日本の文学賞

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日本推理作家協会賞 にほんすいりさっかきょうかいしょう

第45回(1992年)

推理小説

受賞者

3名
綾辻行人 あやつじ ゆきと 受賞

鎌倉の森に建つ時計館を訪れた人々を、過去の死と現在の殺意が包囲する本格ミステリ。館を満たす時計のイメージが、時間、記憶、復讐の主題を濃密に支える。

止まった時間の館で、過去の悲劇が新たな殺意として鳴り出す。

625ページ
本格ミステリ時間復讐
宮部みゆき みやべ みゆき 受賞

死亡事故に遭遇した青年と、超能力を持つ少年の出会いから始まる長編ミステリ。真相を追う過程で、能力を持つ者の孤独と社会の不安が浮き彫りになる。

少年の言葉が事故の闇を開き、見えない力を持つ者の孤独を照らす。

537ページ
ミステリ超能力孤独事故
野崎六助 のざき ろくすけ 受賞

アメリカ探偵小説を、文学史、社会史、アメリカニズムの批評として読み込む大部の評論。ジャンルの形式に、国家と都市、暴力、孤独の歴史を重ねて論じる。

探偵小説という形式から、アメリカ文学と社会の深層を読み解く。

970ページ
探偵小説アメリカ文学文芸評論社会批評