東京中野文学賞 とうきょうなかのぶんがくしょう
第1回(2022年)
小説
受賞者
5名
鬼祓い桃園神社
神社と祓いのイメージを用いながら、人の恐れや救いのありかを探る佳作。幻想的な舞台の中で、消えないものに触れようとする。
祓いの名を借りて、消えないものに触れる。
小説神社祓い民俗幻想
始発電車は午前五時
始発を待つ朝の時間を通して、ひとりの視点が少しずつ解けていく小説。駅へ向かう静かな時間が物語の入口になる。
午前五時、まだ誰もいない駅に物語が始まる。
小説朝駅時間通学
ささやかな音を聴く
日常の小さな音に耳を澄ませながら、人の気配や季節の移ろいを描く小説。静かな聴取が物語を前に進める。
耳を澄ますほどに、世界はかすかに震える。
小説音日常感覚季節