日本の文学賞

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日本エッセイスト・クラブ賞 にほんエッセイスト・クラブしょう

第10回(1962年)

エッセイ

受賞者

3名
小門勝二 こもん かつじ 受賞
散人-一名荷風歓楽

永井荷風の人物と歓楽街の記憶をたどる評伝的エッセイ。都市の陰影、文学者の生活、時代の空気を重ねながら、荷風像を人間味のある姿として描く。

荷風の足跡をたどり、歓楽の街に残る文学者の気配をすくい取る。

390ページ
永井荷風評伝都市歓楽街随筆
小島亮一 こじま りょういち 受賞
ヨーロッパ手帳

ヨーロッパ滞在や取材の見聞をもとにした随筆・紀行的作品。戦後日本の視線から欧州の社会、文化、人々の姿を観察し、旅の記録を知的な読み物へとまとめる。

旅先での観察が、戦後日本から見たヨーロッパ像を形づくる。

紀行ヨーロッパ戦後随筆観察
大平千枝子 おおひら ちえこ 受賞
父阿部次郎

哲学者・阿部次郎を娘の視点から描く回想的評伝。家族として見た父の姿と思想家としての歩みを重ね、愛情と死別の痛みを静かにたどる。

娘のまなざしが、思想家としての父と家庭の父を一つにつなぐ。

240ページ
阿部次郎父娘回想評伝死別