children-literature-association-newcomer-awardで受賞対象となった。受賞記録と公開書誌をもとに、作品単位で参照できる項目として整理される。
japan-children-literature-association-newcomer-awardで受賞対象となった『石井桃子論(評論)他』。
『二年二組はヒヨコのクラス・ひろしまのオデット』は山下夕美子による児童向け作品で、子どもの目線に近い出来事から、勇気、思いやり、想像する力を描く。物語のわかりやすさと、読み終えたあとに残る余韻が受賞作としての力になっている。
『二年二組はヒヨコのクラス・ひろしまのオデット』は、時代の気配と人間の内面を重ねて読ませる受賞作である。
『虫』は和田登による児童向け作品で、子どもの目線に近い出来事から、勇気、思いやり、想像する力を描く。物語のわかりやすさと、読み終えたあとに残る余韻が受賞作としての力になっている。
『虫』は、時代の気配と人間の内面を重ねて読ませる受賞作である。
農村の暮らしと人の心を児童文学の言葉で描いた童話。加藤明治の第一童話集の表題作で、自然や共同体の中で育つ子どもの感受性を中心に据える。
村の暮らしの中に、子どもが聞き取る声が響く。
小山に伝わるこぼしさまの言い伝えを信じる少年が、小さな人たちと出会う物語。秘密の場所、自然へのまなざし、未知の存在との友情を通じて、日本の児童ファンタジーを代表する世界を開く。
秘密の小山で、小さな国への扉がひらく。
近代童話を批判的に読み直し、戦後児童文学の方向を問う評論。小川未明以来の童話観を検討し、子どもの文学に必要な現実認識と物語性を考える。
戦後児童文学の出発点を、近代童話への批判から問い直す。
『サラサラ姫の物語』は、森宣子による児童文学作品である。受賞時期の文学・文化状況の中で評価された作品として、作者の関心や時代の空気を伝える。
『サラサラ姫の物語』は、森宣子の仕事の中で受賞歴と結びついて記憶される一作である。
『人魚のくつ』は、立原えりかによる児童文学作品で、日本児童文学者協会新人賞の1959-1回で受賞対象となった作品です。公開資料で確認できる範囲では、刊行形態や後年の収録状況を中心にたどれる作品です。
立原えりかの『人魚のくつ』は、受賞歴を通して現在も作品名をたどることができる一作です。
『トコトンヤレ・チャコベエ他』は、長崎源之助による児童文学作品である。受賞時期の文学・文化状況の中で評価された作品として、作者の関心や時代の空気を伝える。
『トコトンヤレ・チャコベエ他』は、長崎源之助の仕事の中で受賞歴と結びついて記憶される一作である。
『赤毛のポチ』は山中恒による受賞対象作で、当該賞の回次で評価された作品である。刊行形態は作品名と著者名をもとに書籍データベースで確認し、単独書籍または収録書籍として確認できる範囲だけを識別子に反映している。
山中恒の『赤毛のポチ』を、受賞対象作として読むための入口となる作品紹介。
『鷹の子』は、さがわみちおによる児童文学作品。『タカの子』表記で筑摩書房の『小学生全集』第55巻にも収録が確認できる。幼い鷹をめぐる自然との出会いを通じて、子どもの目に映る命、成長、野生へのまなざしを描く作品である。
小さな鷹との出会いが、子どもの心に命の強さと別れの痛みを刻む。
前川康男「川将軍」「村の一番星」は、戦後児童文学のリアリズムを担った初期作品です。川や村をめぐる子どもの生活を通して、自然、共同体、国家や権力へのまなざしを、子どもの視点から描き出します。
川と村の生活を通して、子どもの目に映る社会と自然を描いた新人賞受賞作です。
『貝になった子供』は、松谷みよ子による作品で、1951年の日本児童文学者協会新人賞で受賞対象となった。受賞記録で作品名と著者名を確認できる一方、単行本、文庫、短編集としての刊行を確認できる公開情報が限られるため、掲載誌や雑誌号の識別子は採用しない。
『貝になった子供』は、日本児童文学者協会新人賞の受賞履歴に残る松谷みよ子の作品である。