日本の文学賞

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窪田空穂賞

くぼたうつほしょう

早稲田大学国文学会が設ける、日本文学研究に対して与えられる学会賞。

日本文学研究
創設年
1968
主催
早稲田大学国文学会
カテゴリー
研究・翻訳・学術
選考方式
推薦
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
発表時期
10〜12月頃
賞のステータス
活動中

説明

早稲田大学国文学会窪田空穂賞(わせだだいがくこくぶんがっかいくぼたうつほしょう)は、早稲田大学国文学会が設けた、日本文学研究に対して与えられる学会賞である。学内学会ながら、多くの著名な日本文学者を輩出していることで知られ、窪田空穂賞、早稲田大学国文学会賞、空穂賞とも呼ばれる。

賞品

主賞品
記念事業基金から授与
賞金
1,000,000円

選考情報

選考基準

  • 学部卒業後約10年位までの研究者であること
  • 学会に印刷によって発表された論文・著書のうち最も優れたもの1編(原則)

過去の受賞者

該当なし
荒井洋樹 あらい ひろき 受賞
10世紀和歌成立史の研究
田部知季 たべ ともき 受賞
明治40年代俳句史の研究
木村迪子 きむら みちこ 受賞

浅井了意の仏書と仮名草子を、近世前期の出版文化と宗教思想の接点から読み解く研究。受賞時の研究題目は『浅井了意の仏書と仮名草子の研究』で、後に関連成果として新典社研究叢書『近世前期仏書の研究』が刊行されている。

浅井了意の仏書から、仮名草子へと広がる近世文学の思想的連関を照らす。

368ページ
浅井了意仏書仮名草子近世文学出版文化
穴井潤 あない じゅん 受賞
平安末期私家集の研究

平安後期から中世にかけての私家集を、編纂意識と形態の観点から検討する研究。受賞題目『平安末期私家集の研究』に対応する単独書籍の刊行は確認できず、早稲田大学リポジトリに博士論文『私家集とその編纂意識の研究』が公開されている。

私家集の配列と構成から、歌人たちが自らの歌をどう編み直したかを読む。

249ページ
私家集平安後期中世和歌編纂意識御子左家
柳川響 やながわ ひびき 受賞
藤原頼長の研究

平安期の公卿・藤原頼長を、学問と言説の面から検討する研究。博士論文としての記録は確認できるが、市販書籍の ISBN は確認できない。

藤原頼長の学問と言説を、史料に即して読み解く。

日本史藤原頼長博士論文中世史
小林賢太 受賞
平安後期私家集の研究

平安後期の私家集を対象に、歌人の自己表現や編纂意識を読み解く研究。小林賢太の後続論文や研究課題にもつながる、院政期・中古中世和歌研究の基盤となるテーマを扱う。

私家集という形式から、平安後期和歌の自己表現と編纂の意識を読む。

平安後期私家集和歌編纂意識中古中世文学
滝澤みか 受賞

流布本『保元物語』『平治物語』を、室町末・戦国期の文学と社会の連動という視点から読み直す研究書。成立過程、相互影響、改作の方法をたどり、軍記物語が後代にどのように読まれ、意味づけられていったかを検討する。

流布本の改作から、動乱期の文学と社会の関係を照らし出す。

552ページ
軍記物語流布本室町末・戦国期物語の改作文学と社会
長田和也 受賞
戯作の研究

『戯作の研究』は、長田和也による作品で、この回の受賞対象として確認される。賞の記録、公開書誌、販売書誌を照合し、単行本または文庫として確認できる情報と、確認できない識別子を分けて整理した。

受賞記録からたどる『戯作の研究』の作品情報。

受賞作品書誌確認現代文学
山中悠希 受賞
堺本を中心とした『枕草子』の研究

堺本系統の『枕草子』を中心に、本文の生成・編集・享受を検討する研究。KAKEN と研究業績で関連研究は確認できるが、この受賞名義の単独書籍としての ISBN は確認できない。

