沖縄書店大賞
おきなわしょてんたいしょう
沖縄県の書店員が推薦した書籍を選ぶ文学賞。
- 創設年
- 2015
- 主催
- 沖縄書店大賞実行委員会
- カテゴリー
- 出版文化・書籍文化
- 選考方式
- 推薦
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 4月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
沖縄県の書店で働く書店員が推薦し投票で選ぶ文学賞。「小説部門」「沖縄部門」「絵本部門」など各部門ごとに大賞が選出され、2019年の第5回からは準大賞も設けられた。
過去の受賞者
『月ぬ走いや、馬ぬ走い』は、沖縄の戦中・戦後史を、時代や立場の異なる十四人の語りで描く小説である。沖縄語のリズムと「命こそ宝」という黄金言葉を手がかりに、暴力、記憶、時間が積み重なる場所の声をたどる。
沖縄の言葉と十四人の語りが、戦争をまたぐ記憶の地層を掘り起こす。
沖縄に転校した照秋が、うちなーぐちを話す喜屋武飛夏や通訳役の比嘉夏菜と過ごす青春ラブコメディの第8巻。後から転校してきた上妻が飛夏の言葉を聞き取れるようになり、沖縄での暮らしに先に慣れたはずの照秋は思わぬ焦りを抱く。
言葉がわかるようになるほど、沖縄での毎日は少しずつ違って見えてくる。
沖縄で暮らし、働く人びとの習慣やものの見方を、地域経済に携わってきた著者がビジネスと人間関係の両面から読み解く実用書。言葉や時間感覚、食文化、仕事の頼み方など身近な場面を手がかりに、県外から来た人にも沖縄の日常を理解する視点を示す。
沖縄の暮らしと仕事に近づくための、土地の感覚を知る入門書。
沖縄の海や山で暮らし、自然と向き合ってきたキジーが、遊びながら身につけた47の知恵を紹介する実用的な冒険図鑑。天気の読み方、水辺や森での過ごし方、食べ物の探し方、けがや遭難への備えまで、身近な自然を先生にする視点を子どもにも伝える。
自然はぼくたちの先生だ。沖縄ターザン・キジーの知恵で、海や山との付き合い方を学ぼう。
『90歳のおばーのゴキゲンなひとり暮らし』は第11回沖縄書店大賞の沖縄部門の候補作であり、受賞作ではありません。
『沖縄のお弁当屋さん 応援ガイドブック』は第11回沖縄書店大賞の沖縄部門にノミネートされた作品であり、受賞作ではありません。
沖縄の豊かな緑に包まれたカフェとレストランを案内するガイド。山あいの隠れ家、古民家の店、海と緑を望む席などをたどりながら、日常の喧騒から離れて過ごせる場所の魅力を紹介する。
沖縄の森に身をゆだね、緑に囲まれた一杯と食事を探すための一冊。
にわとり一家のコッコ農園へパンを届けに来たパンどろぼうは、畑を荒らす者がいると知り見回りへ向かう。危機に陥った彼の前に、頼れそうでどこか心もとない新ヒロイン、りんごかめんが現れる、くだもの農園を舞台にしたユーモア絵本。
くだもの農園に現れた、たよりになるようでどこかあやしいヒロイン、りんごかめんの正体とは?
