日本の文学賞

← 新潮新人賞に戻る

新潮新人賞 しんちょうしんじんしょう

第42回(2010年)

純文学小説

受賞者

2名
小山田浩子 おやまだ ひろこ 受賞

巨大工場のなかで、書類廃棄や屋上緑化などの不思議な作業に従事する人々を通して、働くことと生きることの不条理を描く。新潮新人賞と織田作之助賞を受賞した鮮烈なデビュー作。

何を作っているのかわからない、巨大な工場。敷地には謎の動物たちが棲んでいる――。

245ページ
工場労働不条理動物疎外職場
太田靖久 おおた やすひさ 受賞

生者を連れ去る川、怪鳥が棲む白い本の山、決壊の気配を帯びた世界。現実と空想の境目が揺らぐ風景のなかで、人びとは自由を求めながら他者との隔たりに向き合う。

世界の境界がほどけるとき、人はどこへ向かうのかを問う小説。

200ページ
現実と空想境界自由他者災厄