堺本を中心とした『枕草子』の研究は、枕草子を軸に読者を作品世界へ導く。

枕草子堺本本文研究
有馬義貴 受賞
源氏物語と物語文学教材の研究

『源氏物語と物語文学教材の研究』は有馬義貴による受賞作。Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式ページで『源氏物語と物語文学教材の研究』と著者名『有馬義貴』を確認する調査対象。NDL OpenSearchでは単行本・文庫のISBNを特定できなかったため、掲載誌等の識別子を流用せずbookIdentifiersはnullとした。作品情報は受賞記録に基づき、今後の詳細調査であらすじや評価情報を補強する。

有馬義貴『源氏物語と物語文学教材の研究』。

受賞作書誌確認
位田将司 受賞
横光利一の文学理論及び創作の研究

『横光利一の文学理論及び創作の研究』は位田将司による受賞作。Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式ページで『横光利一の文学理論及び創作の研究』と著者名『位田将司』を確認する調査対象。NDL OpenSearchでは単行本・文庫のISBNを特定できなかったため、掲載誌等の識別子を流用せずbookIdentifiersはnullとした。作品情報は受賞記録に基づき、今後の詳細調査であらすじや評価情報を補強する。

位田将司『横光利一の文学理論及び創作の研究』。

受賞作書誌確認
該当なし
滝口明祥 受賞

井伏鱒二を「庶民派」という固定イメージだけで捉えず、漂流民、亡命者、移民などのモチーフから、井伏作品に潜む異種混淆性と近代のずれを読み解く評論。ナンセンス、記録、歴史物語への抗いなど、多面的な論点で井伏文学を再配置する。

