小学館児童出版文化賞
しょうがくかんじどうしゅっぱんぶんかしょう
小学館が毎年度、児童出版文化の向上に貢献すると認められる、幼年ならびに少年少女に薦めたい優れた作品および作家を選び顕彰する賞。
- 創設年
- 1952
- 主催
- 小学館、日本児童教育振興財団
- カテゴリー
- 児童文学・童話・絵本
- 選考方式
- 公募
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 9月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
小学館児童出版文化賞は小学館が1952年に創業30周年を記念して文学・絵画の2部門で設立、1960年から文学部門として独立、1996年から現在の名称に統合・改称され、児童文学の発展に寄与する賞である。受賞者には正賞としてブロンズ像、副賞として賞金100万円が贈られる。
賞品
- 主賞品
- 正賞としてブロンズ像、副賞として賞金100万円
- 賞金
- 1,000,000円
- ブロンズ像
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 最終選考 | 荒井良二、鈴木のりたけ、舘野鴻、富安陽子、森絵都 | — | — |
関連の賞
- 小学館絵画賞
公式情報
https://sho.jp/cpc_award過去の受賞者
朝鮮半島北部から日本へ引き揚げる一家の実話を描いた回想記。
鎮南浦で暮らす家族が、戦後の混乱のなか日本への帰還を目指す。
夏の四日間で片想いの感情が少しずつ形を変えていく青春小説。
夜行バスで向かう旅のなかで、二人の気持ちがゆっくりほどけていく。
トガリネズミの日常を通して小さな幸せを描く絵童話。
朝から夜まで、働きもののトガリネズミはいつも決まった一日を過ごす。
『そらのことばが降ってくる 保健室の俳句会』は、保健室登校をしている中学生のソラが、俳句好きの同級生ハセオや養護教諭の北村先生、途中から加わるユミとともに句会を重ね、自分と他者の傷ついた気持ちを言葉にしていく青春小説。俳句の知識や作法を物語の中に自然に織り込みながら、言葉に救われる感覚を描いている。
雪がふるそらのことばを受け止める
点字つき絵本として、指でたどる迷路を楽しめる作品。見える読者と見えない読者がともに遊べる本の可能性を広げる。
さわるめいろは、受賞歴にふさわしい密度で人と世界の関係を見つめる。
スケボーが好きな小学六年生が、田中さんという老人との出会いを通じて、戦争の記憶と自分たちの町を知っていく児童文学。
昔はおれと同い年だった田中さんとの友情は、受賞歴にふさわしい密度で人と世界の関係を見つめる。
アメリカの高校生たちが、広島と長崎への原爆投下をめぐって公開討論を行うヤングアダルト小説。立場もルーツも異なる若者たちが、歴史、戦争責任、差別、平和を自分の言葉で考え、対話を重ねていく。
原爆投下は必要だったのか。問いを背負った八人の高校生が、平和をめぐる言葉を交わす。
ひとりで帰る女の子の前に現れる、まっくろで大きな目の不思議な存在「くろいの」を描いた絵本。言葉を交わさないまま、女の子はくろいのについていき、古い家の中で静かであたたかな時間を過ごす。
ことばがなくても、くろいののそばには安心できる場所がある。
小学三年生のあやが、けんかやすれ違いで心細さを抱えるなか、家に現れる大きなねこや小さなねこと出会う童話。日常とふしぎのあわいを行き来しながら、思い出や決心が少しずつ形になっていく。
いろんなねことの出会いが、ひとりぼっちの気持ちを少しずつほどいていく。
『川床にえくぼが三つ』はにしがきようこの作品で、受賞対象として記録されている。書誌データベースで単行本またはそれに準じる刊行形態の識別子を確認できた。
受賞記録から読む、にしがきようこ『川床にえくぼが三つ』の輪郭。
『ちいさなおおきなき』は夢枕獏の作品で、受賞対象として記録されている。書誌データベースで単行本またはそれに準じる刊行形態の識別子を確認できた。
受賞記録から読む、夢枕獏『ちいさなおおきなき』の輪郭。
オオサンショウウオは、福田幸広による受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。
オオサンショウウオをめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。
