新潮新人賞 しんちょうしんじんしょう
太平洋戦争下の南方の島で負傷した一等兵が、臨時野戦病院から退避を迫られる戦争小説。敵味方の境界さえ曖昧になる極限の行軍を通して、戦場に置き去りにされた兵士たちの狂気と哀しみを描く。
これは戦争なのだ、呟きながら歩いた。