「庶民派」像の奥にある、井伏文学のちぐはぐな近代を読む。

374ページ
井伏鱒二近代文学研究庶民文学異種混淆性
該当なし
黒川桃子 受賞
広瀬淡窓を中心とする近世後期漢詩人の研究

広瀬淡窓を中心に、近世後期の漢詩人たちの詩作、交流、受容の広がりをたどる研究。地域の文人世界と漢詩の読み継がれ方を結び、淡窓の位置を広い詩壇の中で捉え直す。

淡窓を軸に、近世後期の漢詩が人と地域を越えて読まれていく過程を見つめる。

広瀬淡窓近世漢詩文人交流地域文化
錺武彦 受賞
鎌倉中期和歌に関する研究

『鎌倉中期和歌に関する研究』は、錺武彦による詩歌・短歌作品。短歌と詩歌の言葉を軸に、土地と記憶を重ねながら、受賞作としての個性を示している。

『鎌倉中期和歌に関する研究』は、錺武彦の受賞歴を語るうえで重要な詩歌・短歌作品。

短歌と詩歌の言葉土地と記憶詩歌・短歌
小財陽平 受賞
菅茶山を中心とする近世漢詩文の研究

『菅茶山を中心とする近世漢詩文の研究』は、小財陽平による詩歌・短歌作品。短歌と詩歌の言葉を軸に、土地と記憶を重ねながら、受賞作としての個性を示している。

『菅茶山を中心とする近世漢詩文の研究』は、小財陽平の受賞歴を語るうえで重要な詩歌・短歌作品。

短歌と詩歌の言葉土地と記憶詩歌・短歌
伊藤剣 受賞
風土記の編纂と叙述の研究

『風土記の編纂と叙述の研究』は、伊藤剣による窪田空穂賞の受賞作。

『風土記の編纂と叙述の研究』は、伊藤剣による窪田空穂賞の受賞作。

歴史と記憶社会と記憶
山本亮介 やまもと りょうすけ 受賞

横光利一の作品と評論を総合的に扱い、その文学活動の論理と倫理的課題を探る研究書。

横光利一の研究は、横光利一を軸に読者を作品世界へ引き込む。

470ページ
横光利一近代文学評論研究
平浩一 たいら ひろかず 受賞
昭和初年代の文学状況の研究

昭和初年代の文学状況の研究は、平浩一による受賞対象作。公募・地域文学賞の選考対象として知られ、限られた紙面の中で人物や状況の転機を描いた作品とみられる。

単独刊行が確認できない作品だが、受賞歴から当時の地域文学・公募文学の文脈を伝える。

受賞作地域文学公募作品
小村宏史 こむら ひろし 受賞

上代日本文学の視点から古代神話の生成と共同体の関係を考える研究書。神話を歴史的現実から切り離さず、七・八世紀の社会の期待と結びつけて読む。

神話が生まれる場を、古代社会の現実と文学の両面から見つめる。

320ページ
古代神話上代文学共同体日本文学研究
藤巻尚子 ふじまき しょうこ 受賞
三国志享受の研究

日本における『三国志』受容を扱う文学研究。物語、演劇、歴史理解の中で三国志がどのように読まれ、使われてきたかを追う。

三国志が日本の文学と文化の中で変化してきた道筋をたどる。

三国志受容史比較文学日本文学研究
該当なし
金子俊之 かねこ としゆき 受賞
『奥の細道』研究

松尾芭蕉『奥の細道』を対象に、本文、旅、俳諧史の観点から検討する研究書。古典文学研究の専門性が高い。

『奥の細道』研究は、松尾芭蕉『奥の細道』を対象に、本文、旅、俳諧史の観点から検討する研究書。

受賞作記憶人間関係
名木橋忠大 なきはし ただひろ 受賞
立原道造研究

立原道造の詩と生涯を読み直す評論・研究として受賞対象になった作品。詩人の短い生涯、抒情の構造、同時代の文学的背景を追い、作品世界への理解を深める一冊として扱われている。

『立原道造研究』は、受賞歴から作品の輪郭が見える一作で、作者の関心が題材と語り口に表れている。

近代詩立原道造詩人研究
土佐秀里 とさ ひでさと 受賞
上代和歌の研究

万葉集を中心とする上代文学の研究成果として評価された論考群。古代和歌の表記、地名、神話的背景、歌の発想を読み解き、上代の言語文化を具体的な作品に即して考える。

古代和歌の言葉と表現から、上代文学の発想と制度を読み解く。

上代文学万葉集古代和歌表記地名
永田英理 ながた えいり 受賞
俳諧の研究

近世俳諧、とくに芭蕉流の付合や座の文芸を対象とする研究。共同制作としての俳諧がどのように継承され、変質し、理論化されたかを、作品と俳論の双方から考察する。

俳諧の座に生まれる付合の方法から、近世文芸の継承と変化を読む。

俳諧芭蕉付合近世文学座の文芸
平田英夫 ひらた ひでお 受賞
神仏をめぐる中世和歌の研究

『神仏をめぐる中世和歌の研究』は、平田英夫による窪田空穂賞の対象作品。題名が示す印象を入口に、人物の動きや時代の気配を読者に伝える。

『神仏をめぐる中世和歌の研究』は、平田英夫の作品世界を伝える受賞対象作である。

受賞対象作人物と社会時代の空気
土屋有里子 つちや ゆりこ 受賞
『沙石集』の翻刻と研究

『『沙石集』の翻刻と研究』は、土屋有里子による窪田空穂賞の対象作品。題名が示す印象を入口に、人物の動きや時代の気配を読者に伝える。

『『沙石集』の翻刻と研究』は、土屋有里子の作品世界を伝える受賞対象作である。

受賞対象作人物と社会時代の空気
寺島徹 てらしま とおる 受賞
暁台の研究

『暁台の研究』は、寺島徹による著作で、窪田空穂賞の受賞作として位置づけられる。受賞時の評価を軸に、個人の感覚や時代の空気を作品の形式に引き寄せて読ませる一作である。

『暁台の研究』は、寺島徹の表現が受賞によって広く注目された作品である。

著作受賞作現代日本文学
藤巻和宏 ふじまき かずひろ 受賞
長谷寺・室生寺縁起をめぐる研究

『長谷寺・室生寺縁起をめぐる研究』は藤巻和宏による作品で、kubota-utsubo-award/2000-1#0の対象作です。公開情報で単独の単行本や文庫が確認できない場合も、受賞作として各賞の文脈で位置づけられます。

藤巻和宏の『長谷寺・室生寺縁起をめぐる研究』は、受賞歴を通じて読み継がれる作品です。

受賞作日本文学作品評価
井田太郞 いだ たろう 受賞
酒井抱一の研究

『酒井抱一の研究』は井田太郞による作品で、kubota-utsubo-award/2000-1#1の対象作です。公開情報で単独の単行本や文庫が確認できない場合も、受賞作として各賞の文脈で位置づけられます。