オオサンショウウオは、ゆうきえつこによる受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。
オオサンショウウオをめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。
どろぼうのどろぼんは、斉藤倫による受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。
どろぼうのどろぼんをめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。
広島の記憶を受け継ぐ子どもたちを描く児童文学。過去の声に耳を澄ませながら、平和への祈りを物語へ結晶させている。
光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島は、受賞記録と書誌確認から輪郭を整理できる朽木祥の作品である。
布団から海へと想像が広がる絵本。大胆な色彩と自由な発想で、眠りと遊びの境目を楽しく揺らす。
ぼくのふとんは うみでできているは、受賞記録と書誌確認から輪郭を整理できるミロコマチコの作品である。
神社の狛犬に宿る石工の魂を主人公にした児童文学。迷子の犬を探す出来事を通して、町の人々と見守る存在の温かい関係を描く。
石の狛犬から抜け出した佐助が、迷子探しをきっかけに町の人と心を通わせます。
東京スカイツリーの建設に関わった仕事を細密な絵で紹介する絵本。設計士、鉄工員、現場監督など多様な職種を通して、大きな建造物ができる過程を描く。
世界的なタワーの裏側で働く人々の手仕事を、細かな絵でたどります。
教会の鍵盤に親しんできた高校生が、聖書、ロック、メシアンの楽曲と向き合いながら少年期の終わりを迎える青春小説です。音楽と祈り、家族への複雑な感情が濃密に響き合います。
聖夜は、受賞時の評価点を手がかりに作品世界へ入っていける一冊です。
田舎の小さな図書館で働く司書の桃さんの前に、物語の続きを知りたい絵本の登場人物たちが現れる。図書館を舞台に、物語を読むこと、語り継ぐこと、人と人が出会い直すことの温かさを描く児童文学。
物語の続きを求める声が、司書の桃さんを不思議な出来事へ連れていく。
少年が相棒のマウンテンバイクに乗り、故郷へ向かって走る児童文学。家族、土地、犬との記憶をたどりながら、成長の痛みと再生を描く。
自転車のペダルを踏む少年の旅が、家族と故郷への思いを呼び戻す。
里山の自然と暮らしを、精密な絵と遊びの視点で案内する児童向け図鑑。身近な生きもの、植物、季節の営みを通して、環境と人の関係を体験的に伝える。
百年先にも残したい里山の楽しさを、絵と遊びから学べる図鑑。
「Two Trains」は、魚住直子による受賞作。人物の心の動きと周囲の世界を丁寧にたどり、短い題名の奥にある葛藤や変化を描き出す。
「Two Trains」は、魚住直子による受賞作。
一人の子どもがラーメンを食べている同じ時間に、世界の別の場所で起きている子どもたちの日常を見つめる絵本。身近な食卓から世界の不均衡へ視線を広げる。
一人の子どもがラーメンを食べている同じ時間に、世界の別の場所で起きている子どもたちの日常を見つめる絵本。
琵琶湖西岸の里山に暮らす漁師を追い、水と人と生きもののつながりを写真で伝えるドキュメント絵本。田舟や仕掛け、川の水と暮らしを通して、自然との共生を子どもにも届く言葉で描く。
水のにおいを知る暮らしから、里山と湖のいのちが見えてくる。
幼稚園に住むにわとりのケイゾウさんと、新しくやって来たうさぎのみみこの暮らしを、十の季節の話で描く幼年童話。けんかや戸惑いを重ねながら、二匹の関係が少しずつ変わっていく。
四月がきらいなにわとりの毎日が、うさぎのみみこと出会って動き出す。
平安末期を舞台に、笛を吹く武者の少年・草十郎と、死者の魂を鎮める舞を舞う少女・糸世が出会い、芸能の力と恋を通じて乱世を生き抜く歴史ファンタジーです。勾玉世界に連なる物語として、神話性と青春の痛みを重ねます。
笛と舞が呼び起こす不思議な力が、乱世の少年少女を結びます。
自然と人間のつながりを、鹿をめぐる物語として描く児童文学。神沢利子の物語とG・D・パウリーシンの絵が響き合い、野生への畏敬と親しみを伝える。
