日本の文学賞

← 文学賞一覧に戻る

日本ミステリー文学大賞新人賞

にほんミステリーぶんがくたいしょうしんじんしょう

光文文化財団が主催する、新しい才能と野心にあふれた新人作家発掘を目的とする公募新人ミステリー文学賞。

ミステリー新人賞
創設年
1997
主催
光文文化財団
カテゴリー
ジャンル小説
選考方式
公募
受賞対象
新人
開催頻度
年1回
締切時期
4〜5月頃
発表時期
10月頃
賞のステータス
活動中

説明

光文文化財団が主催する公募新人文学賞。400字詰め原稿用紙換算で350枚から600枚の広義のミステリー作品を募集し、受賞者には正賞としてシエラザード像、副賞として賞金500万円が贈られる。

賞品

主賞品
シエラザード像
賞金
5,000,000円

選考情報

選考プロセス

最終選考
審査員 選考委員会
発表 公式サイトで発表

選考基準

  • 400字詰め原稿用紙350枚から600枚
  • 広義のミステリー作品

関連の賞

  • 日本ミステリー文学大賞
  • 鶴屋南北戯曲賞

公式情報

https://kobun.or.jp/mistery_new/

過去の受賞者

服部倫 はっとり りん 受賞

売れないドラマーの椿恭志郎は、喫茶店でチンピラに絡まれていた難聴の中学生・晴斗がSOSサインを出しているのに気づき、助けの手を差し伸べる。しかしその行動がきっかけで、ヤクザ・半グレ・怪しい刑事たちに目をつけられることになる。個性豊かな仲間たちと共に大阪中を駆け回りながら、主人公は大阪府北部に実在する湿地周辺の開発利権をめぐる闇に迫っていく。大阪弁の軽妙な語り口と正統派ハードボイルドの融合が評価された第29回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞のデビュー作。

大阪弁による軽妙な語り口だが、本質は極めて正統派のハードボイルド——選考委員・月村了衛

324ページ
ハードボイルド大阪聴覚障害湿地開発反社会勢力社会派ミステリー
衣刀信吾 いとう しんご 受賞

裁判員に選ばれた7人がオリエンテーション会場に集められる。そこで突如、タイムリミットを午前零時とし、正しい結論を導けなければビルを爆破すると宣言される。密室と化した評議室で参加者たちが謎解きに挑む一方、外では弁護士の羽水が被告人の無実を信じて独自に調査を続ける。法廷×デスゲーム×本格ミステリの三位一体で描く、息もつかせぬタイムリミット・サスペンス。第28回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

法廷×デスゲーム×本格ミステリ——閉ざされた評議室で、午前零時までに真実を暴け。

336ページ
裁判員制度デスゲーム密室本格ミステリタイムリミット法廷弁護士伏線回収
斎堂琴湖 さいどう ことこ 受賞

17年前に息子を失った刑事が、駅前爆破と刺殺事件を追ううちに、封じられていた過去の事件と再び向き合う。

17年前に息子を失った刑事が、駅前爆破と刺殺事件を追ううちに、封じられていた過去の事件と再び向き合う。

288ページ
刑事過去の事件連続事件
柴田祐紀 しばた ゆうき 受賞

マネーロンダリング専用の投資コンサル会社「60%」を軸に、カリスマ極道と元銀行員が地下社会で勢力を広げていく。裏金、隠し資産、麻薬の売上を扱うノワール小説。

裏金、隠し資産、麻薬の売上……。

324ページ
ノワールマネーロンダリング地下社会破滅
麻加朋 あさか とも 受賞

家族の過去と雪の降る町をめぐる謎を描いた長編推理小説。第25回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

368ページ
犯罪家族の秘密
茜灯里 あかねともしびさと 受賞
367ページ
城戸喜由 きど きよし 受賞

監獄を舞台に残虐な事件と人間ドラマを描く長編。心理描写と巧妙なトリックを特徴とする作品。

352ページ
監獄残虐復讐心理描写
戸南浩平 となん こうへい 受賞
326ページ
嶺里俊介 ねざと しゅんすけ 受賞
348ページ
直原冬明 なおはら ふゆあき 受賞

第18回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作を改題して刊行されたデビュー作。幻影や錯覚を織り交ぜたトリックと人間ドラマを描く長編推理小説。

307ページ
幻影推理人間関係
嶋中潤 しまなか じゅん 受賞

カウントダウンする事件とそれに絡む司法・倫理の問題を描いたミステリー。作者は応募時に「カウントダウン168」というタイトルで応募していた。

335ページ
正義制裁倫理
葉真中顕 はまなか あきら 受賞

老人介護をめぐる犯罪と人間関係を描いたミステリ。介護の現場と孤独、倫理を主題に犯罪が展開する。

304ページ
介護孤独倫理犯罪
前川裕 まえかわ ひろし 受賞

心理的な緊張と人間関係のねじれを描くサスペンス小説。大学教授とその隣人をめぐる不可解な出来事が、記憶と罪の問題を浮かび上がらせる。

328ページ
犯罪記憶家族罪と贖罪人間心理
石川渓月 いしかわ けいげつ 受賞

デビュー作。詳細は公表資料に基づく情報が限られる。

460ページ
ミステリー人間関係
両角長彦 りょうかど ながひこ 受賞

高校や教室を舞台にした犯罪と人間関係を描く長編ミステリ(デビュー作)。

338ページ
犯罪学校人間関係
結城充考 ゆうき みつたか 受賞

当初はSFとして構想されたアイデアを現代のミステリーとして再構成した長編。日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。テレビドラマ化もされた。

425ページ
犯罪記憶技術の影響
緒川怜 おがわ れい 受賞

航空機を舞台にしたパニック/ミステリー作品。応募時のタイトルは『滑走路34』で、第11回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞しデビュー作となった。

431ページ
航空事故危機管理人間の心理
海野碧 うんの みどり 受賞

音楽的な構成を取り入れたミステリ作品。水上を舞台にした人間模様と事件を描く。

345ページ
音楽人間関係犯罪
該当なし
新井政彦 あらい まさひこ 受賞

宗教的背景を持つ呪いと過去の秘密が絡む本格ミステリ。日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

465ページ
ミステリ宗教過去の秘密
該当なし
三上洸 みかみ あきら 受賞

デビュー作。夜を舞台にした濃密な心理描写と巧妙な謎が特徴の長編ミステリ。

382ページ
心理
岡田秀文 おかだ ひでふみ 受賞

豊臣秀吉(太閤)暗殺を巡る陰謀と推理を描いた長編。歴史人物・事件を題材にしたフィクション。

349ページ
暗殺権力闘争
成定春彦 なりさだ はるひこ 佳作

デビュー作。応募時タイトルは『熾闘』。現代犯罪を題材にしたハードボイルド寄りの推理小説。

442ページ
犯罪サスペンス
菅野奈津 かんの なつ 佳作

応募時タイトルは『妄信』。第4回日本ミステリー文学大賞新人賞で佳作となりデビューした作品。

344ページ
人間関係喪失真実の追求
高野裕美子 たかの ゆみこ 受賞

デビュー作。サスペンス要素を含むミステリー小説。

322ページ
犯罪心理
大石直紀 おおいし なおき 受賞
377ページ
井谷昌喜 いたに まさよし 受賞

科学的モチーフを取り入れた長編サスペンス。感染症や組織の問題を手がかりに、硬質な緊張感で読ませる。

科学と事件が、同じ速度で迫ってくる。

354ページ
科学感染症サスペンス