『窓ぎわのトットちゃん』から続くトットの人生をたどる自伝的な物語。東京大空襲後の青森への疎開、女学校と音楽学校での日々、NHKの専属女優として歩み始めるまでを、笑いと悲しみを交えながら描く。
戦時下の疎開から女優としての出発まで、トットの記憶が一人の少女の成長と時代の影を映し出す。
戦後復興期の沖縄を写した写真と、同じ場所・同じ構図で撮影した現代の写真を見開きで対比する写真集。那覇、糸満、沖縄市、名護など55地点をたどり、街並みだけでなく、基地、暮らし、文化に刻まれた戦後史を見つめ直す。
過去と現在を並べた定点写真から、沖縄の暮らしと歴史の移ろいをたどる。
戦後復興期の沖縄を写した写真と、同じ地点・同じ構図で撮影した現在の写真を並べ、島の暮らし、文化、風景がたどった変化を見つめる写真集。55カ所の定点を巡り、歴史的な出来事と市井の営みの記憶を、土地に残る時間として読み解いていく。
同じ場所に立ち、写真を見比べながら、沖縄が重ねてきた時間をたどる。
沖縄テレビのグルメ番組『アゲアゲめし』が、視聴者投票で選ばれた店を中心に沖縄の食の魅力を案内する公式ガイドブック。肉、沖縄料理、麺・めし、魚、パン・スイーツなどの部門を横断し、番組ゆかりの店と食の楽しみを一冊にまとめている。
視聴者投票で選ばれた受賞店と、気分をアゲてくれる沖縄のおすすめ店を味わい尽くす公式ガイド。
沖縄バスケットボール界を長年率いた指導者、安里幸男の歩みと指導論をたどる一冊。平均身長で劣る辺土名高校をインターハイ3位へ導いた「辺土名旋風」から北谷高校での挑戦までを振り返り、逆境で勝つための戦術と、選手に向き合う姿勢を語る。
小柄なチームでも、戦い方次第で全国と渡り合えることを示した指導者の、勝利へのメソッドと半生をたどる。
見れば見るほど違和感が増していく九枚の絵が、ばらばらの出来事をつなぎ、隠された真実へ導くスケッチ・ミステリー。
九枚の絵に宿った違和感が、物語の輪郭を少しずつずらしていく。
日常に潜む小さな歪みを、五つの短編で鮮やかな反転へつなぐミステリー。読み終えたあとに、もう一度最初から確かめたくなる仕掛けがある。
五つの罠が、ありふれた日常の見え方を反転させる。
沖縄を路線バスで旅するための実用ガイド。停留所や路線の情報を手がかりに、車がなくても島を楽しむ方法を案内する。
車がなくても、路線バスで沖縄を楽しむための一冊。
沖縄を路線バスで旅するための実用ガイド。停留所や路線の情報を手がかりに、車がなくても島を楽しむ方法を案内する。
車がなくても、路線バスで沖縄を楽しむための一冊。
沖縄本島と伊江島を中心に、身近な野草から庭木、森の樹木やシダまでを調べられる植物図鑑。写真と索引で、色や形から探しやすい。
写真と索引で、沖縄の身近な植物を広く調べられる。
沖縄本島と伊江島を中心に、身近な野草から庭木、森の樹木やシダまでを調べられる植物図鑑。写真と索引で、色や形から探しやすい。
写真と索引で、沖縄の身近な植物を広く調べられる。
宮沢和史が、沖縄の歴史や文化、そして『島唄』をめぐる30年の歩みをたどりながら、10人との対話で“沖縄を語る言葉”を探る。
沖縄に向き合い続けた30年を、対話とエッセイでたどる。
子どもが出あう「大ピンチ」を、レベルやなりやすさで分類して見せるユーモラスな絵本。困りごとを笑いに変える視点が楽しい。
こまった場面も、見方を変えればちょっとおもしろい。
子どもが出あう「大ピンチ」を、レベルやなりやすさで分類して見せるユーモラスな絵本。困りごとを笑いに変える視点が楽しい。
こまった場面も、見方を変えればちょっとおもしろい。
独ソ戦下、母を殺された少女セラフィマが女性狙撃兵として戦場に身を投じる。戦争の暴力と女性たちの連帯を、緊張感ある筆致で描く長編。
少女は復讐のために銃を取る。
雪深い山中の館を舞台に、ミステリ好きの大富豪に招かれた面々が連続殺人と十三年前の事件に挑む本格館ミステリ。伏線と挑戦状、驚愕の結末まで一気に読ませる。
硝子の塔で、惨劇が連鎖する。
沖縄の釣魚・水産物734種を、写真とともに解説する図鑑。漁法や食べ方、方言名まで載せた、沖縄の海をまるごと引ける一冊。
