新潮ミステリー倶楽部賞 しんちょうミステリーくらぶしょう
第3回(1998年)
推理小説新人賞
受賞者
3名
闇の楽園
電話会社でマイライン営業に意欲を失う青柳敏郎は、町おこしのアイディア募集に「お化け屋敷のテーマパーク」を提案し、採用される。過疎化、失業、産業廃棄物の不法投棄、新興宗教などを背景に、計画は思わぬ方向へ進む。
町おこしのためのお化け屋敷テーマパーク計画が、地方社会の不安と欲望を巻き込んでいくミステリ。
町おこしお化け屋敷過疎化産業廃棄物新興宗教
食品メーカーに勤める陶部映美は、有機米の商品企画を進めるなかで、ツアーコンダクターの友人が不可解な死を遂げたことを知る。突如出現した奇病と相次ぐ異様な死を追い、彼女は食品と生命科学をめぐる事件の真相に近づいていく。
有機米の商品企画から始まった調査は、友人の不可解な死と、社会を揺るがす奇病の謎へつながっていく。
315ページ
食品企業有機米奇病生命科学医療ミステリー
『愛こそすべて、と愚か者は言った』は、七年前に別れた息子・慶太の誘拐を知らされた久瀬が、事件の解決を待たずに失踪した元妻の行方と真相を追う長編ミステリである。息子との再会後に始まる共同生活を通じ、血縁と家族の結び付きが問われる。
誘拐された息子を救い出した久瀬は、失踪した元妻と事件の真相を追いながら、再会した息子との暮らしを始める。
381ページ
誘拐失踪親子家族の絆犯罪捜査