日本の文学賞

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親鸞賞

しんらんしょう

本願寺文化興隆財団が隔年で主催する文学賞。親鸞賞はフィクションを対象とし、日本人の精神文化に深く根ざした優れた文芸作品を顕彰する。

文学フィクション
創設年
2000
主催
一般財団法人本願寺文化興隆財団
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
プロ
開催頻度
2年に1回
発表時期
10〜12月頃
賞のステータス
活動中

説明

優秀な文学作品を対象にジャンルを問わず2000年に設立された。本願寺文化興隆財団主催で、受賞者は偶数年10月に発表され、授賞式は12月に東本願寺東山浄苑で行われる。

賞品

主賞品
賞金
賞金
2,000,000円

選考情報

選考プロセス

最終選考
審査員 選考委員会
発表 偶数年10月

選考基準

  • 優秀な文学作品であること
  • ジャンル不問

関連の賞

  • 蓮如賞

公式情報

http://honganjifoundation.org/

過去の受賞者

朝井まかて あさい まかて 受賞

朝井まかて『グッドバイ』は、受賞・候補対象となった作品。人物の選択や時代・生活の手触りを通じて、読後に余韻を残す構成を持つ。

『グッドバイ』は、題材の輪郭を丁寧に追いながら読者を作品世界へ導く。

360ページ
大浦慶幕末女性商人
諸田玲子 もろた れいこ 受賞

恋多き歌人として知られる和泉式部を、老境から自らの生と恋を見つめ直す女性として描く歴史小説。平安王朝の華やかさの奥にある孤独と信仰を掘り下げる。

和泉式部が、恋と祈りに満ちた生をもう一度見つめ直す。

360ページ
歴史小説和泉式部平安時代信仰
澤田瞳子 さわだ とうこ 受賞
若冲

『若冲』は澤田瞳子の受賞対象作品。Amazon JP、NDL Search、Google Books で単行本・文庫・短編集としての識別子を確認できなかったため、掲載誌や募集結果の情報とは切り分けて扱う。

受賞記録から読む、澤田瞳子『若冲』の輪郭。

受賞作現代文学書誌確認
木内昇 きうち のぼる 受賞

櫛職人を志す少女の歩みを描く時代小説。手仕事の厳しさ、家族との距離、自分の道を選ぶ覚悟が丁寧に重ねられる。

櫛挽道守は、受賞記録と書誌確認から輪郭を整理できる木内昇の作品である。

376ページ
手仕事と自立受賞作書誌確認
和田竜 わだ りゅう 受賞

戦国期の瀬戸内海を舞台に、村上海賊の娘を中心に木津川合戦へ向かう人々を描く歴史長編。

村上海賊の娘は、受賞記録と書誌確認から輪郭を整理できる和田竜の作品である。

474ページ
戦国と海賊受賞作書誌確認
稲葉真弓 いなば まゆみ 受賞

海と森に囲まれた半島へ移った「私」が、自然と孤独の中で生を見つめ直す小説。土地の気配と身体感覚を静かに積み重ねる。

半島へは、稲葉真弓の受賞作として、題名のモチーフから作品世界へ読者を導く。

218ページ
文学賞受賞作人物の選択記憶と関係性
宮尾登美子 みやお とみこ 受賞

京都・西陣の呉服商、菱村吉蔵が斬新な織物を生み出し、やがて法隆寺の錦の復元へ挑む。錦に魅入られた男の創作への執念と、その人生に影を落とす女たちの愛と哀しみを重ねて描く長編小説。

絢爛たる錦に人生を賭けた男と、その周囲の女たちの哀歓を描く。

438ページ
西陣織職人の執念芸術と商い愛と哀しみ伝統の復元
立松和平 たちまつ わへい 受賞

曹洞宗の開祖である道元の生涯を、修行、思想、時代の動きとともにたどる長篇。宗教者としての孤独と、真理を求める歩みが物語として描かれる。

曹洞宗の開祖である道元の生涯を、修行、思想、時代の動きとともにたどる長篇。

608ページ
仏教修行思想生涯
高村薫 たかむら かおる 受賞

青森の政治一家をめぐる父子の対話を軸に、戦後日本の政治、公共事業、地方社会、宗教的思索を重ねる長編小説です。『晴子情歌』に続く大作として、近代日本の終わりを濃密な文体で描きます。

雪の庵で語られる父子の断絶が、戦後日本の深い亀裂を照らします。

475ページ
政治小説父子地方社会宗教
池澤夏樹 いけざわ なつき 受賞

明治期の北海道を背景に、開拓とアイヌ民族の歴史、土地に生きる人々の記憶を重ねる長編小説。個人の暮らしと大きな歴史の変化を静かな筆致で結び、近代化の陰影を描く。

『静かな大地』は、池澤夏樹による作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。

688ページ
北海道アイヌ民族開拓記憶
水上勉 みずかみ つとむ 受賞

尺八の伝来をめぐり、虚竹禅師や一休の像を交えながら日中交流の歴史をたどる長編。楽器の音色を通して、信仰、漂泊、文化の往来を描く。

小さな竹の笛の音が、海を渡った人々の記憶を呼び起こす。

384ページ
尺八日中交流歴史小説
辻井喬 つじい たかし 受賞
沈める城

『沈める城』は社会と個人の記憶を重ねながら、沈みゆくものへのまなざしを描く文学作品。歴史意識と内面の揺れが響き合います。

『沈める城』は、文学を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。

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