『鹿よ おれの兄弟よ』は、神沢利子による作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。
鹿と人間を結ぶ物語を、絵の力で広げる児童書。画面の迫力と静けさが、野生動物への敬意と物語の神話的な響きを支えている。
『鹿よ おれの兄弟よ』は、G・D・パウリーシンによる作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。
動物記で知られるアーネスト・トンプソン・シートンの生涯を、博物学者としての実像から描く伝記。動物への観察眼、自然保護への関心、子どもたちに物語を届けた姿を、豊富な図版とともにたどる。
動物を見つめるまなざしから、シートンという人間の魅力が見えてくる。
守り人シリーズの一作で、ロタ王国を舞台に、人に災いをもたらすと恐れられる少女アスラと、彼女を守ろうとするバルサたちの旅を描く。来訪編と帰還編を通じて、信仰、政治、民族の記憶が交錯する。
神の子か災いの子か。少女を守る旅が、国の古い約束を揺り動かす。
八重山の島を舞台に、秋になると渡ってくるタカ、サシバと少年の交流を描く絵本です。自然と人の暮らしが近くにある土地で、野生の鳥に心を寄せる少年のまなざしを通して、生命への敬意と島の季節感が伝わります。
空を渡るサシバを見上げる少年の心に、島の秋と命のきらめきが重なります。
八重山の島を舞台に、秋になると渡ってくるタカ、サシバと少年の交流を描く絵本です。自然と人の暮らしが近くにある土地で、野生の鳥に心を寄せる少年のまなざしを通して、生命への敬意と島の季節感が伝わります。
空を渡るサシバを見上げる少年の心に、島の秋と命のきらめきが重なります。
八重山の島を舞台に、秋になると渡ってくるタカ、サシバと少年の交流を描く絵本です。自然と人の暮らしが近くにある土地で、野生の鳥に心を寄せる少年のまなざしを通して、生命への敬意と島の季節感が伝わります。
空を渡るサシバを見上げる少年の心に、島の秋と命のきらめきが重なります。
『さよならエルマおばあさん』は、大塚 敦子による写真絵本。エルマおばあさんとの別れを通じて、命の終わりと看取りを子どもにも届く言葉で伝える。
さよならエルマおばあさんは、題名が呼び込む世界を手がかりに、人や時代の輪郭を静かに浮かび上がらせる。
『ねぎぼうずのあさたろう その1』はねぎぼうずの旅人を主人公にした時代劇風の絵本。浪曲や講談を思わせる語り口で、痛快な冒険を描きます。
『ねぎぼうずのあさたろう その1』は、絵本を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。
うそつきのつきは、内田麟太郎による受賞作品。人物、時代、社会、記憶のいずれかを軸に、題名が示す主題へ読者を導く作品である。
うそつきのつきは、受賞歴を通じて読み継がれる内田麟太郎の作品である。
うそつきのつきは、荒井良二による受賞作品。人物、時代、社会、記憶のいずれかを軸に、題名が示す主題へ読者を導く作品である。
うそつきのつきは、受賞歴を通じて読み継がれる荒井良二の作品である。
お父さんの技術が日本を作った!1・2は、茂木宏子による受賞作品。人物、時代、社会、記憶のいずれかを軸に、題名が示す主題へ読者を導く作品である。
お父さんの技術が日本を作った!1・2は、受賞歴を通じて読み継がれる茂木宏子の作品である。
『でんでんだいこ いのち』は、今江祥智による児童文学作品です。受賞対象として扱われた作品で、題名が示す世界を軸に、人物の心の動きや時代の気配を描きます。
『でんでんだいこ いのち』は、今江祥智の作風と受賞年の文学的関心を伝える作品です。
『でんでんだいこ いのち』は、片山健による児童文学作品です。受賞対象として扱われた作品で、題名が示す世界を軸に、人物の心の動きや時代の気配を描きます。
『でんでんだいこ いのち』は、片山健の作風と受賞年の文学的関心を伝える作品です。
『風にのれ!アホウドリ』は、長谷川博による児童文学作品です。受賞対象として扱われた作品で、題名が示す世界を軸に、人物の心の動きや時代の気配を描きます。
『風にのれ!アホウドリ』は、長谷川博の作風と受賞年の文学的関心を伝える作品です。
南の島に住む少年ティオが出会う人々と不思議な出来事を描く連作短編集。島の素朴な暮らしの中に、旅人、絵はがき、記憶、別れが静かに現れる。
南の島の少年ティオが、出会いのたびに世界の広さを知っていく。