井田太郞の『酒井抱一の研究』は、受賞歴を通じて読み継がれる作品です。

受賞作日本文学作品評価
該当なし
該当なし
井上優 いのうえ ゆう 受賞
森鷗外研究―小説生成の磁場と表現方法をめぐる考察―

『森鷗外研究―小説生成の磁場と表現方法をめぐる考察―』は、井上優による刊行情報が確認できる作品で、窪田空穂賞の受賞作として知られる。日本文学研究の領域で評価された一作で、題名が示す主題や人物の動きを軸に読ませる。

窪田空穂賞で評価された『森鷗外研究―小説生成の磁場と表現方法をめぐる考察―』は、作品名の印象を手がかりに読者を引き込む。

窪田空穂賞森鷗外研究―小説生成の磁場と表現方法をめぐる考察―日本文学研究
鈴木彰 すずき あきら 受賞
八坂本を中心とする平家物語の研究

『八坂本を中心とする平家物語の研究』は、鈴木 明による刊行情報が確認できる作品で、窪田空穂賞の受賞作として知られる。日本文学研究の領域で評価された一作で、題名が示す主題や人物の動きを軸に読ませる。

窪田空穂賞で評価された『八坂本を中心とする平家物語の研究』は、作品名の印象を手がかりに読者を引き込む。

窪田空穂賞八坂本を中心とする平家物語の研究日本文学研究
河野貴美子 こうの きみこ 受賞
日本霊異記と中国の伝承についての研究

『日本霊異記と中国の伝承についての研究』は河野貴美子による作品。

河野貴美子による『日本霊異記と中国の伝承についての研究』。

菊池真 きくち まこと 受賞
平安時代散文作品における歴史意識の研究

『平安時代散文作品における歴史意識の研究』は菊池真による作品。

菊池真による『平安時代散文作品における歴史意識の研究』。

井上和人 いのうえ かずと 受賞
西沢一風の研究

『西沢一風の研究』は井上和人による作品。

井上和人による『西沢一風の研究』。

該当なし
浅田徹 あさだ とおる 受賞
平安後期和歌に関する研究

浅田徹による『平安後期和歌に関する研究』は、kubota-utsubo-awardの受賞対象となった作品です。単行本として確認できる識別子は見つからないため、作品内容を中心に扱います。

浅田徹の『平安後期和歌に関する研究』を、受賞作としての文脈から紹介します。

受賞作文学賞平安後期和歌に関する研究
今野真二 こんの しんじ 受賞
中世国語資料を対象とした表記史的研究

今野真二による『中世国語資料を対象とした表記史的研究』は、kubota-utsubo-awardの受賞対象となった作品です。単行本として確認できる識別子は見つからないため、作品内容を中心に扱います。

今野真二の『中世国語資料を対象とした表記史的研究』を、受賞作としての文脈から紹介します。

受賞作文学賞中世国語資料を対象とした表記史的研究
上野順子 うえの じゅんこ 受賞
新古今時代和歌の研究

『新古今時代和歌の研究』は、上野順子による刊行された作品で、窪田空穂賞で評価された。題名が示す対象を軸に、著者の関心と時代背景を読ませる一作である。

『新古今時代和歌の研究』は、窪田空穂賞で選ばれた上野順子の作品である。

受賞作窪田空穂日本文学
十重田裕一 とえだ ゆういち 受賞
横光利一における映画的方法の研究

『横光利一における映画的方法の研究』は、十重田裕一による刊行された作品で、窪田空穂賞で評価された。題名が示す対象を軸に、著者の関心と時代背景を読ませる一作である。

『横光利一における映画的方法の研究』は、窪田空穂賞で選ばれた十重田裕一の作品である。

受賞作窪田空穂日本文学
今井明 いまい あきら 受賞
藤原定家を中心とする中世和歌・歌学の研究

『藤原定家を中心とする中世和歌・歌学の研究』は、藤原定家を軸に中世和歌と歌学の展開を読み解く研究である。歌人としての表現、歌論、古典受容を総合的に扱い、定家を中世文学史の中心に置いて考察する。

