日本の文学賞

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角川春樹小説賞 かどかわはるきしょうせつしょう

第16回(2024年)

長編エンターテインメント小説

受賞者

1名
桜田光 さくらだ ひかる 受賞

京都市にある美大の油画科を休学中の稲葉真は、従兄の呼びかけで江戸時代の女性絵師・平野雪香が描いた襖絵の復元模写制作チームに加わることになった。狩野探幽の血縁にあたる清原雪信の娘が描いた十二面の花鳥図のうち現存するのは九面のみ。修復の専門家を志す二人の仲間とともに、失われた三面を想像で補いながら完成を目指す物語。創作することの苦悩と幸福を繊細に描き、選考委員全員が「これしかない」と絶賛した第16回角川春樹小説賞受賞の感動長篇。

原本が持つ感動まで模写する——それが復元模写という、極めて高度な芸術的作業だった。

244ページ
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