学校で誰とも口をきこうとしない少女るいと、転校生の谷川くんの関係を描く児童文学。言葉を閉ざした子どもの心が、他者との出会いによって少しずつ揺れ動く。
話さない少女の心に、谷川くんのまっすぐな声が届く。
クヌギ林の中にあるアパート、ザワザワ荘を舞台に、人間と妖怪たちが出会い、ともに暮らすことで互いへの見方を変えていく児童文学。日常のすぐ隣にある異界を、親しみやすい語りで描く。
クヌギ林のアパートで、人間と妖怪たちの不思議な共同生活が始まる。
谷川俊太郎の詩と川原田徹の絵による絵本。十二か月をかぼちゃのイメージでたどり、季節の行事やことば遊びを、奇妙で楽しい異空間として見せる。
一年のめぐりが、かぼちゃの国のゆかいな暦として立ち上がる。
たむらしげるによる大型絵本。夜の静けさと夢のような風景を、物語を宿した絵の連なりとして構成し、読む人を形而上的な幻想世界へ誘う。
夜の絵の奥に、静かな物語と不思議な時間がひらく。
『月夜に消える』は、佐々木赫子による児童文学。受賞時の評価対象となった作品で、題名が示す情景や関係性を軸に、人物の記憶、土地、時代の空気を読ませる。
受賞作として読まれてきた『月夜に消える』は、静かな題名の奥に人間と時代の手触りを残す。
『熊田千佳慕リトルワールドシリーズ』は、熊田千佳慕による児童文学。受賞時の評価対象となった作品で、題名が示す情景や関係性を軸に、人物の記憶、土地、時代の空気を読ませる。
受賞作として読まれてきた『熊田千佳慕リトルワールドシリーズ』は、静かな題名の奥に人間と時代の手触りを残す。
『とべバッタ』は、田島征三による児童文学。受賞時の評価対象となった作品で、題名が示す情景や関係性を軸に、人物の記憶、土地、時代の空気を読ませる。
受賞作として読まれてきた『とべバッタ』は、静かな題名の奥に人間と時代の手触りを残す。
『北の国から '87初恋』は、倉本聰による児童文学作品で、小学館児童出版文化賞の受賞作です。
『北の国から '87初恋』は、倉本聰の受賞歴を語るうえで欠かせない一作です。
『エンソくん きしゃにのる』は、鈴木光司による児童文学作品で、小学館児童出版文化賞の受賞作です。
『エンソくん きしゃにのる』は、鈴木光司の受賞歴を語るうえで欠かせない一作です。
『白いパン』は、受賞時に評価された題材と作者の視点が結びついた作品である。題名が示す人物、土地、出来事、記憶を手がかりに、時代の空気や人間関係の揺れを読者に伝える。
『白いパン』は、題名に込められた含みから人間と時代の姿を浮かび上がらせる。
『みんなびっくり』は、受賞時に評価された題材と作者の視点が結びついた作品である。題名が示す人物、土地、出来事、記憶を手がかりに、時代の空気や人間関係の揺れを読者に伝える。
『みんなびっくり』は、題名に込められた含みから人間と時代の姿を浮かび上がらせる。
空襲で家族とはぐれた少女ちいちゃんを通して、戦争が日常と命を奪う悲しみを描く物語。空に影を送る遊びが、家族の記憶と祈りへ変わっていく。
ちいちゃんのかげおくりは、戦争を軸に人間の感情と時代の気配を描く作品です。
水俣の海とそこに生きる人々の声を、力強い絵と言葉で伝える絵本。公害の痛みを子どもにも届く形で描き、失われた暮らしへのまなざしを促す。
みなまた海のこえは、水俣病を軸に人間の感情と時代の気配を描く作品です。
『かれ草色の風をありがとう』は、伊沢由美子による作品で、1982年前後の文学賞で評価された一作。題名が示す情景や主題を軸に、作者の関心と時代の空気を反映した作品として読むことができる。
伊沢由美子の『かれ草色の風をありがとう』は、受賞歴とともに読み継がれる作品である。
『とねと鬼丸』は、浜野卓也による作品で、1982年前後の文学賞で評価された一作。題名が示す情景や主題を軸に、作者の関心と時代の空気を反映した作品として読むことができる。
浜野卓也の『とねと鬼丸』は、受賞歴とともに読み継がれる作品である。
『かっぱどっくり』は、村上豊による作品で、1982年前後の文学賞で評価された一作。題名が示す情景や主題を軸に、作者の関心と時代の空気を反映した作品として読むことができる。
村上豊の『かっぱどっくり』は、受賞歴とともに読み継がれる作品である。
『光と風と雲と樹と』は、沖縄戦の記憶を子どもの読者へ手渡す児童文学である。自然の光や風、雲や樹木の感触を題名に響かせながら、戦火の中で失われた暮らしと命を見つめ、平和への思いを静かに深めていく。
