日本の文学賞

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谷崎潤一郎賞 たにざきじゅんいちろうしょう

第41回(2005年)

小説戯曲

受賞者

2名
町田康 まちだ やすし 受賞

河内音頭にも歌われた河内十人斬りをモチーフに、城戸熊太郎の生涯と破局へ向かう内面を描く長編。饒舌で滑稽な語りが、言葉にならない屈辱や孤独を圧倒的な密度で押し出す。

語り続けるほどに、熊太郎の孤独は深く露わになる。

676ページ
河内十人斬り長編小説言葉と暴力近代日本
山田詠美 やまだ えいみ 受賞

鳶職、ごみ収集、ガソリンスタンド、引っ越し、汚水槽清掃、火葬場など、働く人びとの恋と人生を描く短編集。甘さと苦さが混じる六つの物語が、日常の仕事と感情の機微を鮮やかに結びつける。

働く身体のそばで、恋は甘く、苦く、確かな味を残す。

237ページ
恋愛小説短編集労働生活感覚