日本の文学賞

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サントリーミステリー大賞 さんとりーみすてりーたいしょう

第9回(1991年)

ミステリー新人賞

受賞者

4名

ヴェネツィアの名門歌劇場で、著名な指揮者が毒殺される。警察官ブルネッティが、芸術界の人間関係と街の陰影をたどりながら真相へ近づくミステリー。

華やかな歌劇場の死から、ヴェネツィアの人間模様が静かにあらわになる。

292ページ
海外ミステリーヴェネツィア警察小説
今井泉 読者賞
碇泊なき海図

船のように行き場を失った男の漂泊感と喪失を描く長編。深い哀しみを抱えた人物の内面を、海図という題名に重ねて描き出す。

碇泊地を持たない船のように、男は喪失の海を漂う。

喪失漂泊心理ミステリー
醍醐麻沙夫 佳作賞
ヴィナスの濡れ衣―南紀殺人事件

南紀白浜で運輸会社社長が刺殺され、濡れ衣を着せられそうになった海洋研究所員が自ら犯人探しに乗り出す長編ミステリー。海辺の土地柄を背景に事件が展開する。

濡れ衣を晴らすため、海洋研究所員は南紀の殺人事件を追い始める。

265ページ
殺人事件南紀濡れ衣
横山秀夫 佳作賞

十五年前の女子高生転落死、時効目前の殺人予告、かつての同級生たちの記憶が絡み合う長編ミステリー。過去の出来事が現在の捜査を揺さぶる。

時効が迫る過去の死が、同級生たちの現在を再び動かす。

331ページ
過去の事件学校警察ミステリー