路傍の石文学賞 ろぼうのいしぶんがくしょう
川村たかしが、牛とともに生きる村の暮らしを子どもの視点から描いた児童文学である。山へ働きに出る母牛と子牛の別れ、家族の生活、動物への深い共感を重ね、農村の労働と命の感情を静かに浮かび上がらせる。
牛の涙を見つめる少女の心に、人と動物の別れの痛みがひとつにつながっていく。