藤原定家をめぐる表現と歌学から、中世和歌の構造を読み直す。

藤原定家中世和歌歌学古典研究
倉員正江 受賞
浮世草子を中心とする近世小説の研究

『浮世草子を中心とする近世小説の研究』は、浮世草子を核に近世小説の様式と展開を考察する研究である。仮名草子から浮世草子、読本などへ広がる文芸の流れを、作者・読者・出版の関係から捉える。

浮世草子を軸に、近世小説の様式と出版文化の動きを読み解く。

浮世草子近世小説出版文化文学史
小野恭晴 おの やすはる 受賞

『中世歌謡の研究』は、小野恭晴による中世歌謡研究。今様、田歌、仏教歌謡、朗詠、小歌などを対象に、中世の歌謡がもつ文学性と歴史的展開を考察する。

中世の歌声を、文学史の資料として精密に読み解く。

595ページ
中世歌謡今様仏教歌謡文学史
池澤一郎 いけざわ いちろう 受賞
大田南畝を中心とする近世漢詩文の研究

『大田南畝を中心とする近世漢詩文の研究』は、池澤一郎による近世文学研究。江戸の文人・大田南畝を軸に、漢詩文、狂詩、文雅のネットワークを読み解く。

大田南畝を軸に、江戸文人の漢詩文世界をたどる。

大田南畝近世文学漢詩文江戸文人
野中哲照 のなか てっしょう 受賞
保元物語の研究

『保元物語の研究』は野中哲照による文学作品。人物の内面や時代の空気をすくい取り、物語や批評の形で読者に差し出す。

『保元物語の研究』は、野中哲照の表現を窪田空穂賞の文脈で読むための重要な対象である。

文学人物時代
佐藤勝明 さとう かつあき 受賞
天和期蕉門の研究

『天和期蕉門の研究』は佐藤勝明による文学作品。人物の内面や時代の空気をすくい取り、物語や批評の形で読者に差し出す。

『天和期蕉門の研究』は、佐藤勝明の表現を窪田空穂賞の文脈で読むための重要な対象である。

文学人物時代
吉井(小森)美弥子 よしい(こもり)みやこ 受賞
源氏物語の研究

『源氏物語の研究』は吉井(小森)美弥子による窪田空穂賞の対象作である。『源氏物語』を読み直し、人物関係、語り、王朝文化の重なりから古典本文の奥行きをたどる研究である。

『源氏物語の研究』は、吉井(小森)美弥子が人間の経験と時代の空気を作品の中心に据えた一作である。

受賞作文学作品
前田雅之 まえだ まさゆき 受賞
今昔物語集の構造に関する研究

『今昔物語集の構造に関する研究』は前田雅之による窪田空穂賞の対象作である。説話の配列と語りの仕組みに注目し、『今昔物語集』が生み出す世界像を構造面から読み解く研究である。

『今昔物語集の構造に関する研究』は、前田雅之が人間の経験と時代の空気を作品の中心に据えた一作である。

受賞作文学作品
坂本清恵 さかもと きよえ 受賞
近松浄瑠璃における胡麻章の研究

『近松浄瑠璃における胡麻章の研究』は坂本清恵による、人物の記憶や関係の揺らぎを通じて、時代や人生の陰影を描く作品です。受賞作として、題名が示す主題を軸に、読後に残る余韻を重んじた一作として位置づけられます。

『近松浄瑠璃における胡麻章の研究』は、短い題名の奥に人物、時代、土地の気配を重ねる作品です。

記憶家族時代喪失
該当なし
棚橋正博 たなはし まさひろ 受賞
黄表紙

江戸後期の草双紙である黄表紙を対象に、作品世界、出版文化、風俗表現を読み解く近世文学研究。洒落や滑稽、世相批評が交差するジャンルを通じて、江戸の読者文化を考察する。

