女流文学賞 じょりゅうぶんがくしょう
人に言えない思いや裏切りの気配を抱える人物たちを描く短編集。表題作をはじめ、戦後を生きる男女の欲望、老い、異国での孤独が、平林たい子らしい反骨の視線で描かれる。
胸の内にしまわれた秘密が、人間関係の形を静かに変えていく。