沖縄の空と樹々の記憶から、戦争が奪ったものを見つめる物語。
戦争末期、千葉県の下志津陸軍飛行師団に属した特攻偵察飛行隊を題材に、非情な作戦に向かわされる若い兵士たちを描く児童文学である。青年少尉の視点を通して、空のかなたへ消えていく命と、戦争が奪う未来への痛みを伝える。
高空へ向かう兵士たちの姿を通して、戦争の非情さと失われる若い命を見つめる。
『花ぶさとうげ』は、岸武雄による児童文学で、1979年前後の受賞作として記録されている。人物や社会の輪郭を追いながら、時代の空気や価値観の揺れを読者に伝える作品である。
岸武雄の視点から、時代と人間の姿を静かに照らし出す受賞作。
『ジャンボコッコの伝説』は、さねとうあきらによる児童文学で、1979年前後の受賞作として記録されている。人物や社会の輪郭を追いながら、時代の空気や価値観の揺れを読者に伝える作品である。
さねとうあきらの視点から、時代と人間の姿を静かに照らし出す受賞作。
『ふるやのもり』は、杉浦範茂による児童文学で、1979年前後の受賞作として記録されている。人物や社会の輪郭を追いながら、時代の空気や価値観の揺れを読者に伝える作品である。
杉浦範茂の視点から、時代と人間の姿を静かに照らし出す受賞作。
動物園でひとり過ごす少年と飼育係との出会いを軸に、孤独な子どもの心が少しずつ開かれていく短編集。灰谷健次郎らしい、弱い立場の子どもへのあたたかな視線がある。
動物園の静かな出会いが、ひとりぼっちの少年の心をほどいていく。
花をめぐる幻想的なイメージを、司修の絵と言葉で編んだ絵本。小さな指輪というモチーフを通して、子どもの感受性と自然への憧れがやわらかく表現される。
花の指輪が、子どもの想像力を自然の光へ導く。
熊本近郊の石切り山を舞台に、太平洋戦争下の人びとの生活と子どもたちの姿を描く児童文学。少年が周囲の大人や同世代との関わりを通じて、働くこと、学ぶこと、生きることを少しずつ受け止めていく。
戦時下の石切り山で、子どもたちは暮らしの厳しさと人の温かさを知っていく。
『マキコは泣いた』は、子どもの痛みや家庭・学校での揺れを、児童文学の枠組みで描いた長編である。題名の直接的な感情表現が、子どもの涙の背後にある社会や家族の問題へ読者を向かわせる。
泣く子どもの姿から、成長期の孤独と周囲の大人たちのあり方を問う児童文学。
大きな魚をめぐる「半分ちょうだい」のやりとりから、ユーモアと助け合いの楽しさが広がる絵本。山下明生の言葉と長新太の絵が、のびやかなナンセンスをつくる。
みんなで引っぱるうちに、分け合う楽しさまで釣り上がる。
種子島に伝わる昔話をもとに、力自慢の男と池のカッパの出会いを描く絵本。民話の荒々しさと赤羽末吉の絵の力が、土地の息づかいを伝える。
力自慢の男が、不思議な池で自分の強さを試される。
『小さな雪の町の物語』は、杉みき子による児童文学作品。受賞時期の文学・出版状況を映し、題名が示す人物、場所、事件を軸にした表現が作品の核になっている。
『小さな雪の町の物語』は、受賞作として残る題材の強さと作者の視点を伝える作品である。
『おりひめとけんぎゅう』は、小坂しげるによる児童文学作品。受賞時期の文学・出版状況を映し、題名が示す人物、場所、事件を軸にした表現が作品の核になっている。
『おりひめとけんぎゅう』は、受賞作として残る題材の強さと作者の視点を伝える作品である。
『がわっぱ』は、斎藤博之による児童文学作品。受賞時期の文学・出版状況を映し、題名が示す人物、場所、事件を軸にした表現が作品の核になっている。
『がわっぱ』は、受賞作として残る題材の強さと作者の視点を伝える作品である。
長崎原爆の記憶を子どもの視点から語る児童文学。終戦の夏に刻まれた喪失と痛みを、やさしい言葉で次世代へ伝える。
八月が来るたびによみがえる記憶を、子どもにも届く物語として描きます。
セギュール夫人の少女物語を平岡瑤子と松原文子が共訳した児童文学。少女たちが過ちや友情を通して少しずつ成長していく姿を描く。
カミーユとマドレーヌたちの日々を通して、思いやりと成長を描く古典的な少女物語です。
セギュール夫人の少女物語を平岡瑤子と松原文子が共訳した児童文学。少女たちが失敗と赦しを重ねながら、他者を思いやる心を身につけていく。
翻訳者の端正な日本語が、少女たちの学びと友情を柔らかく伝えます。