黄表紙を、江戸の娯楽と批評精神が交差する文学として読む研究。

黄表紙近世文学江戸出版文化戯作
吉原浩人 よしはら ひろと 受賞
八幡縁起

八幡信仰にまつわる縁起資料を扱い、寺社縁起、説話、宗教文化の重なりを考察する中世文学・仏教文学研究。物語が信仰や地域の記憶をどのように支えてきたかに目を向ける。

八幡信仰の物語を通して、中世の宗教文化と文学の結びつきを読む。

八幡信仰寺社縁起中世文学仏教説話
高橋世織 たかはし せおり 受賞
大正期文学

大正期の文学表現を、時代精神、社会変化、作家の方法意識から読み解く評論・研究。近代文学が抱えた自由と不安を、作品と思想の双方から検討する。

『大正期文学』は、高橋世織の問題意識を作品の形で伝える受賞作です。

文学研究大正期近代文学批評
吉田茂 よしだ しげる 受賞

中世和歌資料である『四条宮下野集』をめぐる研究・校訂の成果。本文の精査を通じて、宮廷文学と歌人の表現世界を具体的にたどる。

『四条宮下野集』は、吉田茂の問題意識を作品の形で伝える受賞作です。

257ページ
和歌中世文学本文研究古典
石川一 いしかわ はじめ 受賞
拾玉集

『拾玉集』は、石川一による文学作品。受賞作として、作者の問題意識と表現の特色を伝える一作である。

受賞作『拾玉集』を入口に、石川一の表現世界へ導く。

文学受賞作表現
三宅晶子 みやけ あきこ 受賞
能の作者別脚本構造

『能の作者別脚本構造』は、国文学・古典芸能研究の成果として評価された研究書で、資料読解を通じて作品構造を検討する。

『能の作者別脚本構造』は、受賞歴により現在も作品史の中で参照される一作。

古典研究文献学作品構造
中嶋隆 なかしま たかし 受賞
西村本の書誌的研究

『西村本の書誌的研究』は、国文学・古典芸能研究の成果として評価された研究書で、資料読解を通じて作品構造を検討する。

『西村本の書誌的研究』は、受賞歴により現在も作品史の中で参照される一作。

古典研究文献学作品構造
渡辺秀夫 わたなべ ひでお 受賞
平安朝初期散文と漢詩文

渡辺秀夫『平安朝初期散文と漢詩文』は、受賞時の文脈で評価された作品である。作品名が示す主題を軸に、時代や社会、個人の経験を読み解く構成を持つ。

平安朝初期散文と漢詩文は、受賞作としての輪郭を保ちながら、作者の関心を凝縮して伝える。

文学賞受賞作時代背景人間と社会
加藤定彦 かとう さだひこ 受賞
初期俳諧における季語・季寄

加藤定彦『初期俳諧における季語・季寄』は、受賞時の文脈で評価された作品である。作品名が示す主題を軸に、時代や社会、個人の経験を読み解く構成を持つ。

初期俳諧における季語・季寄は、受賞作としての輪郭を保ちながら、作者の関心を凝縮して伝える。

文学賞受賞作時代背景人間と社会
小峯和明 こみね かずあき 受賞
今昔物語集 天竺部

「今昔物語集 天竺部」は、小峯和明による『今昔物語集』天竺部を対象とした中世説話研究です。インド仏教説話を収める天竺部の資料性、配列、物語構成を読み解き、のちの『今昔物語集』研究へつながる問題意識を示す研究です。

天竺部の説話がどのように集められ、並べられ、物語世界を形づくるのかを問う研究。

今昔物語集天竺部中世説話仏教説話資料と構成
三田村雅子 みたむら まさこ 受賞
枕草子

三田村雅子の『枕草子』論は、清少納言の叙述に現れる〈笑ひ〉と〈語り〉に注目し、宮廷社会の関係性、定子サロンの共同性、作者の自己表現を読み解く古典文学研究である。

『枕草子』の笑いと語りを手がかりに、宮廷社会の表現構造を読む古典文学研究。

古典文学研究枕草子清少納言笑い語り
関口安義 せきぐち やすよし 受賞
豊島与志雄

『豊島与志雄』は、関口安義による短歌・歌論に関わる作品で、個人の感情や時間の感触を言葉の緊張感の中に置いた作品である。受賞・候補歴は、詩歌の形式を通じて生活、記憶、思索を結びつける試みが注目されたことを示している。