沖縄の海の魚を、写真とともに引く。
沖縄テレビのグルメ番組『アゲアゲめし』で紹介した店から、厳選した100軒をまとめた公式ガイドブック。インタビュー、座談会、クーポンも収録するMOOK。
番組で紹介したお店から、厳選100軒を収録。
前田勇樹、古波藏契、秋山道宏の編著による、沖縄の近現代史を世界史や日本史とのつながりから読み直す入門書。十五章と二十のコラムで、沖縄社会の課題を考えるための視点を整理する。
沖縄の近現代史を、いまを考えるための入口として読み直す。
前田勇樹、古波藏契、秋山道宏の編著による、沖縄の近現代史を世界史や日本史とのつながりから読み直す入門書。十五章と二十のコラムで、沖縄社会の課題を考えるための視点を整理する。
沖縄の近現代史を、いまを考えるための入口として読み直す。
前田勇樹、古波藏契、秋山道宏の編著による、沖縄の近現代史を世界史や日本史とのつながりから読み直す入門書。十五章と二十のコラムで、沖縄社会の課題を考えるための視点を整理する。
沖縄の近現代史を、いまを考えるための入口として読み直す。
柴田ケイコの絵本『パンどろぼう』シリーズ第2作。パン職人になったパンどろぼうの前ににせパンどろぼうが現れ、森のパン屋を舞台に新たな騒動が起こる。
にせパンどろぼうの登場で、森のパン屋にふたたび事件の予感。
推しを支えに生きる少女の毎日が、推しの炎上をきっかけに揺らいでいく長編小説。
推しを推すことが生活の中心だったあかりの日常が崩れていく。
沖縄の郷土資料館で資料整理を手伝う未名子の視点から、記憶と現実がゆるやかに交錯する芥川賞受賞作。
資料館と台風の夜を行き来しながら、現実の輪郭が少しずつずれていく。
沖縄で暮らす著者が、性暴力や基地問題、家族との日々を自らの言葉でたどる初めてのエッセイ集。個人的な経験を起点に、沖縄の痛みと希望を静かに掬い上げる。
言葉を失った日常のなかで、それでも海を手渡そうとする一冊。
沖縄に転校した少年が、方言を話す同級生に惹かれ、その言葉を訳す友人に支えられながら距離を縮めていく青春ラブコメ。沖縄の言葉と生活感を軽やかな会話劇で描く。
方言がわからない。それでも、好きになってしまう。
パンを盗みに現れた正体不明の存在が、パン屋や森で大騒動を巻き起こすユーモア絵本。シュールな展開と愛嬌のあるキャラクターが、子どもにも大人にも親しまれている。
お茶目で憎めないパンどろぼうが、今日も事件をまきおこす。
ケーキ屋さんを舞台に、ノラネコぐんだんがいつもの勢いで大騒動を起こす人気絵本シリーズの一冊。マーミーちゃんの活躍やおいしそうなケーキづくりも見どころになっている。
おいしそうなケーキの前で、ノラネコぐんだんがじっとしていられない。
眠りから覚めない患者たちの夢の中へ潜り込み、医療と幻想、家族の記憶、連続殺人の謎を結び直す長編ミステリー。沖縄のユタやマブイグミの要素を取り込み、現実と夢の境界が揺らぐ。
夢の奥で、眠り続ける理由をほどいていく。
18年ぶりの長編として刊行された十二国記の新作で、泰麒と李斎が驍宗を探す全4巻の大作。戦記、宮廷劇、推理の要素が重なり、成長した泰麒の姿がシリーズの核心を押し広げる。
待ち続けた泰麒の物語が、全4巻で大きく動き出す。
沖縄のヤンキーたちを10年以上追い、暴走族から解体業、風俗、内地への移動までを通して地元の人間関係を描いた社会学ルポ。『地元』が人を縛り支える両義性を正面から見せる。
地元は、居場所であると同時に、逃れがたい力にもなる。
沖縄本島の建築と暮らしを、写真・取材・図解でたどるビジュアル・ルポ。古い民家から戦後の建物までを通じて、土地の記録と記憶を読み直す。
建物を通して、沖縄の暮らしと歴史を見直す。
沖縄本島の建物を通して、戦前戦後の暮らしや文化の重なりを記録する建築ドキュメント。
建物のかたちに、沖縄の暮らしの記憶が積み重なる。
いやな気持ちや怒りを抱えたときの向き合い方を、女の子の思考とユーモアで描く絵本。
いやな気持ちにのまれず、自分を守る方法を考える。
名前のない野良猫が、街を歩きながら自分の居場所と本当に欲しいものを探す絵本。