『空中アトリエ』は、武川みづえによる作品で、1970年のshogakukan-children-publishing-culture-awardで受賞対象となった。受賞記録と公開書誌をもとに、作品単位で参照できる項目として整理される。
shogakukan-children-publishing-culture-awardで受賞対象となった『空中アトリエ』。
『おんどりと二枚のきんか』は、小野木学による作品で、1970年のshogakukan-children-publishing-culture-awardで受賞対象となった。受賞記録と公開書誌をもとに、作品単位で参照できる項目として整理される。
shogakukan-children-publishing-culture-awardで受賞対象となった『おんどりと二枚のきんか』。
小学校の教室を舞台に、子どもたちと教師の日々を描く児童文学。集団の中で育つ子どもの気持ちと、教育の場が抱える社会性を温かく見つめる。
教室の小さな出来事から、子どもたちの成長と先生のまなざしが立ち上がります。
鈴木義治による絵本作品群。町の暮らしや猫の世界を、独特の色彩と画面構成で子どもに開く作品として評価された。
町と猫の物語を、絵の力で子どもの想像へつなげる作品です。
『ベロ出しチョンマ』は斎藤隆介による児童向け作品で、子どもの目線に近い出来事から、勇気、思いやり、想像する力を描く。物語のわかりやすさと、読み終えたあとに残る余韻が受賞作としての力になっている。
『ベロ出しチョンマ』は、時代の気配と人間の内面を重ねて読ませる受賞作である。
『やまんばのにしき』は瀬川康男による児童向け作品で、子どもの目線に近い出来事から、勇気、思いやり、想像する力を描く。物語のわかりやすさと、読み終えたあとに残る余韻が受賞作としての力になっている。
『やまんばのにしき』は、時代の気配と人間の内面を重ねて読ませる受賞作である。
『じぶんの星』は吉田としによる児童向け作品で、子どもの目線に近い出来事から、勇気、思いやり、想像する力を描く。物語のわかりやすさと、読み終えたあとに残る余韻が受賞作としての力になっている。
『じぶんの星』は、時代の気配と人間の内面を重ねて読ませる受賞作である。
『おばあさんのひこうき』は、編み物の得意なおばあさんが蝶の羽に心を動かされ、不思議な肩掛けを編み上げる幼年童話である。日常の手仕事が空への冒険へ変わる展開が、明るい驚きと解放感を生む。
『おばあさんのひこうき』は、時代の気配と人間の内面を重ねて読ませる受賞作である。
『青いスクラム』は西沢正太郎による児童向け作品で、子どもの目線に近い出来事から、勇気、思いやり、想像する力を描く。物語のわかりやすさと、読み終えたあとに残る余韻が受賞作としての力になっている。
『青いスクラム』は、時代の気配と人間の内面を重ねて読ませる受賞作である。
『百羽のツル、そんごくう』は福田庄助による児童向け作品で、子どもの目線に近い出来事から、勇気、思いやり、想像する力を描く。物語のわかりやすさと、読み終えたあとに残る余韻が受賞作としての力になっている。
『百羽のツル、そんごくう』は、時代の気配と人間の内面を重ねて読ませる受賞作である。
都会のビルに現れる山ねこをめぐり、子どもたちの目線で不思議さと現実の境目を描く児童文学。動物へのまなざしと都市の風景が結びつき、想像力を広げる物語になっている。
ビルの中に山ねこがいるという不思議が、都市の日常を少しだけ変えて見せる。
『かばくんのふね』は、岸田衿子の文と中谷千代子の絵による絵本である。雨で水びたしになった動物園で、かばくんの大きな背中が仲間を運ぶふねとなり、ゆったりした動きの中に頼もしさとやさしさを描く。
雨の動物園で、かばくんの背中がみんなを助けるふねになる。
『おおきなくまさん』は、谷俊彦が小学館児童出版文化賞の特別賞対象として記録されている作品である。谷の児童書挿絵に見られる親しみやすい造形を背景に、大きなくまの存在感を通じて子ども向けの絵本表現を示した作品と位置づけられる。
大きなくまの姿を軸に、子どもに向けた温かな絵本表現を伝える作品。
『見えなくなったクロ』は、大石真による児童文学作品。身近な動物との関係を通して、子どもが喪失や不安を受けとめ、自分の感情を言葉にしていく姿をやわらかく描く。
姿が見えなくなっても、クロとの時間は子どもの心に残り続ける。
