メフィスト賞
めふぃすとしょう
講談社の文芸雑誌『メフィスト』が主催する公募文学新人賞。
- 創設年
- 1996
- 主催
- 講談社
- カテゴリー
- ジャンル小説
- 選考方式
- 公募
- 受賞対象
- 新人
- 開催頻度
- 年2回
- 締切時期
- 2月頃、8月頃
- 発表時期
- 6月頃、11月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
メフィスト賞は未発表の小説を対象とした新人賞で、エンタテインメント作品(ミステリー、ファンタジー、SF、伝奇など)を募集し、編集者が直接選考を行う。受賞作は講談社ノベルス等で刊行され、シャーロック・ホームズ像が贈られる。
賞品
- 主賞品
- 受賞作の出版とシャーロック・ホームズ像の進呈
- 受賞作の出版による印税
- シャーロック・ホームズ像
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 一次選考 | メフィスト編集部編集者 | — | 編集部座談会で発表 |
| 最終選考 | 講談社文芸編集部 | — | 『メフィスト』誌上で発表 |
選考基準
- 未発表の小説であること
- エンタテインメント作品であること
- 独創性
応募のヒント
推奨
- 応募要項のフォーマットに従う(A4縦書き、1行40字×40行、規定枚数)
- 『人生で最も影響を受けた小説』を記載する
- エンタテインメント性の高い作品を心がける
注意
- 規定枚数を下回る応募
- 他社で出版された作品の応募
- 非規定フォーマット(手書きなど)での応募
審査員から
- 独創性と個性を重視している
- 編集者の評価がそのまま受賞に直結する
- 全応募作に寸評がつく
関連の賞
- 鮎川哲也賞
- 江戸川乱歩賞
- 講談社BOX新人賞
公式情報
https://tree-novel.com/author/mephisto/過去の受賞者
孤島ホテル「鬼灯館」で起きた3件の連続殺人事件。名探偵・土方伊丹の推理によって事件は解決されたかに見えたが、真犯人である佐藤左真は、その推理が誤りであることを知っていた。無実の天谷凪が逮捕・起訴されるなか、左真は彼女の過去に興味を抱き独自に調査を始める。一方、伊丹も隠し通路の存在に気づき事件の再調査に乗り出す。探偵小説的な道具立てをリーガル・ミステリの文脈に持ち込んだ、二つの視点が交差する意欲作。
探偵小説のタブーに挑戦! リアリティが求められる裁判ものに小説然とした探偵を放り込むとどうなるか。
都内公園で元ボクサーが連続して撲殺される事件が発生。くたびれ刑事・相馬と知性派刑事・宮藤が捜査を進める中、名門・金剛ジムに所属する3名の容疑者が浮かび上がる。聖性と獣性を兼ね備えた天才ボクサー・知念、忘れられた元王者・霧谷拳吾、そして暗黒街の粉砕者と呼ばれる金崎アメリア。彼らはいずれも1か月後に迫る世界タイトル戦に向けて準備を重ねていた。ボクシングを主軸に据えたクライム・サスペンスで、エンタメ性と社会派推理を融合させた作品。
何のために拳を揮うか。そのとき、お前の拳は震えているか。
第69回メフィスト賞受賞作として発表された作品。刊行準備中で、単独の書籍化は未確認。
刊行前の受賞作として注目を集めている。
第68回メフィスト賞受賞作として発表された作品。書籍化の公開情報はまだ少ない。
現時点では受賞発表中心の情報しか確認できない。
八代将軍・徳川吉宗が財政破綻寸前の幕府再建に挑む、歴史エンターテインメント小説。
幕府経営を現代のビジネス視点で描く。
第68回メフィスト賞受賞作として発表された作品。公開情報は限られ、単独の書籍化はまだ確認できない。
王家の宝をめぐる物語として受賞発表された。
法科大学院を舞台に学生の模擬裁判を描くリーガルミステリー。学内で起きる事件や人間関係から法と倫理を浮かび上がらせる。
法科大学院を舞台に学生の模擬裁判を描くリーガルミステリー。
