日本の文学賞

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7030 件の新刊

具現
思潮社

具現

貞久 秀紀

見えるものを通じて、見えないものの輪郭へ近づこうとする詩集。写生の試みを核に、風景や光景が別の可能性を帯びる瞬間を追う。

歌うカタツムリ――進化とらせんの物語 (岩波科学ライブラリー 262)
岩波書店

歌うカタツムリ――進化とらせんの物語 (岩波科学ライブラリー 262)

千葉 聡

『歌うカタツムリ:進化とらせんの物語』は、カタツムリの殻の巻き方や求愛行動を手がかりに、進化研究の歴史と現場を描く科学ノンフィクションです。研究者の試行錯誤と論争をたどりながら、生物の多様性がどのように生まれ、どのように理解されてきたかを物語として読ませます。

よるのおと
偕成社

よるのおと

たむら しげる

夜の池のほとりを歩く男の子が、おじいさんの家へ着くまでの短い時間を描く絵本。音、闇、水辺の気配を最小限の言葉と絵で表す。

中世の窓から (ちくま学芸文庫 ア 25-5)
筑摩書房

中世の窓から (ちくま学芸文庫 ア 25-5)

阿部 謹也

ドイツ・ニュルンベルクを主な舞台に、中世都市に生きた名もなき人びとの暮らしをたどる歴史書。貨幣経済の浸透や職人世界、祭り、贈与、女性、ユダヤ人などを通じて、人と人との関係や社会構造が大きく変わっていく中世ヨーロッパの姿を描き出す。

前途 (P+D BOOKS)
小学館

前途 (P+D BOOKS)

庄野 潤三

『前途』は庄野潤三の受賞作で、人物の内面と時代の空気を結びつけながら、人間の選択や記憶の重さを描く作品である。

Darktown: A Novel (The Darktown Series)
37 Ink

Darktown: A Novel (The Darktown Series)

Thomas Mullen

第二次大戦後のアトランタで初めて任命された黒人警官たちを軸に、人種隔離下の捜査と正義を描く歴史犯罪小説。制度的差別の中で、若い女性の死を追う捜査が街の暴力と沈黙を暴いていく。

Who Runs the World?
Macmillan Children's Books

Who Runs the World?

Virginia Bergin

『Who Runs the World?』は、男性のほとんどがウイルスで失われ、女性たちが社会を運営する未来を描くヤングアダルトSFである。十四歳のリバーは、絶滅したと思っていた少年メイソンと出会い、平和で安全だと教えられてきた世界の前提を疑い始める。

中世の王朝物語 享受と創造
臨川書店

中世の王朝物語 享受と創造

金光 桂子

中世王朝物語の享受と創造を、作品研究と物語史の視点から論じる研究書。中古文学の継承が中世にどう読み替えられ、新しい物語を生み出したかを検討する。

虚子散文の世界へ
ウエップ

虚子散文の世界へ

本井英

本井英による高浜虚子の散文研究。俳句の巨人として知られる虚子を、写生文、小説、戯曲などの散文の仕事から読み直し、俳句以外の表現領域へ視野を広げる。