日本の文学賞

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Causes of Separation
Independently published

Causes of Separation

Travis J. I. Corcoran

月面独立都市アリスティラスをめぐり、地球政府の介入と自由な共同体の抵抗を描くSF長編。軍事衝突、人工知能、知性化された犬、月面都市の経済が絡み合う。

明治あやかし新聞 三 怠惰な記者の裏稼業 (メディアワークス文庫)
KADOKAWA

明治あやかし新聞 三 怠惰な記者の裏稼業 (メディアワークス文庫)

さとみ桜

新聞に掲載される妖怪記事には、優しさと温もりがありました。 日がな一日サロンで惰眠を貪る日陽新聞社の記者・久馬と、役者崩れの妖美な男・艶煙の裏稼業を手伝う事となった香澄。 ある日三人で酉の市に出かけると、久馬と艶煙の昔馴染の藤治郎に遭遇する。 思い出話に花を咲かせる三人だったが、ふいに藤治郎が艶煙に対し「まだあの男を探しているのですか?」と、意味深長な言葉を残し――。 艶煙の過去を紐解く大人気明治あやかし物語第三弾! 「雲外鏡の怪」「鬼火の怪」「嘆きの面の怪」三編を収録。

Theory of Bastards
Europa Editions

Theory of Bastards

Audrey Schulman

近未来の気候不安と技術依存の世界で、進化生物学者がボノボ研究施設に滞在し、停電と災害の中で研究と生存を重ねていくSF長編。

Vanished! (Framed!)
Aladdin

Vanished! (Framed!)

James Ponti

子どもたちの捜査チームを描く Framed! シリーズ第二作。行方不明事件を追う軽快な謎解きと、若い読者にも届くテンポのよい冒険が軸になる。

あたらしいエクスプロージョン
白水社

あたらしいエクスプロージョン

福原 充則

終戦直後の日本で、映画人たちが邦画史上初のキスシーンを撮ろうと奔走する戯曲。フィルムもカメラも不足する時代に、GHQの思惑や映画人の情熱が交錯し、笑いを含みながら表現の始まりを描く。

バルパライソの長い坂をくだる話
白水社

バルパライソの長い坂をくだる話

神里 雄大

移民の記憶と越境する視点で、パラグアイ、アルゼンチン、チリ、ペルー、沖縄、父島を結びながら語られる戯曲。父の死や旅、歴史の痕跡をめぐる複数の声が、国境を越えて思考する劇作家の世界を形づくる。

群像短篇名作選 1970~1999 (講談社文芸文庫 くK 2)
講談社

群像短篇名作選 1970~1999 (講談社文芸文庫 くK 2)

群像編集部, 三浦 哲郎, 吉村 昭, 富岡 多惠子, 林 京子, 藤枝 静男, 小島 信夫, 大江 健三郎, 後藤 明生

老いた落語家を中心に、落語『立切れ』の情趣を下敷きにしながら、男女の関係、老い、死、芸の終わりを乾いた筆致で描く短篇である。情話を現代的な冷たさへ反転させる力がある。

夜の終る時/熱い死角 (ちくま文庫)
筑摩書房

夜の終る時/熱い死角 (ちくま文庫)

結城 昌治, 日下 三蔵

警察組織の内部にある歪みと、現場刑事の倫理的な葛藤を軸にした警察小説。事件を追う過程で、捜査の正義と組織防衛の論理がぶつかり、乾いた筆致で犯罪と職業意識の重さを描く。