日本の文学賞

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毎日出版文化賞 まいにちしゅっぱんぶんかしょう

第69回(2015年)

文学・芸術部門人文・社会部門自然科学部門企画部門特別賞

受賞者

6名
黒川創 受賞

地図から消されようとする小さな場所を起点に、京都の町に積み重なる生活と記憶を描く連作小説。半世紀にわたる人びとの営みを、土地の奥行きとともにたどる。

京都は、京都を軸に読者を作品世界へ導く。

256ページ
京都土地の記憶連作小説
樺山紘一 受賞

歴史がどのように体系化され、人類が世界認識を広げてきたかを、アイデンティティ、自然観、暦、法、教養などの主題からたどる講義形式の歴史論。

歴史の歴史は、歴史認識を軸に読者を作品世界へ導く。

462ページ
歴史認識ヨーロッパ史知の体系
渡辺淳司 受賞

情報を自分事として理解するために、身体と深く結びつく触覚へ注目する科学読み物。触れること、残る感覚、オノマトペなどを通じて、情報社会のリテラシーを考える。

情報を生み出す触覚の知性:情報社会をいきるための感覚のリテラシーは、触覚を軸に読者を作品世界へ導く。

184ページ
触覚情報社会身体性
日置英剛 受賞
新 國史大年表

古代から近現代までの日本史事項を大年表として編む大型資料。複数巻で刊行された参考図書であり、受賞対象はシリーズ全体とみられるため単一の ISBN には集約しない。

新 國史大年表は、日本史を軸に読者を作品世界へ導く。

日本史年表参考図書
池内恵 特別賞

中東情勢と過激派組織の実態を、思想、資金、メディア戦略、国家崩壊後の空間から整理する新書。日本社会で急速に高まった関心に応える分析的な入門書。

イスラーム国の衝撃は、中東政治を軸に読者を作品世界へ導く。

238ページ
中東政治国際テロリズムイスラーム国
角幡唯介 書評賞

探検家でノンフィクション作家の角幡唯介が、読書と探検のあいだを往復しながら、自分はなぜ未知へ向かうのかを考え抜く読書エッセイ。文芸からノンフィクションまで幅広い本を手がかりに、身体を張る探検と読む行為が同じ問いに結びついていく。

本を読むことが、未知へ踏み出す理由を照らしていく。

289ページ
読書探検自己探究ノンフィクション生と死