『おやだぬきとこだぬきのうた』は、万足卓・忍による児童向け詩集。親だぬきと子だぬきという親しみやすい像を通して、家族の会話、自然の気配、ことばのリズムを楽しませる。
親子のたぬきが、うたのリズムで小さな世界を広げていく。
『昆虫と植物』は、古川晴男・矢島稔の解説に清水勝の絵を組み合わせた科学図説。昆虫と植物の関わりを、観察しやすい図版と説明で子どもに伝える学習性の高い作品である。
昆虫のくらしと植物の営みを、絵で観察する科学の入口。
花岡大学の児童文学を代表する童話群の一つ。子どもの目に映る学校や村の生活を、夕焼けの温かい光とともに描き、日々の小さな出来事の中に思いやりや成長の契機を見いだす。
夕焼けに染まる学校を舞台に、子どもたちの心の動きと生活の手触りをすくい上げる童話。
日本各地に伝わる神話や伝説を子ども向けに語り直した一冊。神々の物語、英雄譚、土地に根づく伝承を、赤羽末吉の力強い絵が支え、古い物語を親しみやすい読み物として伝える。
神話と伝説の世界を、絵と語りで子どもの読書へひらく作品。
北田卓史の絵本・挿絵活動を示す作品名として扱われる『こどものせかい』は、幼い読者の生活感覚に寄り添う月刊絵本の場で、やわらかな線と明るい色彩によって子どもの世界を描いた。
子どもの日常と想像を、親しみやすい絵の力で広げる絵本表現。
ロケット開発と惑星探査への夢を、子ども向けの読み物として描いた科学作品。土星をめざすという大きな目標を通じて、宇宙時代への期待と科学への好奇心を育てる構成になっている。
土星へ向かうロケットの夢が、科学への入口として子どもたちを遠い宇宙へ誘う。
遠藤てるよの児童向け作品で、幼い読者に身近な友情や記憶をやわらかく描く。温かい画風と物語性によって、懐かしい友だちへの思いを子どもの目線で伝える。
なつかしい友だちを思う気持ちが、幼い読者の生活感覚に寄り添って広がる。
『よこはま物語』は西山敏夫による受賞対象作で、当該賞の回次で評価された作品である。刊行形態は作品名と著者名をもとに書籍データベースで確認し、単独書籍または収録書籍として確認できる範囲だけを識別子に反映している。
西山敏夫の『よこはま物語』を、受賞対象作として読むための入口となる作品紹介。
『いたずらうさぎ』は、太田大八による児童文学作品で、小学館児童出版文化賞の1958-1回で受賞対象となった作品です。公開資料で確認できる範囲では、刊行形態や後年の収録状況を中心にたどれる作品です。
太田大八の『いたずらうさぎ』は、受賞歴を通して現在も作品名をたどることができる一作です。
『山犬少年』は、小山勝清による少年小説で、山犬に育てられた少年を思わせる野性味のある世界を描いた作品である。偕成社の著者紹介では、オオカミ少年の日本版ともいうべき作品として触れられ、小山の少年小説における代表的な受賞作として位置づけられている。
野性味ある少年小説の作風を示す、小山勝清の受賞作である。
『夕日』は、岩崎ちひろが子どもの感情と夕暮れの光を重ねて描いた絵の作品です。淡い色彩とやわらかな線によって、日が沈む時間の静けさや、子どもの心に残る余韻をすくい取っています。
夕暮れの光のなかに、子どもの心の揺れと静かな余韻がにじむ。
『ハッタラはわが故郷』は、鶴田知也の児童文学作品。アイヌ民族をめぐる歴史や北方の土地に関心を寄せてきた作家が、故郷という感覚と土地に生きる人びとの記憶を、子どもにも届く物語として描いた作品である。
北方の土地に刻まれた記憶を、故郷を求める子どもの物語として描く。
「ひつじさんとおしくら」は、中尾彰が幼年向け雑誌『チャイルドブック』で発表した童画・幼年作品で、「なかよし幼稚園」「にこにこたろちゃん」とともに小学館児童文化賞の受賞対象となった。やわらかな線と親しみやすい動物表現で、幼い読者に遊びの場面を伝える作品である。
ひつじを題材に、幼い読者へおしくら遊びの楽しさを伝える中尾彰の童画作品。
落合聡三郎による児童劇。誕生会を題材に、子どもたちの贈り物、思いやり、友だちとの関係を舞台で表現する作品。
誕生会の場面を通じて、相手を喜ばせようとする気持ちや、子ども同士のやりとりを描く学校劇。
茂田井武の『キンダーブック』掲載作品は、戦後の絵雑誌に素朴な詩情、幻想、郷愁、ユーモアをもたらした童画の仕事である。幼い読者の日常に寄り添う絵の中に、旅の記憶や夢のような場面が静かに息づいている。
子どもの雑誌の紙面に、夢と郷愁を含んだ童画の世界をひらいた仕事。
