『このミステリーがすごい!』大賞 このミステリーがすごい! たいしょう
第23回(2024年)
ミステリー小説広義のミステリー
受賞者
4名大学一年生の市倉小春は漫画家を目指しながら、大阪府豊中市にあるパン屋〈ノスティモ〉でアルバイトをしている。ある日、親友の由貴子に一緒に行くはずだったライブビューイングをドタキャンされ、疑問を抱いた小春は観察と推理で真相に辿り着く。パン屋を舞台に繰り広げられる五つの日常の謎を描いた連作ミステリー短編集。
謎はクロワッサンのように折り重なり、カレーパンのように刺激的!
256ページ
日常の謎連作ミステリーパン屋青春人間関係大阪
ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。遺伝人類学を専攻する大学院生・七瀬悠がDNA鑑定を行うと、四年前に失踪した妹・紫陽のものと完全に一致した。この不可解な結果を担当教授・石見崎に相談しようとした矢先、石見崎は何者かに殺害される。さらに古人骨が盗まれ、発掘調査隊員が襲撃される。妹の消失と人骨のDNAの真相を追う悠は、宗教団体や製薬会社が絡む人類史を揺るがす巨大な陰謀へと引き込まれていく。
謎の牽引力、ストーリーの面白さは、今回これがダントツ
384ページ
遺伝人類学クローン技術失踪陰謀家族科学と倫理ヒマラヤDNAミステリー
第23回「このミステリーがすごい!」大賞・隠し玉作品。県立神子浜高校の学生寮「七草寮」に住む高校生・古川は、好奇心旺盛でお人好しな同級生・二ノ瀬とともに、台風後のコインランドリーに残された傘、死者の署名がなされた創部届、アイスクリームを咥えた泥棒、学生寮に残されたタイムカプセルといったさまざまな謎に遭遇する。日常の謎を解きながら、古川はやがて自身の過去と向き合うことになる青春推理連作短編集。
台風が過ぎ去った日のコインランドリーに置き忘れられた傘——謎解きを通じて、古川は自分自身の過去と向き合っていく。
384ページ
日常の謎青春学生寮推理ラブコメ友情自己発見