読売文学賞 よみうりぶんがくしょう
日常の奥から突然立ち上がる声を通して、記憶、欲望、心の裂け目を描く小説。繊細で緊迫した心理描写が読者を内面へ引き込む。
不意の声は、心理を軸に河野多惠子の視線が凝縮された受賞作である。
自然と生活に根ざした感興を、飾らない文体で描く作品。素朴な味わいのなかに、長く書き続けた作家の観察眼が息づいている。
野趣は、自然を軸に瀧井孝作の視線が凝縮された受賞作である。