『お月さまをたべたやっこだこ』は、永井鱗太郎による児童向け作品で、月と凧という親しみやすい題材から、子どもの想像力をのびやかに広げる物語。空に浮かぶ月を食べてしまうという大胆な発想が、昔話のような楽しさを生んでいる。
やっこだこが月を食べてしまう、空いっぱいに広がる子どもの想像の物語。
伊藤永之介『五郎ぎつね』は、農村文学で知られる著者が子ども向けに書いた児童文学作品です。狐をめぐる民話的な親しみやすさを通して、自然、暮らし、人と動物の関係を描いた物語と考えられます。
狐の物語を通して、自然と人の暮らしを子どもに伝える児童文学です。
二反長半『子牛のなかま』は、子牛をめぐる生活と仲間たちを描いた児童文学作品です。動物と子どもの近さ、農村の暮らし、命を育てる喜びを、子どもに親しみやすい物語として伝えます。
子牛とその仲間たちを通して、命と暮らしの温かさを描く児童文学です。
鈴木寿雄の「一連の作品」は、戦前から戦後にかけて児童出版物に描かれた童画の仕事を対象にした評価である。モダンでユーモラスな絵柄と、子どもの生活に近い親しみやすさによって、絵本や教科書の視覚表現を豊かにした。
モダンで親しみやすい童画によって、子どもの本の紙面を明るくした仕事。
三芳悌吉「一連の作品」は、児童出版における絵本・童画の仕事を対象にした受賞です。自然や生きものをよく観察する画家の目と、子どもに届く明快な絵づくりによって、戦後の児童文化に貢献しました。
特定の一冊ではなく、三芳悌吉が児童出版に残した絵と絵本の仕事全体を指す受賞対象です。
倉金章介の「一連の作品」は、戦後の児童漫画を明るく親しみやすい娯楽として広げた仕事を対象にした評価である。代表作『あんみつ姫』に見られる軽快なユーモアと愛らしい人物造形は、少女漫画・児童漫画の読者層を広げる力を持っていた。
明るいユーモアと愛らしい人物造形で、戦後の児童漫画を広げた仕事。
『まいごのドーナツ』は、奈街三郎による幼年童話。1952年に「幼年クラブ」掲載作として第1回小学館児童文化賞を受けた。幼児の日常に近い題材をもとに、親しみやすい食べ物であるドーナツを物語の中心に置き、子どもの目線に寄り添う生活童話として読まれる。
身近なおやつの小さな迷子が、幼い読者の日常を物語に変える。
『三びきのねこ』は、土家由岐雄による幼年向けの児童文学作品。資料によっては『三びきのこねこ』とも記され、「幼年クラブ」に掲載された作品として第1回小学館児童文化賞を受けた。三匹の子猫を中心に、幼い読者に近い動物の姿を通して、生活の中の出来事や感情をやさしく描く作品と位置づけられる。
三匹の子猫の姿を通して、幼い読者の日常と感情がやさしく動き出す。
『みかん』は住井すゑによる作品で、1952年のshogakukan-children-publishing-culture-awardで受賞対象となった。作品名と著者名を基準に公開資料を確認し、単独の単行本・文庫・短編集として識別できる刊行情報が確認できない場合は、掲載誌や雑誌号の識別子を用いずに扱う。
『みかん』は、住井すゑの受賞対象作として記録される作品です。
『一連の作品』は安泰による作品で、1952年のshogakukan-children-publishing-culture-awardで受賞対象となった。作品名と著者名を基準に公開資料を確認し、単独の単行本・文庫・短編集として識別できる刊行情報が確認できない場合は、掲載誌や雑誌号の識別子を用いずに扱う。
『一連の作品』は、安泰の受賞対象作として記録される作品です。
『一連の作品』は井口文秀による作品で、1952年のshogakukan-children-publishing-culture-awardで受賞対象となった。作品名と著者名を基準に公開資料を確認し、単独の単行本・文庫・短編集として識別できる刊行情報が確認できない場合は、掲載誌や雑誌号の識別子を用いずに扱う。
『一連の作品』は、井口文秀の受賞対象作として記録される作品です。
『一連の作品』は渡辺郁子による作品で、1952年のshogakukan-children-publishing-culture-awardで受賞対象となった。作品名と著者名を基準に公開資料を確認し、単独の単行本・文庫・短編集として識別できる刊行情報が確認できない場合は、掲載誌や雑誌号の識別子を用いずに扱う。
『一連の作品』は、渡辺郁子の受賞対象作として記録される作品です。