紫式部文学賞 むらさきしきぶんがくしょう
大庭みな子が浦安での日々を綴った日記文学。老い、家族、身体、読書、季節の移ろいが淡く重なり、日常の記録がそのまま晩年の作家の精神の輪郭になっている。
浦安の日々の小さな記録が、晩年の作家の身体感覚と文学の時間を静かに映し出す。