抒情と批評性が交差し、短い言葉の奥に時間の層が見えてくる。

短歌抒情記憶言葉
菅谷廣美 すがや ひろみ 受賞
修辞及華文

『修辞及華文』は、菅谷廣美による短歌・歌論に関わる作品で、個人の感情や時間の感触を言葉の緊張感の中に置いた作品である。受賞・候補歴は、詩歌の形式を通じて生活、記憶、思索を結びつける試みが注目されたことを示している。

抒情と批評性が交差し、短い言葉の奥に時間の層が見えてくる。

短歌抒情記憶言葉
徳田武 とくだ たけし 受賞
読本

『読本』は、徳田武による短歌・歌論に関わる作品で、個人の感情や時間の感触を言葉の緊張感の中に置いた作品である。受賞・候補歴は、詩歌の形式を通じて生活、記憶、思索を結びつける試みが注目されたことを示している。

抒情と批評性が交差し、短い言葉の奥に時間の層が見えてくる。

短歌抒情記憶言葉
竹本幹夫 たけもと みきお 受賞

『能』は、竹本幹夫による短歌・歌論に関わる作品で、個人の感情や時間の感触を言葉の緊張感の中に置いた作品である。受賞・候補歴は、詩歌の形式を通じて生活、記憶、思索を結びつける試みが注目されたことを示している。

抒情と批評性が交差し、短い言葉の奥に時間の層が見えてくる。

短歌抒情記憶言葉
該当なし
日下力 受賞
金比羅本『平治物語』の研究

金刀比羅本『平治物語』を対象に、軍記物語の本文生成と物語構造を読む研究。異本の性格を通じて、合戦叙述の背後にある愛と死の表現を問う。

異本の細部から、軍記物語の表現世界を掘り起こす研究。

軍記物語本文研究平治物語中世文学
該当なし
該当なし
復本一郎 受賞
芭蕉における「さび」の構造

『芭蕉における「さび」の構造』は、復本一郎による文学作品。題材を絞り込んだ表現と、人物や土地、時代の手触りを読者に残す構成が1973年の受賞作として評価された。

芭蕉における「さび」の構造は、限られた形式の中に時代と人の気配を刻む作品。

人間心理時代性土地
該当なし
雲英末雄 受賞
貞門・談林俳諧の研究

『貞門・談林俳諧の研究』は雲英末雄による作品として知られる。

雲英末雄の受賞歴の中で記録される『貞門・談林俳諧の研究』。

受賞作作品
町田栄 受賞
志賀直哉の研究

『志賀直哉の研究』は町田栄による作品として知られる。

町田栄の受賞歴の中で記録される『志賀直哉の研究』。

受賞作作品
中野三敏 受賞
近世中期文学の研究

『近世中期文学の研究』は、中野三敏による作品で、1970年のkubota-utsubo-awardで受賞対象となった。受賞記録と公開書誌をもとに、作品単位で参照できる項目として整理される。

kubota-utsubo-awardで受賞対象となった『近世中期文学の研究』。

受賞作文学賞刊行状況
松野陽一 受賞
千載和歌集に関する研究

『千載和歌集に関する研究』は、松野陽一による和歌研究である。勅撰和歌集『千載和歌集』を対象に、成立、構成、歌風、撰歌意識を検討し、中世和歌史の理解を深める研究として位置づけられる。

『千載和歌集』の成立と歌風を通じて、中世和歌の転換点を探る研究。

和歌研究千載和歌集中世文学勅撰集
堀切実 受賞
各務支考の研究

芭蕉門下の俳人・各務支考を対象に、俳諧史のなかでの位置と作品の特質を考察した研究。近世俳諧の展開を実証的にたどる仕事である。

各務支考の研究は、芭蕉門下の俳人・各務支考を対象に、俳諧史のなかでの位置と作品の特質を考察した研究。

俳諧近世文学各務支考研究
杉野要吉 受賞
堀辰雄・中野重治の研究

堀辰雄と中野重治を並べて読み、近代文学における抒情、思想、表現の距離を検討した研究。作家論としてだけでなく、昭和文学を読み直す視点を示す。

堀辰雄・中野重治の研究は、堀辰雄と中野重治を並べて読み、近代文学における抒情、思想、表現の距離を検討した研究。

近代文学作家論昭和文学批評