大学生作家としてデビューした長編小説。アイドルや音楽をめぐる要素を含んだ青春ミステリー。友情や秘密が物語の軸となる。
大学生作家としてデビューした長編小説。
メフィスト賞受賞作。未発表作『絞首商会の後継人』を改稿・改題して刊行されたデビュー長編。犯罪と人間関係、隠された秘密を軸に展開する。
メフィスト賞受賞作。
両親を失った大学生・青山霜介が、水墨画の巨匠・篠田湖山と出会い、内弟子として水墨画を学びながら喪失と再生を経験する青春小説。美術表現を通して成長し、他者とつながりを取り戻していく物語を描く。
両親を失った大学生・青山霜介が、水墨画の巨匠・篠田湖山と出会い、内弟子として水墨画を学びながら喪失と再生を経験する青春小説。
書物を媒介に異世界へと移行する図書館を舞台に、記憶とアイデンティティを巡る物語。現実と書物世界の境界が曖昧になり、登場人物たちの過去と再生が交錯する。
書物を媒介に異世界へと移行する図書館を舞台に、記憶とアイデンティティを巡る物語。
都市生活の極小の瞬間を切り取り、コンビニを舞台にした短編を集めた作品。習慣化した消費行為と孤独な登場人物たちの交差を描く。
都市生活の極小の瞬間を切り取り、コンビニを舞台にした短編を集めた作品。
閻魔大王の娘・沙羅が死者に『推理ゲーム』を課し、犯人を当てられれば現世に戻し、当てられなければ地獄に落とす――という設定の一話完結の推理短編集。著者のデビュー作で第55回メフィスト賞受賞作のシリーズ第1巻。
閻魔大王の娘・沙羅が死者に『推理ゲーム』を課し、犯人を当てられれば現世に戻し、当てられなければ地獄に落とす――という設定の一話完結の推理短編集。
ある日になると毎年一時的に記憶を失ってしまう彼女と、彼女を支えようとする語り手の関係を追う物語。過去の断片を手繰り寄せながら、記憶と愛、再生について繊細に描く心理小説。
ある日になると毎年一時的に記憶を失ってしまう彼女と、彼女を支えようとする語り手の関係を追う物語。
スーパーでパートとして働く主婦の千夏子は、ブログで賞賛されたいがために、実生活とはかけ離れた〈幸せでおしゃれな育児生活〉を書くことをやめることができないでいる。アパレル店の店長をしている結子は、新婚であるのに5歳年下の夫とのセックスレスに悩んでいた。保育士の春花は、仕事上のストレスで過食になり、恋人と結婚することだけに救いを求めている。主婦の柚季は、立派なタワーマンションに住み、円満な家庭を築いているようだった。4人は、様々な形で他の誰かとつながっていたが、あるとき、思わぬ事件が起こる。
スーパーでパートとして働く主婦の千夏子は、ブログで賞賛されたいがために、実生活とはかけ離れた〈幸せでおしゃれな育児生活〉を書くことをやめることができないでいる。
夏のある日、大学生の森帖詠彦は北関東の古民家に住む硯を訪ね、女子会で起きた事件の真相や、大阪・山梨で起きた殺人事件の謎について相談する。探偵役の硯の洞察と詠彦との対話を通じて事件が解かれていくミステリ作品。
夏のある日、大学生の森帖詠彦は北関東の古民家に住む硯を訪ね、女子会で起きた事件の真相や、大阪・山梨で起きた殺人事件の謎について相談する。
霊媒の能力を持つ探偵アーネストが、閉ざされた空間や奇怪な事件の謎に挑むシリーズ第1作。密室性や館的要素と超常的モチーフを織り交ぜた長編。
霊媒の能力を持つ探偵アーネストが、閉ざされた空間や奇怪な事件の謎に挑むシリーズ第1作。
メフィスト賞受賞作を改題・改稿して刊行されたデビュー作。愛と喪失、記憶を巡る短編的要素を持つ長編作品。
メフィスト賞受賞作を改題・改稿して刊行されたデビュー作。
デビュー作。第47回メフィスト賞受賞作。作中の十和田只人は放浪の天才数学者ポール・エルデシュをモデルにしている。
デビュー作。
奈良を舞台に、若い男女の恋愛と人間関係を描く恋愛小説。神社や狐にまつわる民俗的要素が物語に織り込まれている。
奈良を舞台に、若い男女の恋愛と人間関係を描く恋愛小説。
図書館を舞台にした長篇のファンタジー兼ミステリ。魔女や書物にまつわる謎と民俗学的要素を織り込み、登場人物たちの記憶と関係性を丹念に描く。