名前がなくても、だれかに呼ばれることで見えてくるものがある。
名前のない野良猫が、街を歩きながら自分の居場所と本当に欲しいものを探す絵本。
名前がなくても、だれかに呼ばれることで見えてくるものがある。
首里城の火災を受け、写真と図版で首里城の歴史と現状をたどる緊急出版の報道写真集。
写真と資料で、焼失前の首里城をあらためて見直す一冊。
報道写真と記事で首里城の復興と記録をたどる写真集。
火災後の首里城を、報道写真と記事で記録した一冊。
『宝島』は、戦後沖縄を舞台に、米軍統治下を生きる若者たちの友情、喪失、抵抗を描く長篇小説。失踪した英雄の影を追いながら、沖縄の戦後史と個人の運命が大きく交差する。
失われた英雄の影を追う物語が、沖縄の戦後を熱く走り抜ける。
『入れ子の水は月に轢かれ』は、那覇の水上店舗通りを舞台に、実家を逃れた青年が老女や高齢フリーターと出会い、水死事件の謎に巻き込まれるミステリ。沖縄の戦後史と都市の闇が、水辺の迷宮に重なる。
那覇の水上店舗通りで、逃げてきた青年が沖縄の闇をたどる。
戦後沖縄の売春街を、聞き書きと資料調査で掘り起こすノンフィクション。真栄原新町などの夜の街を、占領、貧困、暴力、家族を養う女性たちの生活史として描く。
消された街の記憶から、戦後沖縄の深部が立ち上がる。
琉球王国の歴史と人物を肖像画や図版で紹介する児童向け歴史入門の第二巻。人物列伝の形で、王国の政治や文化を視覚的に理解できる構成になっている。
絵と人物伝から、琉球王国の広がりをたどる。
少しおしっこがもれてしまう男の子が、自分だけではない悩みを見つけていく絵本。小さな弱さを笑いに変え、子どもが自分を受け入れるきっかけを描く。
ちょっぴりの困りごとが、みんなを見つめ直す入口になる。
沖縄のヤギのキャラクターが、ほかの動物をうらやましがりながら自分のよさに気づいていく絵本。読み聞かせ向きの明るい語りで、自己肯定を伝える。
ほかの誰かになりたい気持ちから、自分らしさを見つける。
脳腫瘍を患う女性と研修医の出会いから始まる恋愛ミステリー。喪失の知らせを受けた主人公が、彼女の足跡を追う。
彼女は本当に死んだのか、愛と謎が横浜へ主人公を誘う。
一九三五年の沖縄を撮影した写真を集め、戦前の暮らしや風景を記録する写真集。
戦火に失われる前の沖縄の日常が、写真としてよみがえる。
コンビニ店員として規格化された日常に安住する女性を通じ、社会が求める普通さの不気味さを軽妙に照らす小説。
『コンビニ人間』は、村田沙耶香の受賞作として作品世界の核がよく伝わる一冊です。
沖縄水産高校を率いた栽弘義の生涯を、甲子園準優勝の栄光だけでなく、重圧と孤独まで掘り下げる評伝ノンフィクション。
『沖縄を変えた男 栽弘義 高校野球に捧げた生涯』は、松永多佳倫の受賞作として作品世界の核がよく伝わる一冊です。
『火花』は、又吉直樹による受賞作。受賞記録で確認できる作品名と著者名をもとに、書誌識別子は単行本・文庫・短編集として独立刊行が確認できる場合だけ記録する方針で整理した。現時点では雑誌や掲載媒体の識別子を流用せず、作品情報を受賞データに沿って保持している。
『火花』は、受賞歴と刊行状況を切り分けて確認すべき作品である。
『人生には「まさか」の坂がある』は、安里賢次による受賞作。受賞記録で確認できる作品名と著者名をもとに、書誌識別子は単行本・文庫・短編集として独立刊行が確認できる場合だけ記録する方針で整理した。現時点では雑誌や掲載媒体の識別子を流用せず、作品情報を受賞データに沿って保持している。
『人生には「まさか」の坂がある』は、受賞歴と刊行状況を切り分けて確認すべき作品である。
『ママがおばけになっちゃった!』は、のぶみによる受賞作。受賞記録で確認できる作品名と著者名をもとに、書誌識別子は単行本・文庫・短編集として独立刊行が確認できる場合だけ記録する方針で整理した。現時点では雑誌や掲載媒体の識別子を流用せず、作品情報を受賞データに沿って保持している。
『ママがおばけになっちゃった!』は、受賞歴と刊行状況を切り分けて確認すべき作品である。