川端康成文学賞 かわばたやすなりぶんがくしょう
佐多稲子の自伝的短篇連作。戦前・戦中・戦後を生きた作家の記憶を、痛みと清冽さを併せ持つ筆致でたどり、窪川鶴次郎の死をめぐる章が川端康成文学賞の対象になった。
時の歪みに沈んだ記憶を、清冽な眼差しがすくい上げる。