図書館を舞台にした長篇のファンタジー兼ミステリ。
邪馬台国研究を下敷きにした歴史ミステリー。視覚障害を抱えつつも執筆し、著者が56歳でデビューした作品。
邪馬台国研究を下敷きにした歴史ミステリー。
怪奇的要素と本格的な推理を織り交ぜたシリーズの第1作。双児や顔を巡る謎を中心に展開する。
怪奇的要素と本格的な推理を織り交ぜたシリーズの第1作。
浪人・左門が掘割で起きる怪事件と妖怪譚を追う長編。時代小説の舞台にミステリ要素を織り込んだデビュー作。
浪人・左門が掘割で起きる怪事件と妖怪譚を追う長編。
水族館を主題にした本格ミステリー。閉ざされた空間で起きる事件と周到なトリックを描く作品。
水族館を主題にした本格ミステリー。
デビュー作。不可能トリック「読者が犯人」に挑戦した意欲作。文庫化の際に『最後のトリック』と改題されベストセラーとなった。
デビュー作。
『日本帝国』と呼ばれるパラレルワールドを舞台に、高校生の主人公が巻き込まれる事件を解決していくシリーズの第1作。デビュー作でメフィスト賞受賞作。
『日本帝国』と呼ばれるパラレルワールドを舞台に、高校生の主人公が巻き込まれる事件を解決していくシリーズの第1作。
帯コピーは「子供たちのダークサイドを抉る青春ノワールの進化形」。デビュー作で、第34回メフィスト賞受賞作。執筆は約2か月で行われ、『紙葉の家』を机代わりにしたとされる。
帯コピーは「子供たちのダークサイドを抉る青春ノワールの進化形」。
高校を舞台にした長編。過去の事件と向き合う高校生たちの物語で、ホラー的要素と推理が織り交ざる。
高校を舞台にした長編。
デスゲーム的な設定を取り入れ、本格推理の要素を融合した長編。参加者が極限状態で謎を解き明かす展開を描く。
デスゲーム的な設定を取り入れ、本格推理の要素を融合した長編。
旭川市の〈パルプ町〉を舞台に、少年期の成長と郷愁を描くデビュー作。
旭川市の〈パルプ町〉を舞台に、少年期の成長と郷愁を描くデビュー作。
講談社主催のメフィスト賞受賞作としてデビューしたSF長編。終末や生存をめぐるテーマを扱う作品。
講談社主催のメフィスト賞受賞作としてデビューしたSF長編。
メフィスト賞受賞のデビュー作。鏡家サーガの第一作で、若い語り手と奇抜なトリック、サブカルチャー的要素の混在が特徴。
メフィスト賞受賞のデビュー作。
デビュー作にして第20回メフィスト賞受賞作。宝石をめぐる謎を中心に、技巧的なトリックを配した長編ミステリ。
デビュー作にして第20回メフィスト賞受賞作。
デビュー作。地方を舞台にした奇妙で層の厚いミステリ群。メフィスト賞受賞作として注目された。
デビュー作。
デビュー作。イスラム世界とスーフィーを題材にした幻想的な設定を持つ推理小説。独特の文体と世界構築で注目を集めた。
デビュー作。
フリーター時代に執筆され、第16回メフィスト賞を受賞してデビューした長編。結婚式をめぐる謎と人間関係を描く。
フリーター時代に執筆され、第16回メフィスト賞を受賞してデビューした長編。
航空自衛隊内部の事件を扱ったデビュー作。メフィスト賞受賞作。
航空自衛隊内部の事件を扱ったデビュー作。
メフィスト賞受賞のデビュー作。覆面作家として発表された、独特の視点と問題意識を持つミステリ。
メフィスト賞受賞のデビュー作。
《あかずの扉》研究会シリーズの第1作。研究会のメンバーが関与する密室事件を巡る本格推理長編で、第12回メフィスト賞受賞作としてデビューした。
《あかずの扉》研究会シリーズの第1作。
第11回メフィスト賞受賞作でデビューした長編ミステリー。謎解きを中心とする作品。
第11回メフィスト賞受賞作でデビューした長編ミステリー。
Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式の順で確認し、紙書籍として確認できた版の識別子を採用した。
紙書籍で確認できた版を基準に bookIdentifiers を補完した。