日本推理作家協会賞 にほんすいりさっかきょうかいしょう
第72回(2019年)
推理小説
受賞者
3名
葉真中顕
長編および連作短編集部門
終戦間際の北海道・室蘭を舞台に、軍事機密と連続毒殺事件を追う戦中警察小説。アイヌ出身の特高刑事が、国家と個人の正義のはざまに立たされる。
終戦前夜の闇のなかで、真の国賊を問う。
680ページ
戦中ミステリ北海道アイヌ警察小説
澤村伊智
短編部門
小学校の怪談を追う少女たちを描く短編ホラー・ミステリ。学校という閉じた場の記憶と、雨の日に現れる怪異が結びつく。
学校の怪談は、子どもたちの痛みに触れていく。
268ページ
短編ミステリ学校怪談ホラー記憶
長山靖生
評論・研究部門
幕末・明治から戦後まで、日本の近代が育てたSF的想像力の系譜をたどる評論。文学、思想、科学観を横断し、日本SFの精神史を描く。
日本近代の想像力を、SFの系譜として読み直す。
456ページ
SF評論近代日本思想史文学史